2015年06月24日

「世界で最も美しい村連合会」世界大会総会とリニア沿線の関係

ふと目にした記事からたどって、26日から「最も美しい村」世界大会 美瑛から交流の輪を 国内初(北海道新聞 2015.06.24)を読み、やはり大鹿村関連だと分かったので、NPO法人「日本で最も美しい村」連合 も開きました。Facebookもあります。ホームページから引用しておきます・・
「日本で最も美しい村」連合とは
私たちは、NPO法人「日本で最も美しい村」連合(商標登録済)と言います。 通称、美しい村連合は、2005年に7つの町村からスタートしました。 当時は、いわゆる平成の大合併として市町村合併が促進され、小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなって来た時期にありました。私たちは、フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスの最も美しい村」運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動をはじめました。

美しい村連合ニュース「世界で最も美しい村連合会」世界大会総会&全国特産品マルシェ開催のご案内 は2015年05月12日に公開されていました。
加盟村一覧ページから気になった地域を画像引用しておきます。「美しい村」の議員日記 はいつも気になってアクセスしているサイトの一つです。「美しい村」というキーワードはこのブログで初めて知ったのです。
不思議なことにリニア事業はこの地域を狙い撃ちにしているのです。私がリニア情報をチェックしている長野県の町村がぞろぞろ。
山梨県早川町だけは喜んで受入れているらしいのも奇妙なのですが、それはまた別な話

美しい村

山梨県平成の大合併は、2003年3月1日に富沢町と南部町の合併で今の南部町が誕生したのが最初でした。4月1日には南アルプス市が誕生。この時に早川町だけは入らなかったのです。地域資源や美しい景観を大事にして独自に育てていく信念だとどこかで見たことがあります。
2004年から2006年の間で現在の県内市町村の形が決まり、遅れて2010年3月8日増穂町と鰍沢町の合併で誕生した富士川町で平成の大合併は完結したのでした。
この市町村合併の最中に山梨県に漂着した私は山梨県の地図を見ながら県内全市町村の名前と位置を覚え、全てのホームページを確認し続けていたことを思い出します。山梨県活性化のキーワードはICTだと確信したのもこの頃でした。

美しい村世界大会でリニア中央新幹線事業が話題になる事は無いと思いますが、美しい村々はユネスコ・エコパークにも関係することです。
箱物ハードのパワー同様にソフトのパワー、ネットの威力も大きいのだということは、年金情報流出事件でどなたも気付いたことですが、リニア事業についても、どのように情報が発信されているかに注意している人々は世界中におられるはずなのです。「フランスの評価基準を基本に・・・新規加盟審査、5年ごとの再審査」(日本で最も美しい村」連合)だそうです。
ハードのパワーに頼り続けていて「ヤマナシという美しい村」が失われることを私は懸念しています。

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posted by ict工夫 at 21:48| 政治・社会

2015年06月21日

大成建設のトンネル掘削新技術

「未来を切り開くゼネコンの新技術 2015.06.13号 p.56」 ©ダイヤモンド社
週刊ダイヤモンド
続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 09:29| 工事

2015年06月19日

リニア期成同盟会の決議に彼等の焦りを観る

期成同盟会のサイトに、「平成27年度リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会を開催しました(2015.6.4)」 という記事が公開されています。
平成27年6月4日(木)にホテルオークラ東京(於:東京都)で平成27年度総会を開催し、リニア中央新幹線の早期全線整備を期し決意を表明するため、本同盟会の総会決議を行いました。また、この決議に基づいて作成した要望書により、総会終了後、国土交通省等に要望活動を実施しました。

この要望書は公開されていませんが、総会決議はPDFファイルでアップロードされているので、以下に引用しておきます。Web用のHTML編集はしていますが内容は原文のままです。

決議

 リニア中央新幹線は、東京・名古屋・大阪間の時間距離を大幅に短縮し、関東、中部、近畿の各地域間の交流・連携を一層強化し、わが国の新たな国土の大動脈として、経済社会を支え、東京・大阪間の二重系化による災害に強い国土の形成、ゆとりある生活の実現に大きく貢献するとともに、内陸部における発展を促進する極めて重要な社会基盤である。

 また、持続可能な地域の形成、エネルギー問題、環境問題においても、優れた特性をもつ大量高速輸送機関として期待されている。

 国家的プロジェクトであるリニア中央新幹線は、平成23年5月に全国新幹線鉄道整備法に基づく整備計画が決定され、東海旅客鉄道株式会社に対して建設の指示が出された。東京都・名古屋市間においては環境影響評価の手続を経て、平成26年10月に全国新幹線鉄道整備法に基づく工事実施計画が認可されたが、リニア中央新幹線の整備は、東京・大阪間を直結することで初めてその機能を十分に発揮し、効果を得ることができる事業である。

