2019年03月16日

名古屋市の名城非常口は地下水で掘削作業を中断している

リニアの「名城非常口」掘削、地下水で中断 昨年末から(朝日新聞 佐藤英彬 2019年3月16日 08時33分) 2019年3月16日の報道として早かったのは朝日新聞、これは部分公開の有料記事です。

リニア、地下水で掘削作業中断 名古屋の非常口新設工事(共同通信 2019年3月16日 12:35)
 JR東海が2027年に開業を目指すリニア中央新幹線の「名城非常口」(名古屋市)新設工事で、掘削作業中に地下水が湧き出たため、昨年(2018年)12月から作業を中断していることが(2019年3月)16日分かった。同社は、地下水を観測する井戸の水位に変化が見られないため、地盤沈下など周辺への影響はないと説明している。作業は今秋(2019年秋)、再開する見通し。
 同社などによると、名城非常口は直径約40メートル、深さ約90メートルの立て坑となる計画。地上とつながり、リニア車両が走るトンネルの掘削工事の拠点となる。

この共同通信の配信を掲載した各紙(私が確認した限り、掲載時刻順)・・・
岐阜新聞 2019年03月16日 12:34
福井新聞 2019年3月16日 午後0時34分
四国新聞 2019/03/16 12:34
茨城新聞 2019年03月16日(土) 12時34分
中日新聞 2019年3月16日 12時35分
東京新聞 2019年3月16日 12時35分
京都新聞 2019年03月16日 12時36分
西日本新聞 2019年03月16日 12時37分
信濃毎日新聞 3月16日12時41分
日本経済新聞 2019/3/16 16:33

リニア中央線「名城非常口」、昨年12月から地下水で掘削作業中断(CBCニュース YouTubeサイト 2019/03/16 に公開されたテレビニュース)
 名古屋市中区にあるリニア中央新幹線の、「名城非常口」の工事現場で、地下水が湧き出たため、去年(2018年)12月から、掘削作業を中断していたことが分かりました。
 JR東海によりますと、深さおよそ50メートルの地点で地下水が出て、今後、排水と、水を止める薬液を注入し地盤を固める工事を行う予定です。
 今年(2019年)秋に作業を再開し、中断による2027年開業への影響は無いということです。(16日17:40)
このニュースを見ていて以前私が想定した場所に間違い無いと思いました。
CBSテレビニュース

2015年08月13日 「名古屋市の名城非常口新設工事とJR東海の子会社吸収合併の関連」 を書いた時に調べて予定地と推測した場所 Google ストリートビュー からキャプチャーした写真です。

名城非常口予定地

当時調べた地図ですが、この官庁街でリニア中央新幹線事業を理解している公務員の方々が工事中断の理由に関心が無かったのか不思議です。まさに地元の愛知県議会、名古屋市議会の2月定例会でも話は出なかったのでしょうか。
地図 名城非常口周辺
2016年06月24日 「名古屋市の名城非常口工事でサンプル土壌に鉛汚染」 という記事も書きました。この時、名古屋市環境局の担当者は「自然由来の可能性が高く、健康への影響はない」と語られたそうです。今回の地下水も自然由来の汚染が無いと確認した上で下水道に排出しているのだとは思いますが・・・

引用した記事に書かれている年月日は編者が補足しています。強調表示も編者です。

続きがあります・・・
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2019年03月15日

山梨リニア実験線発生土置き場を 2018年9月5日に視察した報告、中川村より

長野県中川村リニア中央新幹線対策協議会 において 第17回中川村リニア中央新幹線対策協議会開催(2018.11.1) の会議録が公開されています。
 期日 平成30_2018年11月1日(木) 午後7時〜8時20 分
 場所 中川村基幹集落センター集会室
 出席者 委員18 人(欠席者5人) JR東海5人、長野県4人、工事請負業者12 人、村関係者9人
「6 報告事項 (1)山梨リニア実験線発生土置き場視察について」を会議録(PDFファイル)から引用、記録しておきます。

