2013年08月31日

リニア中央新幹線の総合報告、マスコミでは読めない

8月が終り、いよいよリニアの秋です。9月には環境影響評価準備書の説明会が関係都県で行なわれる予定で、今回はかなり細かく地域別に実施されると言われています。その説明会スケジュールが関係都県一括して示されることを期待したいと思います。それに併せて公開される説明資料も都県分まとめて公開されることが望ましいものです。
と言うのは、今年2013年の5月〜7月に山梨、長野、岐阜、愛知、神奈川、東京で行なわれた説明会は、その都度日を追って別々に広報され説明資料も公開されたので、全体像を把握するのがなかなか難しかったのです。
この秋には路線と中間駅についての決定も公表されると言われていますから、沿線地域の人々に品川〜名古屋の全体像が明らかになります。環境影響もそのトータルな観点を踏まえて国民が判断できることが大切です。
線路が10メートル欠けてもリニア中央新幹線として成立しません、我が地域には問題無いとしてリニア関連事業をそれぞれの自治体が推進するなら、失政の責任をとる覚悟を示してから着手すべきです。
・・・・と、前置きはここまでにして、以下、本文

山梨県大月市、上野原市地域での山梨リニア実験線トンネル工事による水源喪失のことをルポルタージュ記事で読んで以来、フリージャーナリスト:樫田秀樹さんのブログ、「記事の裏だって伝えたい」を常に確認していました。
しかし全くうかつにも、樫田さんのホームページがあることに気付かなかったのです。たまたま、「リニア 残土」のキーワード検索からヒットした記事一覧に未読のものが表示されていて知りました−
夢の「リニア新幹線」は第二の原発かーー着工まであと2年ーー 週刊プレイボーイ 2012年6月11日号掲載の原文(とのことですから、記事中の「本年」、「昨年」などは2012年を基準年としてお読みください)

記事の項目は次のようになっています、これらを読みながらそれぞれの問題についてこれまで見て来た多数の記事を思い浮かべました。それらを整理してリンク集をまとめたいと思っています。
 ●スポンサーだから?
 ●経済性
 ●消費電力
 ●安全性
 ●環境問題
 ●速いけど早いのか?
 ●問題点を公開検証しよう!

樫田さんが週刊プレイボーイ記事で具体的に触れておられない問題の一つに岐阜県地域のウラン鉱床がありますが、それをお書きになったのが、
リニア中央新幹線、ウラン鉱床を通るのか? そして電磁波 週刊SPA!2012年7月24+31日合併号の原文
『(人形峠)この調査に携わった京都大学原子炉実験所の小出裕章氏はこう語る。「ラドンの濃度は通常の空気には、1立米当たり10ベクレル程度。法令では、鉱山の坑道などでは3000ベクレル以下、一般居住区域に流す場合には20ベクレル以下にするよう定めていますが、人形峠の坑口でのラドン濃度は10万ベクレルに達したことがあります。気体のラドンは風に乗って方面にまで流れたのです。ウランの半減期は45億年。ひとたびウランを掘り出すと、その残土は半永久にラドンガスを放出し続けるのです」 』 だけ引用させていただきます。
私は甲府盆地の液状化対策を気にしていますが、それはこの秋の説明会でわかると思います。

小出裕章さんのお名前が出たところで、本日知った情報から 「2013年8月30日国会正門前ファミリーエリア・小出裕章先生のスピーチ」のYouTube動画を貼っておきます

[parts:eNozsjJkhAOz1FQjkyTTFP/SlJTc0PzKqkpXJhMjAyZjQ1MmAyYoyE0sSs/Ms7IoqDAzKKiwBgCfRw5N]

◇ 東濃リニアを考える会ブログに、2013-08-30 リニア山梨実験線走行試験再開抗議行動!! が掲載されています。これも多分マスコミのネット記事では出ていなかったと思います。
私は8月29日の動きには注意してリニア批判関係の市民グループサイトは何度も確認したのですが、この抗議行動が行なわれるという告知は見つかりませんでした。私は Facebook や Twitter から情報を得るのは未だ不慣れなのですが、ネティズンが「ありました記事」だけで済ませていると、リニアの問題が国民に認識されることはなかなか難しいと思いますので、毎度のごとく余計な一言を残します。

posted by ictkofu at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | リニア中央新幹線

2013年08月23日

リニア大深度地下の非常口実験設備が山梨笹子峠にある?

