2017年11月15日

南アルプストンネル新設(静岡工区)工事が契約された

◇ 2017.11.15 中央新幹線南アルプストンネル新設(静岡工区)工事の契約について
工  事  名 中央新幹線南アルプストンネル新設(静岡工区)
請 負 業 者 中央新幹線南アルプストンネル新設(静岡工区)工事共同企業体
        (大成建設株式会社・佐藤工業株式会社)
工 事 場 所 静岡県静岡市葵区
工 事 区 分 土木
工 事 概 要 トンネル工事
契 約 締 結 日 平成29_2017年11月15日
工     期 契約締結の翌日から平成38_2026年11月30日まで

この契約広報に記載されている参照図は2017年6月の 南アルプストンネル静岡工区と導水路トンネルの入札公告 で掲載された図と同じです。ちなみに、2017年10月18日 大井川導水路トンネル工事契約 でした。

南アルプストンネル静岡工区
○工事の留意点
・ 本工事は、南アルプスを施工区域とし、最大土被りが1,000m以上の区間を含む、主に 四万十層群の地層におけるトンネル工事であり、高度な施工技術を必要とします。
・ 関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9年法律第81号)に基づく「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】(東海旅客鉄道株式会社 平成26年8月29日公告)」、及び「「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】平成26年8月」に基づく事後調査報告書(導水路トンネル等に係る調査及び影響検討結果)(東海旅客鉄道株式会社 平成29年1月17日公表)」を踏まえ、大井川流域の水資源など、環境の保全に十分配慮して実施する工事です。
続きがあります・・・
posted by ictkofu at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事

2017年11月09日

JR東海は大井川利水団体に流量減対策を個別説明する(報道記録)

参考・JR東海・ニュースリリース 『【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。』
リニア計画、流量減対策を個別説明へ 大井川利水団体にJR東海(静岡新聞 2017/11/9 07:59)
 JR東海の柘植康英社長は(2017年11月)8日、名古屋市で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線計画に伴う大井川の流量減少対策を明記した下流利水者との基本協定に関して「締結に至っていないが、締結したいという気持ちに変わりない」と強調した。「協定の有無にかかわらず、締結寸前までいった内容(流量減少対策)は誠実に実行する」と改めて述べ、近く担当者が利水団体を個別に訪ね、考えを伝える方針を示した。
 柘植社長の説明によると、県が求める水資源の「全量回復」の認識で依然食い違いがあるという。JR側は、リニア工事の影響で大井川の流量が毎秒2トン減ると予測しながら「『全量』が何かはっきりしない中で『全量を戻す』という約束はなじまない」と主張。「導水路トンネルを設置し工事着手後も河川の流量などをきめ細かく確認する」など対応を示すが、平行線が続いているとみられる。
 川勝平太知事が10月の記者会見で協定の未締結とともに批判した「静岡県にはリニアのメリットがない」との点に関して、柘植社長は「これまで、リニア建設による東海道新幹線の停車増などをメリットとして申し上げてきたが、報道を見ると『それは当たり前のこと』という受け止めもあるようだ。それでも大都市圏との距離が縮まれば、静岡県の価値は上がる」と述べた。
 静岡市との関係にも言及し、同市から要請があるというユネスコエコパーク(生物圏保存地域)を含めた地域振興について「できる限り貢献させていただきたい」と述べた。

JR東海のリニア新幹線関連事業で新聞発表情報の一覧には次のページもあります。
関連プレスリリース
これまでリニア新幹線工事に関して、新聞報道が「記者会見で語った」とした会見内容のプレリリース記事がアップロードされていないケースがほとんどでした。従って社長と記者の間で交わされた質疑応答があってもその状況は外の世界に居る一般人には判りません。

続きがあります・・・
posted by ictkofu at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境影響

2017年11月08日

長野県松川町で残土処分の候補地取り下げ要請(報道記録)

松川町のリニア残土処分 下流の福与区、候補地取り下げ検討を要望(信濃毎日新聞 2017年11月7日)
 リニア中央新幹線建設工事の残土処分候補地となっている下伊那郡松川町で、候補地の下流域に位置する同町福与区は(2017年11月)6日、候補地の取り下げを検討するよう求める要望書を町に提出した。同区は昨年(2016年)11月にも同様の要望書を町に提出し、残土の受け入れ反対を表明している。JR東海はすでに工事を始めた同郡大鹿村で発生する残土約300万立方メートルの大半を同町に運ぶ計画で、候補地周辺の住民との溝があらためて浮き彫りとなった。
 区リニア工事対策委員会の正副委員長と区長ら5人が町役場で、深津徹町長に要望書を手渡した。候補地の下流域住民の間には残土で沢を埋め立てることで土砂災害発生の懸念があり、要望書は対策委で専門家を招いて検討を重ねた結果、「不安が増幅した」と強調。残土を受け入れる方針の東隣の生東区が示している残土活用を通じた地域活性化策は具体的ではないとも主張している。
 福与区側は町に口頭で、松川町以外の自治体も残土を受け入れ、負担が分散されるようにしてほしいとも求めた。また、同区は残土の流出対策などについてのJR東海の説明が「不誠実」と指摘。米沢正幸委員長らは取材に、町へ再要望した理由について「黙っていては『理解を得られた』と(JRに)判断されかねない」とした。
 深津徹町長は「重く受け止めたい。JRや県へ区の要望を伝えた上で、町としての対応も検討したい」と述べた。
 JR東海は2019年度から大鹿村の残土を村外に搬出する計画を示している。
2016年03月04日開催の第1回松川町リニア中央新幹線建設工事対策委員会、会議資料から
処分候補地

