2014年07月30日

リニア自治会説明会、南信州からの情報

『阿智村清内路自治会主催のリニア中央新幹線の説明会が22日、清内路公民館で開かれた。自治会連絡協議会の要望により村内各地区で行われている説明会の一環。村役場地域経営課の課長からリニアをめぐる現況を聞いた住民らは、地域の意見を集約し、村を通じて関係機関に働きかけていく方針を決めた。』 と始まる記事です。

南信州新聞にはリニア中央新幹線 記事一覧という過去記事アーカイブがあります。現在は、2008年12月25日 の記事から、おそらく220本ほどの記事が保存されています。今回の記事はその最新記事 2014年7月24日 「清内路でリニア説明会、住民意見まとめて提出へ」 として読めました。

各地区ごとの説明会や勉強会はすでに智里東、智里西などでも開催している。地域経営課長は「JR東海に出席して説明するよう求めたが、まだその段階ではないとのこと」と前置き、村が把握している環境影響評価の状況と今後の手続きの流れを説明した。
自治会長は「自治会としても皆の意見をまとめ、近いうちに村に提出したい」と表明した。斜坑からの搬出土の運搬に利用される村道黒川線の地権者や利用する住民なども「地権者の会」を立ち上げて、27日に勉強会を開く予定だ。

自治会活動が活発な山梨県内の各地域でも同様な会合が行なわれているのでは無いかと推察しています。
しかし私は最近は県内情報を全くと言ってよいほど確認していませんので、いずれまとめて調べてみるつもりです。

南信州新聞の過去記事は、遅れてきたリニアフォロワーである私にとってはありがたい記事です。インターネットは宝の山。
リニア中央新幹線、技術的研究開発としてはそれなりに素晴らしいものと思いますが、その実用化について、いつ、どこで、誰々によってボタンが掛け違えられたのか、その歴史をはっきりさせたいと思う今日この頃です。

posted by ict工夫 at 00:55| 長野県

2014年07月23日

リニア関連の行政活動記録はどこにあるか

山梨県環境担当部局 でも 静岡県リニア環境保全連絡会議 と同様な動き(工事から供用後まで長いスパンでの活動)はあると思うのですが、確認している時間が無いので後日にします。
山梨リニア実験線当初から継続している行政活動の一環として環境首都山梨を保全する活動の記録も必ずあるはずです。

鉄道技研の実験室ではなく、実地に適用してテストを繰り返した山梨実験線では環境データを集めることも当然だったはずで、その実態を一番分かっているのは地域行政でしょう。それが公式にレポートされていないように見えるのは、私の探し方が足りないのだと考えています。
追試不能・論文却下で長年の成果が消えると同様な顛末には、リニア計画はならないことを願うのみです、山梨県の名誉の為に。

国土交通大臣がみずから確認された山梨リニア実験線の研究成果も踏まえて、営業線にゴーサインを出すのでしょうから、同じソースは国民も知らねばならない、それは特定秘密では無い。
練習試合ではいつも負けていても本番では必ず勝つという選手は通常はありえない。練習で発揮できる力を本番で何割出せるかという人間力の勝負みたいなところがある。だから人間力を研くことにも選手は集中する。そういう選手の日頃を知っているから観客は応援する。リニアは果たしてどうか?

posted by ict工夫 at 23:30| 山梨県

静岡県リニア環境保全連絡会議

静岡県中央新幹線環境保全連絡会議 設置及び2014年4月22日開催の第1回会議報告(更新日:平成26年5月22日)
が出ています。

◇ 静岡県「くらし環境部長」トーク・間近に迫った、リニア中央新幹線整備に係る環境影響評価書に対する国土交通大臣の意見(更新日:平成26年7月16日)
この記事で『7月28日(月曜日)〜29日(火曜日)には、委員の皆様に、新幹線の建設計画現場等の視察をお願いしております。』 (上記の中央新幹線環境保全連絡会議委員による視察のことです)

第1回会議資料から取り出した画像です。南アルプス・エコパークとリニア中央新幹線計画の関連がとても分かり易い。
山梨県側でも長野県側でも同様な図を作成することは容易だと思いますので、既に出ているかも知れませんが、私は探している時間が無いので後日にします。山上の膨大な残土置き場は山梨県に隣接しているはずです。

南アルプス・エコパークとリニア中央新幹線

図の残土処理については 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい? 南アルプス・環境アセス・事業見通しみんな穴だらけかな? と、静岡のブロガーさんが筋道の通った問題提起を続けていることですが、それに対する論理的な反論を私は未見です。JR東海は全て、問題無い・その時に対応すると説明しているだけと思います。現地に置かれているはずの観測器・測定器などのデータは未だ出ていないと思います。
JR東海や沿線各地地域行政の人間力は、実験線以上の力を本番で発揮できるのか?

posted by ict工夫 at 23:10| 静岡県

リニア・静岡集会アピール

2014年7月21日に静岡市で開催された「南アルプスとリニア」全国集会から発信されたアピールです。Webページにテキスト版を掲載する時間が無いので、とりあえず画像でここに載せます。

リニア・静岡集会アピール
タグ:静岡県 集会
posted by ict工夫 at 23:00| 集会・講演会

2014年07月18日

リニア・国土交通大臣意見 2014年7月18日発表された

中央新幹線(東京都・名古屋市間)に係る環境影響評価書に対する国土交通大臣意見の送付について 平成26年7月18日
国土交通省は、本日、中央新幹線(東京都・名古屋市間)に係る環境影響評価書について、環境影響評価法第24条の規定に基づき、事業者である東海旅客鉄道株式会社に対して別添の国土交通大臣意見を送付しました。
添付資料のPDFファイル 88 KB は、冒頭要旨が1〜3ページに、本文は4〜14ページ、参考として15ページに環境大臣意見(前文)が掲載された全15ページです。
私がダウンロードしたのは 2014.07.18 でしたが、そのPDFファイルのプロパティが奇妙だったので画像としてアップロードしておきます。国土交通省ではパソコンの管理が出来ていないのかどうか、私にはわかりません。アップロードされたこのPDFファイルは本物だとは思います。
http://www.mlit.go.jp/common/001048173.pdf ですが、私はダウンロードする時は常にファイル名を分かりやすく変更しています)

意見書PDFファイルプロパティ_20140718a

国土交通省の職員が大臣の目となり耳となって山梨リニア実験線42キロ、沿線を綿密に視察調査した結果も、大臣の意見書には反映されているのでしょうか。やっているとは思います、その為にも有用な「実験」だったはずです。
山梨県が死蔵している実験線の環境影響評価報告書も精読して、JR東海の今次評価書の内容も判断されたものと思います。但しこの意見書中に、「実験線」という単語は3箇所見られますが、実験線報告書を読んだというよりも今次評価書を参照したようにも読み取れます。リニア計画の「アンダー・コントロール」は未だ成り立たずかも知れません。

私は未だリニア情報を整理する時間が無いので、大臣意見に対する評価は差し控えます。リニア中央新幹線ページに設定した各分野専門家の方々の関連記事は時間がある時に読んでおきます。

タグ:国土交通省
posted by ict工夫 at 15:45| 国会・国政