2014年11月25日

リニア事業説明会日程 甲府市説明会の状況など

JR東海は甲府盆地の液状化について熟知しているようで、その為にリニアはトンネルで地下を通さずに高架で通過する計画にしたとのことです。東海道新幹線のバイパスとして認可された全幹法による中央新幹線なので、液状化でリニア不通など許されないとする覚悟が見えました。
「18日、静岡にてリニア中央新幹線の工事説明会・・・」 の記事によれば、『トンネルは地山と一体化しているし、構造物のような揺れの増幅がないからより安全である。』との回答があったようです。甲府盆地の構造物に対する液状化問題を重視していることが推察できます。

その高架が20mの高さになるのは、中央高速道路や山梨県環状道路などを跨ぐ高さとして決められたという回答もありました。その土管を透明フードにすることはできない理由の明確な説明もありました。
リニア山梨駅周辺地域で頻発する冠水・洪水被害の状態は山梨県庁リニア交通局も熟知していて、周辺地域整備に参入する組織団体企業を統括して県庁主導で対策するという答えがありました。リニア交通局は企業側と同じく説明者席に並んでいました。
以上、11月19日甲府市説明会(会場・アイメッセ山梨)における質疑応答の一部です。

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posted by ict工夫 at 06:15| 山梨県

2014年11月21日

静岡県島田市広報で市長が大井川について語っている、参考・王見の滝

ソースは、広報しまだ11月号 No.197、今月のテーマ「リニア中央新幹線工事と大井川」について

広報しまだ11月号

『子どもたちの世代に豊かな大井川の恵みを残すには、地域住民が声を上げることが必要です。』 と締めくくられた市長の言葉に驚く方々は多いかも知れません。染谷絹代市長が地域住民を尊重し彼等を守るべく努力し、住民がそのような市長を支えている構図が島田市にはあるのだと自分は拝察しました。松本市長や新潟県知事を思い出します。

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posted by ict工夫 at 23:15| 静岡県

2014年11月05日

残土置き場のモニタリング計画、山梨県

「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書(平成26年8月) 」に基づく事後調査計画書 が出ていますので、先日再掲した残土汚染対策に関係した部分のみ引用しておきます。
調査は工事前に1回、工事中は毎年1回、工事後に1回とのことです。地域の皆さんがそれで良いなら他人がとやかく言う問題ではありません。
リニアの残土置き場と明野最終処分場とは違うと思いますが、それにしても明野の漏水に何故あんなに大騒ぎして、ついには処分場廃止・莫大な損失になったのでしょうか。たぶん山梨県として 「かもしれない」 という想定内の引き出しが充実していたからなのだと思います。それで人々の安全・安心が保たれたのでしょう。リニアのリスク想定は明野の何倍にもなると自分は思っています・・・

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posted by ict工夫 at 00:15| 発生土(残土)