「リニア新幹線の工事で南アルプスの自然は壊滅するかもしれない」 2013年8月21日 「まずは問題があることを知ることが重要だと思いました。」 とお書きになったブログに気付きました。

このブロガーさんは、2013年8月20日に「東京都が奥多摩湖で使用する降雨装置の仕組み」 の記事を書いています。私は先日小河内ダムでの装置稼働ニュースを見たのですが、その時にこの東京都の施設が山梨県中央市や笛吹市にもあると報じられて大変関心を持ちました。このことは分かったら記事にします。

リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事と環境影響の問題は既に多くの記事があります。「二軒小屋 リニア」 で検索すると私の残土処理関連の記事までヒットしますが、私の記事は全て二次、三次情報に過ぎません。
上掲記事で参照されていた日経BP社 ケンプラッツ 2008年11月04日 「リニア新幹線の南アルプス貫通ルートを予想・検証してみる」 の2ページ目で私は山梨リニア実験線笹子トンネルの意味を初めて知りました。それがこの記事を書いておく理由です。引用しておきます・・・

ここでふと、実験線の勾配が気になった。断面図を見ると、大月と甲府の間にある笹子峠の越え方が興味深いのだ。実験線は、前後約20kmの大部分をトンネルにして、中央に向かって40‰の勾配を設けている。この線形は、上記で予想した南アルプス貫通の断面に、非常に似ているではないか。
 確かに笹子峠は、付近の交通の難所の一つだ。しかしトンネル内には、断面図にあるほどのアップダウンは必要ないように思える。ひょっとすると、南アルプス貫通ルートの具体的な線形が最初に設計されていて、問題がないかどうかを確かめるために、実験線の笹子峠に似た線形を造ったのではないか――。そのように思えてくる。
 ちなみに、実験線の延伸区間では、都心の大深度地下を模した各種テストが行われることになっている。笹子峠前後の区間に、大深度地下用の排煙設備などが設置される可能性が高い。

非常口 排煙設備だけでは無いことが既に2013年7月の説明会で確認されました。2014年から営業線工事に着手するなら、その前にこの非常口実験を公開し、都民、神奈川県民、愛知県民を招いての現地見学や、救急車、レスキュー隊、乗客輸送用のバスなど緊急車両の集結なども含めたテスト運用等が、実験線を走らせながら行なわれることが期待されます。

逆に言えば、この非常口実験の公開なしに実用区間の工事着手は行なわれるべきではない、これは国政マターだと思います。国土交通省とJR東海の先走りを止められるのは国会しかないはずです。
また、「南アルプスの自然は壊滅するかもしれない」との記事を読みながら、山梨県早川町側からの情報発信を私は未だ確認していないことにも気付きました。2012年10月16日 「早川町はトンネル景気だけど終わると思う」 がヒットして読めた程度です。南アルプス山梨側についてはこれから情報を確認していきたいと思っています。

2013年8月29日から山梨県内42キロの実験線で実験走行が再開されるとのニュースを見たように思います。私は時間が無いので既に発表された実験線の詳細情報、地図とか路線各地の写真とかは確認していませんが、今日はたまたま非常口実験設備もあるらしいと気付いたのでメモしておきます。 しかし、これはケンプラッツの記事と説明会の経緯と私の推測の合算に過ぎません。
原発人災の二の舞だけは避けて欲しい、それは的確な情報の精査で避けられると思っています。それだけのことです。

続きがあります
posted by ictkofu at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 大深度地下

2013年08月20日

中央東線高速化促進広域期成同盟会 講演会 8月23日

中央東線高速化促進広域期成同盟会 講演会
日時 2013年8月23日(金) 14:30〜
会場 ベルクラシック甲府 3階 ユージェニー
テーマ 「中央東線と沿線の地域づくり」
講師 清水愼一氏(観光地域づくりプラットフォーム推進機構会長)
◇ 山梨県リニア交通局交通政策課 −中央東線高速化促進広域期成同盟会 講演会を開催します 2013年8月20日
長野県(企画部)プレスリリース 8月19日PDFファイル 86 KBによると、23日13時半から同盟会の総会が開催され、その後14時半から一般参加が出来る講演会です。
◇ 2011/12/02、観光地域づくりを推進する中核的事業組織、観光地域づくりプラットフォーム(PF)が全国で立ち上がりつつあるが、それらを後押しする「推進機構」がこのほど発足した。(情報提供:観光経済新聞社)
公益社団法人 日本観光振興協会

続きがあります
posted by ictkofu at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域活性化

2013年08月18日

エコパーク登録、南アルプス世界自然遺産登録推進協議会

一番下にリンクしたウェブページの内容が、8月17日の基本合意報道を踏まえて、2013年8月23日 「ユネスコ・エコパーク構想 リニア長大トンネル工事への対策なんてあるのかな?」 と題したブログ記事として更新されています。
リニア中央新幹線推進と南アルプスのエコパーク推進、私は時々テレビで見る「矛と盾の戦い」を思い出します。テレビと違って、これはどっちも同じ人々がやっていることなので、どこかで妥協してどっちも問題無いと進められるかも知れません。そしていずれ全ての人々を巻き込んで全てが滅び去る、
今、止めるならリニアの方ですよ、原発人災の二の舞を演じている山梨県の皆さん。いくら国民文化祭の最中でもこの舞はイケマセン。

続きがあります
posted by ictkofu at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | エコパーク

2013年08月08日

リニアトンネルで発生土950万立方メートル、長野県

「リニアトンネルで発生土950万立方メートル」 と報じたのは2013年8月6日の読売新聞長野版記事
飯田、伊那市、木曽町の3か所で2013年8月5日に開かれたリニア中央新幹線の長野県市町村連絡会議でJR東海が報告した
とのことです。3か所で開いたのは大鹿村とか周辺地域の便を図ってのことでしょうか。
続きがあります・・・
posted by ictkofu at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 発生土(残土)

