2013年08月23日

リニア大深度地下の非常口実験設備が山梨笹子峠にある?

「リニア新幹線の工事で南アルプスの自然は壊滅するかもしれない」 2013年8月21日 「まずは問題があることを知ることが重要だと思いました。」 とお書きになったブログに気付きました。

このブロガーさんは、2013年8月20日に「東京都が奥多摩湖で使用する降雨装置の仕組み」 の記事を書いています。私は先日小河内ダムでの装置稼働ニュースを見たのですが、その時にこの東京都の施設が山梨県中央市や笛吹市にもあると報じられて大変関心を持ちました。このことは分かったら記事にします。

リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事と環境影響の問題は既に多くの記事があります。「二軒小屋 リニア」 で検索すると私の残土処理関連の記事までヒットしますが、私の記事は全て二次、三次情報に過ぎません。
上掲記事で参照されていた日経BP社 ケンプラッツ 2008年11月04日 「リニア新幹線の南アルプス貫通ルートを予想・検証してみる」 の2ページ目で私は山梨リニア実験線笹子トンネルの意味を初めて知りました。それがこの記事を書いておく理由です。引用しておきます・・・

ここでふと、実験線の勾配が気になった。断面図を見ると、大月と甲府の間にある笹子峠の越え方が興味深いのだ。実験線は、前後約20kmの大部分をトンネルにして、中央に向かって40‰の勾配を設けている。この線形は、上記で予想した南アルプス貫通の断面に、非常に似ているではないか。
 確かに笹子峠は、付近の交通の難所の一つだ。しかしトンネル内には、断面図にあるほどのアップダウンは必要ないように思える。ひょっとすると、南アルプス貫通ルートの具体的な線形が最初に設計されていて、問題がないかどうかを確かめるために、実験線の笹子峠に似た線形を造ったのではないか――。そのように思えてくる。
 ちなみに、実験線の延伸区間では、都心の大深度地下を模した各種テストが行われることになっている。笹子峠前後の区間に、大深度地下用の排煙設備などが設置される可能性が高い。

非常口 排煙設備だけでは無いことが既に2013年7月の説明会で確認されました。2014年から営業線工事に着手するなら、その前にこの非常口実験を公開し、都民、神奈川県民、愛知県民を招いての現地見学や、救急車、レスキュー隊、乗客輸送用のバスなど緊急車両の集結なども含めたテスト運用等が、実験線を走らせながら行なわれることが期待されます。

逆に言えば、この非常口実験の公開なしに実用区間の工事着手は行なわれるべきではない、これは国政マターだと思います。国土交通省とJR東海の先走りを止められるのは国会しかないはずです。
また、「南アルプスの自然は壊滅するかもしれない」との記事を読みながら、山梨県早川町側からの情報発信を私は未だ確認していないことにも気付きました。2012年10月16日 「早川町はトンネル景気だけど終わると思う」 がヒットして読めた程度です。南アルプス山梨側についてはこれから情報を確認していきたいと思っています。

2013年8月29日から山梨県内42キロの実験線で実験走行が再開されるとのニュースを見たように思います。私は時間が無いので既に発表された実験線の詳細情報、地図とか路線各地の写真とかは確認していませんが、今日はたまたま非常口実験設備もあるらしいと気付いたのでメモしておきます。 しかし、これはケンプラッツの記事と説明会の経緯と私の推測の合算に過ぎません。
原発人災の二の舞だけは避けて欲しい、それは的確な情報の精査で避けられると思っています。それだけのことです。

続きがあります
posted by ict工夫 at 21:43| 大深度地下