 よって、我々は、ここにリニア中央新幹線建設促進期成同盟会の事業目的の趣旨に則り、リニア中央新幹線の早期全線整備に向けて、次の事項について一致協カして強力な運動を展開するものとする。

1 東京・名古屋間については、工事実施計画に基づき着実に事業を進め、早期整備を図ること。

2 技術開発等による大幅なコストダウンに努めるとともに、全線同時開業のための具体策を早急に検討し、方策を示すこと。

3 名古屋・大阪間についても概略ルート及び駅の概略位置を早期に公表し、環境影響評価の手続に着手すること。

4 リニア中央新幹線の早期建設のため、大深度地下使用等に関する行政手続が円滑に進められるよう、所要の措置を取ること。

5 今後のリニア中央新幹線の推進にあたっては、地域の発展に資するよう、駅設置に関することなど地域の意向を十分反映させること。
 駅周辺のまちづくりに関する支援など、地域の活性化に資するための施策を積極的に講じること。

以上決議する。

平成27年6月4日

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 09:00| 地域活性化

2015年06月18日

甲府市議会6月定例会、岡政吉議員がリニア駅周辺に企業誘致を要望

甲府市 岡議員がリニア駅周辺に企業誘致(2015年6月18日 山梨建設新聞)

 甲府市議会の(2015年)6月定例会で岡政吉議員(政友クラブ)は6月16日、「リニア駅周辺の開発」や「遊亀公園付属動物園の100周年事業」などを代表質問。
 リニア駅開発では「駅近郊の南部地域への交通アクセス(観光ルート開発)や農業振興に配慮、企業誘致では社員の住宅整備する、南部地域を始めとする調整区域の開発要件の緩和措置を行うこと」などを要望した。
 相良治彦リニア交通政策監は「今後開府500年、東京オリンピックやパラリンピック、リニア中央新幹線の開業など本市を取り巻く、社会経済環境は大きく変化することが予想される。駅周辺は国際交流が芽生える拠点。施設の規模や内容など具体的な整備内容を県や中央市と更に連携を深め、協議をしていきたい。ビジョンを策定するための予算を6月補正予算案に計上した」と方向性を示した。
 遊亀公園について石原英樹建設部長は「平成31年に開園100周年を迎える。動物園整備では、整備計画策定委員会を今月24日に設置し、動物園の規模や位置などを協議する」と話した。
 岡議員は「一歩踏み込んで動物園に水族館を併設したら大変喜ぶ。水族館がある静岡県や千葉県、神奈川県行かなくてもすむ。例えば淡水魚、クラゲ、チョウザメと一つに絞れれば」と提案した。
posted by ict工夫 at 23:00| 山梨県

2015年06月15日

山梨県中央市と富士川町の状況がネットで読めます

2015年5月17日に、山梨県甲府市で 沿線住民・怒りの集会 が開催されました。その時に「住民運動とリニア」と題して講演された樫田秀樹さんは、山梨県中央市や富士川町の状況を視察され、地域の人々とお会いになり取材されたようです。

2015年5月22日、リニア、山梨県での住民運動始まる が既に公開されています。

2015年6月15日、リニア、土地は渡さん! が第二段の記事です。

「リニア中央新幹線事業は国家プロジェクトです」と言われる事にはいささか疑問があるのですが、自分は調査未了なのでオイトキマス。「リニアはJR東海という民間企業が行なう民間事業です」と言われることもあります。この双方を巧みに使い分けることで進めているのが事業者と推進派のスタンスです。この手法を提言したのは誰だろう、リニア事業を調べていて以前から疑問の一つです。

樫田秀樹さんは6月15日の記事の最後にお書きになった・・・
『第三者が司会者となり、推進派、反対派、一般住民、自治体、JR東海、有識者が一堂に介して徹底的に話し合う公開討論を何度でも行うことから始めるしかない』
さて、どうなることでしょう。この記事のタイトルで「ネットで読めます」とした理由はそれなりにありますが・・・沿線各地の状況は 「東濃リニア通信」<東濃リニアを考える会> を参照すると良いです。

いずれにしても、線路が1メートル欠けてもリニアは動きません。強制収用を行なえば流血の惨事も予想せねばならない。
だから私は実験線〜山梨県駅(甲府市)までの営業線開通を先行させるべきだと繰り返し書いてきました。
これまで膨大な資金を投じてきた山梨県にとってもそれが最善の策でしょう。全てはその結果を観てから始めれば良いのです。

タグ:工事 山梨県
posted by ict工夫 at 22:42| 山梨県