2013年08月05日

リニア甲府駅近傍の液状化対策と縦割り行政への疑問

この記事に掲載した図について編者の意図を説明する必要は無いと思います。東海地震による液状化危険度マップ(平成25年3月)は山梨県総務部防災危機管理課が公開しました( 2013年3月27日 | 更新日:2013年6月21日)。
私はこの公開地図を見た時に、リニア路線と甲府駅、環状道路東部区間が予定されている甲府市と笛吹市の図を切り出して、「災害は市町村単位で発生するものではありません。」と書き残しました。

2013年7月18日開催のリニア駅周辺整備検討委員会第1回委員会の資料図から引用
山梨県が要望しているリニア甲府駅を建設する地域
要望しているリニア甲府駅地域

平成25年公開の液状化地図から
液状化地図

リニア中央新幹線ルート案(2013.08.01改)による甲府駅近傍
リニア中央新幹線ルート

甲府駅想定地域 大津町
液状化地図
甲府駅から西方の中央市の地域
液状化地図

JR東海による各地の今年の説明会が終り、今秋から環境影響評価準備書の説明会開催が予定されているようです。その時に路線や駅の場所も確定すると伝えられています。その環境影響評価準備書を準備する調査活動が各地で行なわれているらしい情報も読んでいます。
南アルプスのトンネル山梨県側の問題は「リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?」というブログが実に専門的な資料を引用しながら書いていますので、私はシロウトでもありますし触れません。

しかし、液状化問題は3.11から生々しい画像が脳裏に焼きついています。山梨県防災新館や甲府市新庁舎での液状化対策が十分に行なわれたという話はどこかで読んだ記憶がありますが、具体的な事は知りません。
リニア駅周辺整備検討委員会に都市再生機構が参加、2013年7月18日に第1回検討委員会が開催されましたが、その資料の中に液状化など防災関係は見当たりませんでした。委員の中に環境や防災の専門家が加わっておられるか、メンバー表からでは私には分かりませんでした。

山梨県総務部防災危機管理課と、 リニア交通局リニア推進課との間の連携が取れていないのではないか。液状化に関する情報がリニア推進課に伝わらず、JR東海にも伝えられていないという疑問があります。
もし既に全ての情報が共有されているなら、県民に対しても液状化マップとリニア路線想定図(例の赤枠で括られた幅広の図)とが重ね合わされた図として、リニア駅周辺整備検討委員会はもちろん、リニアでの活性化を考えている県民の皆さんに公開されているはずなのです。

今秋から予定される環境影響評価準備書の説明会は、おそらく山梨県説明会からスタートすると思います。その前に、県民が想定すべきリスク情報の一つとして共有でき、説明会で聞くJR東海の話の内容を判断できるだけの資料は、地域行政側から県民には示されていなければなりません。その中にリニア路線と液状化の関連は当然含まれます。
新山梨環状道路南部区間はリニア想定路線と地域が重なります。この環状道路で液状化対策がどのように行なわれたかという具体的な資料を公開しておくのも一つの方法で、それは目の前に見えるものですから分かり易いと思えます。公務員の無謬性神話が既に崩壊していることは皆様ご存じのとおり、最終判断は県民がするのが当り前です。

尚、町田市でのJR東海説明会(東京都)の質疑応答から、山梨リニア実験線の環境アセスメントはどうなっていたのかな? という記事が出ています。この件も環境影響評価準備書の説明会に関係していることです。
この件に関しても山梨県庁からの的確な情報発信が、今秋の説明会の前に行なわれる必要があると思っています。

今秋の説明会が、先日の神奈川県や東京都の場合と異なり、またもや、平日の午後というような時間設定が行なわれるとしたら、山梨県政の目線が県民の方には向いていない証明になってしまうでしょう。「リニアで山梨の活性化」と語る皆さんの目線の向きに国民が常に注意していることを忘れてはなりません。
国費をつぎ込む以上、研究や作業の進み具合を、周辺住民はもちろん、国民すべてに速やかに報告すべきは、言うまでもない。(東京新聞)

2013年08月08日(Thu)16時57分23秒、誤報だった緊急地震速報画面、テレビ朝日
緊急地震速報

タグ:防災 山梨県
posted by ictkofu at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 山梨県

2013年08月01日

リニア、トンネル内すれ違い実験はこれからなのか?

リニア、山梨県内ニュース

2013.06.03 山梨リニア実験線、新型L0系の走行開始 という記事を書きました。その記事で私は、『これで実験場はL0系5両1編成と、旧型車両1編成になったのだろうと記事からは読み取れます。これまでは1編成で行ったり来たりする走行の画像しか見ていません。新型と旧型がトンネルや土管の中で時速500キロですれ違う実験もあるでしょう。私はこの実験には興味があります。』と書きました、お笑いですね、リニア素人丸出しです。

続きがあります
posted by ictkofu at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験線