資料図で、中山(丸ボッキ地籍)が当該地です。2017年9月1日に開催された第5回会議録によれば、JR東海が調査測量して計画図面成中、それを生東区、地権者組合、福与区へ説明会を開催し、提示予定《県道22 号線の改良計画図面と合わせて》 との事でした。地権者組合とは2016年9月に(リニア発生土受入れの為?)設立された「生田中山地区用地鼠尾洞関係者組合」と思います。
第5回会議録で中山(つつじ山線地籍)と長峰(本洞地籍)については、JR東海は環境調査中で概略設計図を作成中、置き場地権者へ意向確認の予定と記されています。
今回の要望は9月会議以後に開催されたJR東海説明会などの状況によるものと思えます、10月には対策委員会の会議は無く、松川町11月予定表にも未だ開催予定の記載はありません。
(引用記事で編者が強調表示した部分はリニア事業沿線地域全てに共通の問題です。)

長野県下伊那郡松川町ホームページ
会議の公開ページから 「松川町リニア中央新幹線建設工事対策委員会」会議情報を確認できます。
(この件はWebページで整理する予定、このブログでは タグ「松川町」

posted by ictkofu at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 発生土(残土)

2017年11月06日

防音や地域振興、飯田市主催で知事と意見交換会(報道記録)

防音や地域振興で協力訴え 飯田でリニア意見交換会(信濃毎日新聞 2017年11月5日)
 リニア中央新幹線の県内駅周辺の地権者や飯田下伊那地域の産業関係者らが阿部守一知事と意見交換する会が(2017年11月)4日夜、飯田市であった。地元の自治会や商工業団体の代表ら11人が出席し、JR東海に要望する事項や、リニアを地域振興につなげる方策などについて、県の協力を求めた。
 5月に県が同様の意見交換会を同市で開催。今回は初めて同市が主催して開いた。
 座光寺地域自治会の福田富広会長は、防音対策の覆い(フード)を本線に設けるようJRに要望しているが、「検討中」として具体的回答が得られていないと報告。「(本線の周辺は)静かな農村集落で、住民が騒音に対して不安を抱えている」と訴えた。
 南信州・飯田産業センター(飯田市)専務理事で多摩川精機(同市)の萩本範文副会長は「旧飯田工業高校を拠点に新しい産業を生み出し、全国に発信したい。県にも支援してほしい」。飯田観光協会の中島一夫会長は「観光客がまた来たいと思うおもてなしができる人材の育成や派遣をお願いしたい」と求めた。
 知事は「今日出た意見を整理した上で、JR東海の柘植康英(つげこうえい)社長と懇談する機会をつくり、しっかりと要望したい」と話した。
posted by ictkofu at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域活性化

2017年11月05日

中央新幹線工事の進捗状況 2017年9月30日現在

JR東海が半期毎に公開する「計画の進捗状況」として掲載される「中央新幹線工事の進捗状況」(PDFファイル)を記録しておきます。 今回は 2017.10.26 作成と思えるPDFファイルでした。
中央新幹線工事の進捗状況

中央新幹線工事の進捗状況(2017.9.30 現在としてJR東海の公表資料による)

① 南アルプストンネル(山梨工区 ) [山梨県] (2015.08)
② 品川駅(北工区)[東京都] (2015.09)
③ 品川駅(南工区)[東京都] (2015.10)
④ 南アルプストンネル(長野工区)[長野県] (2016.02)
⑤ 名城非常口[愛知県] (2016.04)
⑥ 北品川非常口及び変電施設(地下部)[東京都] (2016.04)
⑦ 小野路非常口他[東京都] (2016.4)※
⑧ 品川駅(非開削工区)[東京都] (2016.05)
⑨ 日吉トンネル(南垣外工区)[岐阜県] (2016.06)
⑩ 第四南巨摩トンネル(西工区)[山梨県] (2016.07)
⑪ 中央アルプストンネル(山口)[長野・岐阜県] (2016.08 )※
⑫ 名古屋駅(中央東工区)[愛知県] (2016.09)
⑬ 名古屋駅(中央西工区)[愛知県] (2016.09)
⑭ 伊那山地トンネル(坂島工区)[長野県] (2016.09)
⑮ 坂下非常口[愛知県] (2016.10)
⑯ 東百合丘非常口[神奈川県] (2016.11)
⑰ 中央アルプストンネル(松川)外[長野県] (2016.12)※
⑱ 梶ヶ谷非常口及び資材搬入口[神奈川県] (2017.02)
⑲ 伊那山地トンネル(青木川工区)[長野県] (2017.08)
⑳ 第一中京圏トンネル(西尾工区)[愛知県] (2017.09)
※鉄道・運輸機構による工事契約締結件名【下図参照】
鉄道・運輸機構の工事受託状況
鉄道・運輸機構の工事受託状況

全国に報じられた工事着工の最初は2015年12月18日山梨県早川町で南アルプス・トンネル(山梨工区)の起工式でしたが、上掲資料で(H27.8)と表示されているのは、2015年8月26日に大成建設・佐藤工業・錢高組JVと契約を交わしたことによるものと思えます。

リニア新幹線工事の進捗状況や問題点について、このブログでは カテゴリー「工事」 及び タグ「工事」 でバラバラな記事にしていますが、まとめてWebページで整理していく予定です。
私の作業には地域行政が事業進行状況を地域の人々に伝えながら、どのように対応しているかを確認・記録することも含まれます。沿線地域にとって究極の目的は地域活性化のはずだからです。

タグ:工事
posted by ictkofu at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事