幹事(PDFファイル p.3 〜)
 続きまして報告事項でございます。
去る(2018年)9月25日に山梨リニア実験線の発生土置き場の視察を行いました。
内容につきましては、むらづくり係長から報告をお願いします。

会長(引用は当該箇所のみ)
 その前にいいですか。
まず、前回の協議会での一致したところ、委員の皆さんと確認したところについて幾つか申し上げます。
(中略)
それと、もう一つ、山梨実験線の埋め土の実例の現地調査を行う、・・・
(という発言から、この現地調査は前回の協議会で決められていた事が分かります。)

幹事(PDFファイル p.8 〜)
 それでは、リニア実験線発生土置き場の視察に行ってまいりましたので、その内容の報告をさせていただきたいと思います。
資料をめくっていただいて、4ページから簡単にまとめさせていただいております。写真がちょっと見づらかったりするんですけれども、そこはちょっと御勘弁いただければと思います。
4ページのほうですけれども、9月25日に開催をさせていただいて、12人の委員、幹事、事務局で視察に行ってまいったということになります。
全体の位置図としては、こんな感じで、リニア実験線の周りに行くような形で、結構長距離な移動になりました。
1つ目の都留市の盛り土の視察の場所ですけれども、ここは約55万㎥の残土を活用して土地改良を行った事例となります。リニア実験線のトンネル区間とトンネル区間の間の谷間に位置をしていまして、下流には住宅も存在をしているような場所になります。
ちょっとわかりづらいんですけれども、中央を流れていた河川っていうのがあったんですけれども、その河川を南側の山のほうにつけかえをして、農地として今活用をされているといったような説明を受けました。
続いて②番の大月市の事例ですけれども、ここは約80万㎥の残土を活用してガイドウエー施設、関連施設だったり大月の広域事務組合の焼却施設、あと特別養護老人ホーム、人工芝のサッカー場が建設をされていました。ここも直下に民家があるような土地でした。
めくっていただいて6ページ目ですけれども、ここも大規模でしたが、笛吹市の事例になります。ここは約160万㎥の残土を活用してガイドウエー施設、関連施設が建設をされているということでした。この埋め立てをした場所の直下には中央道が走っているといったような場所になります。ガイドウエーヤードとして活用している間は、JRによって年2回除草をしたりといった管理をしているというような説明を受けました。ここは2つの沢筋を埋め立てていまして、実験線残土発生土の中でも最も大きなものだという説明を受けました。
簡単な説明ですが、いろいろをごらんいただけたと思います。
以上です。

幹事
 報告事項は以上でございますが、御質問等ございますでしょうか。
(質問発言は無いので次の事項に入る)
それでは、報告事項は以上とさせていただきまして、7の協議事項に入ってま いります。

長野県中川村はリニア沿線に該当する地域ではありません。南アルプストンネル長野工区の工事推進の為に必要な道路の改良工事に関係されているのです。主要地方道松川インター大鹿線工事による環境問題や発生土処分が中川村にも影響することから中川村リニア中央新幹線対策協議会が設置されました。
これまでの経過は協議会ホームページから読み出せます。

続きがあります・・・
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2019年03月04日

山梨県リニア中央新幹線関連事業のこれからは

私の記事 「山梨県新知事、長崎幸太郎氏のリニア中央新幹線関連の事業構想」(2019年01月30日) にコメントを戴いたのでレスを書きました。今後の記事の予稿みたいな内容になってしまいましたが、自分の覚えの為に記事にしておきます。

県政が進めたリニア駅周辺地域活性化計画には3つのポイントがあると思っています。
 1.甲府市、昭和町、中央市を一体化して観る都市計画
 2.リニア中央新幹線山梨県駅の停車頻度と予約制
 3.山梨県駅と県内各地を結ぶ交通の利便性

