2014年7月18日に国土交通大臣の意見書が出ました。この集会では今後の対応がテーマになると思います。
大臣意見書は内々にJR東海と打合せされた通りに、計画の見直しは不要な内容にした。JR東海からの修正評価書提出も工事実施計画申請も素早いものになるでしょう。その審査も着工予定に合わせてリニア村民達が迅速に承認すると思います。日本を取り戻した人々のデキレースは面白い見物です。
まずは実験線からリニア甲府駅までの工事に着手させる。その状況をつぶさに全国に伝えることでリニア計画の実際を確認していただくことができます。山梨県当該地域以外では全ての工事着工を阻止することが一番大切です。民間企業と住民との争いになるので山梨県明野処分場問題のような行政関与とは異なる事案でしょう。(現状のリニア計画に対して未だに全幹法が適用できるという点に私は疑問を感じています。法廷議論になればその点も明確になると思います)
・・・・補足−「全幹法と大深度法は住民不在の法律だ!」 という 2014-07-19 記事がありました。既出情報の転載と思えますが、私は元記事は気付きませんでしたので転載は参考になりました。
とにかく、リニア工事見学は山梨の新たな観光事業ともなるでしょう。
何故山梨から始めるべきなのかは言うまでもない。これまで投入された税金(国税と県税)をJR東海から取り戻すことができるからです。
公共施設の問題としては甲府市の中道北小学校の移転だけで済むでしょう。JR東海による補償方法も明確に観えるでしょう。液状化にはどんな対策がされるかも分かります。
他都市では山梨での用地取得や工事の実相をしっかり見ながら環境問題や地域活性化について考える十分な時間が得られます。
いずれにしても、山梨先行により、都留リニアミュージアムからリニア甲府駅までは観光施設として生き延びることはできるでしょう。土管も外してリニア走行の生の姿を見ることも可能です。
**年か後にはJR東海と山梨県で第三セクターでも作って南アルプス・エコパーク登山口駅まで延伸したらよろしい。それで全て終了。
「南アルプスとリニア」 全国交流集会
日時 2014年7月21日(月、祭日) 10:00〜12:30
会場 静岡労政会館 静岡市葵区黒金町5-1 JR静岡駅から徒歩7分、駐車場無し
内容 全国住民グループ交流会
2012年9月30日に甲府市で開催された「ストップ・リニア 沿線住民の集い」をふまえて、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜の4地域の代表が集まり発足した「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」、結成集会は 2013年2月10日に神奈川県相模原市「ソレイユさがみ」で開催されました。
2014年6月26日には、「南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク・静岡」 の設立集会が開催されました。「沿線住民ネットワーク」にも参加されて今回の全国集会を主管されるようです。

「南アルプスとリニア」 講演会
日時 2014年7月21日(月、祭日) 13:30〜16:30
会場 静岡労政会館
参加費 500円
メイン講演 「大井川の水、地下水の分析」 柴崎直明さん(福島大学教授)
特別報告 「南アルプスの自然と残土分析」 佐藤博明さん(静岡大学名誉教授、南アルプス世界遺産学術検討委員会座長)

品川から名古屋までのリニア中央新幹線沿線都県で、静岡県だけは駅が無い。それ故に静岡地域ではJR東海の環境影響評価準備書公開の段階までリニア中央新幹線に関する情報が不足していたようにも思えます。準備書で初めて南アルプスと大井川に関わる問題が知られて住民の皆さんがFacebookなどを活用した意見発信も活発になりました。
私は リニア中央新幹線 静岡県 で整理してきましたが、最近は時間が無くて更新していません。