リニア工事申請、ワイヤレス給電を採用し総工費増(日経コンストラクション 2014/08/27)
品川駅―名古屋駅間の総工事費は、2009年12月の調査報告の段階で5兆4300億円。
当時の試算では、リニア新幹線の車内の照明や空調に用いる電力の供給に、ガスタービン発電装置の車内設置を想定していた。
これに対して新たな試算では、車内電力の供給に誘導集電を採用。磁界誘導を用いて地上から非接触で電力を送り込む同方式の採用で、安全性を高めて環境負荷を抑制した。
(以下略)
項目 | 金額(千円) |
項目 | 金額(千円) |
用地費 | 342,040,000 |
路盤費 | 110,090,000 |
橋梁費 | 292,200,000 |
隧道費 | 1,621,960,000 |
軌道費 | 724,360,000 |
停車場費 | 520,600,000 |
防護設備費 | 3,780,000 |
発電所・変電所費 | 185,590,000 |
小計 | 3,800,620,000 |
工事用建物費 | 970,000 |
工事用機械費 | 13,630,000 |
工事附帯費 | 200,600,000 |
小計 | 215,200,000 |
計 | 4,015,820,000 |
車両費 | ─ |
合計 | 4,015,820,000 |
1km当たりの工事費(車両費を除く) | 14,060,000 |
現時点での総工費は 5,523,550,000千円(車両費を含む。山梨リニア実験線既設分は除く)