1.コンパクト・シティに関する問題ですし、人口減少と財政問題で、いずれ合併構想が出てくるかも知れません、山梨県甲府市は2019年4月1日に特例市から中核市になりますが人口は少ない。(編注1

2.山梨県駅利用客数と予約制の問題です。利用者数を1時間2本(片道)に変更した予測値が県庁から出ましたが根拠は疑問です。
JR中央線が特急予約制になったことで予約制リニアのテストになるように思えます。鉄道利用にもスマホを使いこなす技が必要な時代になりました。(編注2

3.駅が現在計画地なら現状ではバス交通の利便性確保しかありません。
 JR東海のリニア計画が分かった時、身延線がありながら何故離れた場所に駅なのかと思い、中間駅は地域の要求で置くだけの通過駅に過ぎないからだと私は理解したのです。
東京〜名古屋〜大阪を短時間で結ぶためのリニアであり、停車頻度もそれにより決まった、だから駅周辺開発など無駄だと。
国土交通大臣はそれを踏まえて認可し、沿線地域をなだめる為にスーパーメガリージョン構想を打ち出したが、本質は3都市一体化に過ぎない。(編注3)

長崎知事が身延線近接地に駅を置くという策を打ち出された事は、おそらく国土交通省・JR東海とその話が始まっているからかも知れません。(編注4)
しかし、それにより山梨県駅停車回数が増えるかどうかは未知の問題です。
駅が無くて南アルプスと大井川への影響だけの静岡県問題がありますのでJR東海が静岡県サービスとしても身延線運行と一体化した山梨県駅停車を考慮するかどうかは全くわかりません。

私は長崎知事構想の成行きに注意しながらリニア中央新幹線事業を見ていきたいと思っています。

上記3点では言及していませんが、山梨県内はじめ沿線各地の環境影響問題などは全く別な話です。
工事期間10年間我慢すれば済む事と、その間に発生するかも知れない事故と、リニア開通後も軌道近接地域で生活を続けられるだろうかと思えるような問題とがあるのです。
そして、リニアは見るだけ乗るだけで現状工事問題に無関心な方々も、自分や家族が乗った時に安全なのかと考えて、色々出ている情報を確認してみることは最も大切なことです。

(編注1)中核市への移行について(甲府市公式サイト特集ページ)
(編注2)JR東日本3月のダイヤ改正は見直さず、2月5日の社長記者会見(私のgooブログ記事)
(編注3)「国土のグランドデザイン2050」との関係(スーパーメガリージョンについて私のWebサイト記事です)
(編注4)知事JR東海社長と面会/先月末 リニア中間駅位置「確認中」(2019年3月7日 読売新聞山梨版)思いがけず読売新聞記事が出ましたので追記しておきます。2月26日にJR東海の金子社長が、就任された長崎知事への挨拶として県庁を訪れ面会されたとのことです。

上記末尾に付記したことから具体的には以下のような事があります

◇早川芦安連絡道路建設計画 (リニア中央新幹線工事発生土の処理で建設されている山梨県事業です。進捗状況の広報が明確とは思えません。)

◇リニアの見える化と騒音問題 (実験線から南アルプストンネルまでの県内区間は高架橋で市街地も通過します。)

◇工事発生土の処理 (早川町での置き場、仮置き場についてはJR東海が公表していますが、県内各地で計画されている発生土処理について情報の所在が不明です。)

◇リニア山梨県駅計画地の変更 (西にズレて身延線近傍になったとき、現在地計画で予定された発生土による埋め立て計画はどのように変わるか。それにより山梨県内発生土処理予定に変更は無いのか。)

◇事業情報の公開 (リニア中央新幹線事業の進捗状況については県政からの的確随時の広報が無い状況と思えます。県民への情報提供について長崎知事県政はどのように改善していくか。)

その他諸々の事を含めて、長崎知事の施策を拝読して考察を続けたいと思っています。山梨県政が沿線他都県の状況を確認して自県の事業計画との整合性にはどのように配慮しているかも重要なポイントです。
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2019年02月24日

