2015年09月30日

笛吹市、甲府市と相模原市での地質調査入札公告

2015年07月06日に 平成27年度発注見通し(鉄道・運輸機構) を記録しましたが、これに関連した公告が出ています。調達情報 から当たりそうなページをドンドン開いていくのが土木建設素人な私の方法)

2 公募型競争入札方式(5件)に書かれていた予定の中で、
2-1 中央新幹線
1) 業種区分 : 地質調査
2) 履行期限 : 約17か月
3) 役務概要 : 地質ボーリングによる地質調査(山梨県笛吹市、甲府市)
4) 入札予定時期 : 第3四半期
これに該当すると思えます・・・
手続開始の公示日 平成27年9月25日
関甲 工公告 第19 号
1 役務概要
(1) 品目分類番号 42
(2) 役務件名 地質調査(山梨1) (電子入札対象案件 )
(3) 役務内容 本役務は、山梨県笛吹市・甲府市において
     構造物設計に必要な地質調査 及び地下水調査等を行うものである。
(4) 履行期間 18箇月間
(以下略)
参加表明書の提出 提出期間 平成27年9月28日(月)〜10月9日(金)
入札締切 平成27年12月3日(木)
開札 平成27年12月4日(金)午前10時、機構の関東甲信工事局入札室
地質調査(山梨県笛吹市、甲府市)

1,065mの区間です。地図などは出ていませんが、実験線西端の笛吹市境川から甲府市に向かっての区間かも知れません。鉄道・運輸機構はJR東海の委託により建設を進めるので、前記事に書いたように、他地域は後回し、境川から甲府駅まで先行する事を期待したい、それは甲府盆地の液状化想定の精緻化にも役立つと思います。

もう1件は神奈川県相模原市ですが、見込みに書かれていた履行期間8か月が15か月になっているで違うかも知れません・・・

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 07:15| 工事

ストップ・リニア!訴訟団が問題点を指摘するパンフレット

リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会 が編集した「ストップ・リニア!訴訟」のパンフレットから一部を画像化して引用させていただきます。連絡会ホームページの左目次から「リニア訴訟事務局より」を開くとPDFファイルがダウンロードできます。
リニア共同アピール最終.pdf(688KB)は直接お読みください。リニアパンフ(A4).pdf(780KB 4ページ)から2〜4ページが下図3枚です。(パンフA3 795KB は同じ内容の大判です)

1ページ目にはリニア計画の経緯や訴訟について書かれていますから直接ご覧ください。
2ページ目(下図)はリニア計画の見直しを求める理由のポイントを示しています。地図で判るようにこのパンフレットでは主として神奈川県における問題点を中心に説かれています。リニア神奈川駅が出来る相模原市地域の問題に関しては引き続き提起されると思います。

ストップ・リニア!訴訟

3ページ目で説かれているのはリニアの必要性への疑問です。

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posted by ict工夫 at 00:32| 訴訟

2015年09月10日

沿線都県によるリニア中央新幹線工事防災・救援連絡会議の設置

衆議院議員本村伸子氏がリニア中央新幹線事業に関して国土交通省から聞き取った情報を読んでいて驚いた。
【15.09.08】リニア問題で国土交通省から聞き取りを行いました。
「国交省にもまったく教えてもらえない」と応えた国土交通省担当職員、本村議員の聞き取りがそのままなら、沿線地域行政との連携−報告・連絡・相談(ホウレンソウ)も出来ていないと思える。

公共事業の冠を被った独自採算による民間事業なのだから、企業としては公表できない情報があることは分かる。しかし、起ってはならない万一の事態にも対応できる構えは必要だ。まさに「安全保障体制」の必要性を説くのと同じ。それは企業の命だけではない地域の命に関わる問題である。

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posted by ict工夫 at 21:17| リニア中央新幹線

山梨県ルート視察報告、2015年8月・環境と生活の破壊

リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会 NEWSアーカイブ で「2015年9月4日リニアニュース35号」の2面と3面の画像です。
リニア山梨ルート視察報告(PDFファイル)(4面は別テーマなのでここには掲載しません)

山梨県ルート視察報告
山梨県ルート視察報告

今回のニュース1面にはJR東海との質疑応答が記録されていて、その中に「大深度地下使用許可の申請」についても書かれています。この問題をフォローするために確認したニュースでした。このテーマは後日にします。

posted by ict工夫 at 11:06| 山梨県

2015年09月01日

沿線各地で政府関係機関の誘致が進むか

私の関心空間の主要テーマが「街づくり」であることは、リニア中央新幹線事業に関心をもった当初から変りません。美しい自然環境や歴史ある文化環境に包まれた地域が人々にとって安全・安定・安心な土地として維持されていくために必要な、社会経済環境の一つとしてリニア中央新幹線に役目が与えられると感じていました。
しかし、このリニア事業の進められ方を観察していくうちに、これは自然環境のみならず、地域の社会経済環境すら壊してしまうという危機感を感じました。
今回の政府関係機関誘致の動きは過去にも記事にしたことがあります。今回新設した「地域活性化」カテゴリーで過去記事も整理しながら、リニア問題ホームページでもまとめていきたいと思っています。【2015-09-01 記】

総理官邸サイトにある 「まち・ひと・しごと創生本部」「政府関係機関の地方移転について」 というページがあります。

2015年04月21日に、「地域活性化に RESAS を使おう」 と記事を書いた時に「まち・ひと・しごと創生本部」を知りました。

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posted by ict工夫 at 17:14| 地域活性化