静岡県とJR東海が直面する「大井川水源問題」(ポストセブン記事紹介)

リニア新幹線 静岡県とJR東海が直面する「大井川水源問題」(2019.02.24 07:00 NEWSポストセブン 著者・小川裕夫氏(おがわ ひろお)フリーランスライター)
小川裕夫氏は静岡県出身、Twitter @ogawahiro があります。 小川裕夫|note はご自身の記事リスト。
今回の記事冒頭を引用しておきます。

江戸時代には東海道でも屈指の難所と呼ばれ、箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬと言われた大井川。その大井川が原因で、中央リニア新幹線プロジェクトが困難に直面している。トンネル掘削によって大量に噴出する大井川水源の水を、どのように処理するのかという問題だ。ライターの小川裕夫氏が、大井川を挟んで静岡県とJR東海が直面している問題についてレポートする。
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続きがあります・・・
posted by ictkofu at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡県

2019年02月22日

JR東海工事発注予定 5件 2019年2月

東海旅客鉄道株式会社
2019年2月18日

中央新幹線建設工事に係る今後の発注見通しについて

 当社における中央新幹線建設工事に係る今後の主な工事の発注見通しを以下のとおりお知らせします。
 なお、ここに記載する内容は、2019年2月18日現在の見通しです。関係各所との協議などの状況により、実際の発注にあたっては、契約手続きを開始する時期の変更や、記載の工事を複数に分けるなど、内容を変更する場合があります。また、記載にない工事を発注する場合もありますので、予めご留意ください。
※下線部が今回追加した工事です。(編注・③の全項目が下線部です)

①工 事 名:中央新幹線第一首都圏トンネル新設(東百合丘工区)ほか
 工事種別:土木  土木設計調査
 工事場所:神奈川県川崎市、東京都町田市
 工  期:約 80 ヶ月
 工事概要:トンネル(シールド工法 約 4,200 m)、非常口工事一式
 契約手続きを開始する時期:2019年度第 1 四半期〜第 2 四半期

②工 事 名:中央新幹線第二首都圏トンネルほか新設
 工事種別:土木 土木設計調査
 工事場所:神奈川県相模原市
 工  期:約 70 ヶ月
 工事概要:トンネル(シールド工法 約 3,700 m)工事一式
      なお、トンネル工事は駅部のシールドトンネル(約 100 m)を含む
 契約手続きを開始する時期: 2018年度第 4 四半期〜2019年度第 1 四半期

③工 事 名:中央新幹線藤野トンネル新設
 工事種別:土木
 工事場所:神奈川県相模原市、山梨県上野原市
 工  期:約 70 ヶ月
 工事概要:トンネル(山岳工法 約 10,500 m)工事一式
 契約手続きを開始する時期: 2019年度第 1 四半期〜第 2 四半期

④工 事 名:中央新幹線自立式ガイドウェイ側壁製作保管(中津川地区)
 工事種別:土木
 工事場所:岐阜県中津川市
 工  期:約 10 ヶ月
 工事概要:ガイドウェイ側壁製作(約 680 本)工事一式
 契約手続きを開始する時期: 2018年度第 4 四半期〜2019年度第 1 四半期

⑤工 事 名:中央新幹線長島トンネル新設
 工事種別:土木
 工事場所:岐阜県恵那市
 工  期:約 80 ヶ月
 工事概要:トンネル(山岳工法 約 5,950 m)工事一式
 契約手続きを開始する時期: 2018年度第 4 四半期〜2019年度第 1 四半期

この情報のソースはJR東海サイトで 「企業・IR・採用・資材調達」 から入り 「中央新幹線計画に関する公表資料等」 > 「その他」 を開けば PDFファイル が読めます。
この情報は持続公開されません。PDFファイル名 outlook.pdf から分かるように、次回の情報で内容が書き換えられて、同じファイル名で発信される仕様です。御社のネット発信とは異なる仕様かも知れませんのでご留意ください。

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