2016年01月24日

リニア品川駅工事着工、2016年1月27日

JR東海 中央新幹線関連情報 に「中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について」がアップロードされました。PDFファイル 77KB から引用しておきます。

平成28年1月20日
東海旅客鉄道株式会社

中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について

当社では中央新幹線建設工事に係る具体的な工事計画に基づき、環境保全措置を具体化し、その内容について工事説明会で地元の皆様に対して説明するとともに、資料としてとりまとめ、関係自治体に送付・公表することとしております。
この度、中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全措置について、関係自治体に送付しましたので、お知らせいたします。なお、環境保全措置の概要については昨年12月に工事説明会で、品川駅周辺の地元の皆様に対して説明しております。

1.内容
中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全の内容について、下記のとおりまとめました。
○中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について
(1)工事の概要(施工手順、工事工程、工事用車両の運行計画等)
(2)計画面及び工事における環境要素ごとの環境保全措置の計画
(3)東京都環境影響評価条例に基づく事後調査及びモニタリングの計画

2.その他
資料については、当社のホームページにおいて公表いたします。 ( http://company.jr-central.co.jp/company/others/_pdf/shinagawa_station_environ mental_protection.pdf
【編注・このPDFファイルは 38 ページ、4,693 KB、例によって「保護」モードです】
続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 22:25| 工事

2016年01月23日

リニア計画の環境破壊・風景を失うという事は歴史を失う事

リニア計画の環境破壊 「風景を失うという事は歴史を失う事」(色川大吉の言葉)

ソースは Facebook STOPリニアプロジェクトGreensJapan で2016年1月22日に掲載された記事です。この Facebook はリニア中央新幹線事業に関係して私の巡回先の一つですが、緑の党 GreensJapan からこのFacebook へのリンクは無く、両者の関係が判然としませんので、とりあえず自分の覚えのためにここに転載しておきます。
この記事中にある「講演(品川区)」については、東京都区内でのリニア集会について議院会館は別にして、2015年11月14日に大田区民センターで開催された ストップ・リニア訴訟のスタート集会 しか確認していませんので、後で確認します。
この記事は、日本自然保護協会(NACS-J)の辻村千尋氏、地質学者の松島信幸氏、地質学者・坂巻幸雄氏の著書や講演からの引用を含めて、内容はリニア中央新幹線事業の問題点を的確に指摘していると思えます。
記事の末尾に投稿者さんのコメントが記載されています。
記事中のリンク設定や中見出しの強調設定は編者です。ネティズンとしてはWWWを活用して、誰でも、いつでも、何処からでも、求める情報が読み出せるようにしておきたい・・・

JR東海の環境アセスは古い
 人口音の全くない大鹿村の0デシベルの環境にとって、5000台のトラックの走行はどれほどの暴力だろうか。そこにはイヌワシなどの稀少な動植物たちが暮らしています。

「基準値50デシベルは野性生物の生息地では大きな環境破壊。この値以下なら…というしきい値はないと僕は思います」と辻村千尋氏は語ります。リニアの環境破壊の最たるものとして、この長野県大鹿村のトンネル工事に伴う騒音問題から始めるのは、人口音のしない「静寂の自然環境という価値」への気づきが足りないとの想いからです。そこに静かに息づく無数の生き物たちと共に、その連環の中で、人間社会も支えられて存在している事を踏まえてリニア計画の環境破壊について考えていきたいと思います。

 日本自然保護協会の辻村さんは、この講演(品川区)でJR東海の環境アセスの問題点を指摘しました。
 ① 改正されたアセス法の盲点がつかれている。
 ② ゼロオプションの検討がない。
 ③ 計画段階での検討がアワスメント(計画ありきの迎合)になっている。
 これでは戦略的アセスメントとは言えません。本来はJR東海が3つのルートの環境影響の調査・比較検討の上で絞り込みすべきところを、国交省内(小委員会)で行われた事も問題です。また最大限意見が反映されるのが基本手続きですが、JR東海の回答はすべての過程で「先送り」を続けていると言えます。学生のレポートなら落第点です。
JR東海は事業者として、国交省は認可者として、本開発行為が日本の「生物多様性保全を進める」という国策に対し、不可逆的な影響を与える事実を直視し、真摯に対応すべきです。評価書の手順は逆戻りはできないので、きちんとしたものでなければ認可すべきではありません。(講演録より)

 JR東海の環境アセスメント(環境影響評価書)は古いということ、影響の過小評価により、その対策にも効果は期待できず、数年かけてのやり直しが求められます。

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 20:55| 集会・講演会

2016年01月15日

静岡県掛川市職員の方が大井川の水利とリニア中央新幹線事業について語っていた

リニアを考えよう!コミュニティー(Facebook) で紹介されていたので、私は初めて気付きました。
第583回 南アルプスとリニア中央新幹線 その2 更新日: 2016年1月15日 掛川市都市政策課長 林 和範氏

この記事から過去記事を探して見付けたのが以下の記事です。これらの内容に今はコメントしません。

第529回 南アルプスとリニア中央新幹線 更新日: 2015年3月6日 掛川市都市政策課長 林 和範氏

第502回 大井川「最初の一滴」探訪妄想の記 更新日: 2014年9月19日 掛川市環境政策課長 鈴木久裕氏

第497回 リニア中央新幹線と「命の水」 更新日: 2014年8月22日 掛川市水道部長 榛葉孝男氏

リニア中央新幹線事業に関して私が参考にしているブログの一つの記事に、次のようにコメントしたことがあります・・・(当該記事は NATM工法でも地下水はドボドボ抜ける? 新東名高速道路のトンネル 2014/08/22) 『リニアはオオヤケからの発表すら無いという状況にある事を一つ一つ押えて広く伝えていくのも必要だと思っています。それは反対の為の反対ではない、諾否双方で情報を共有して考えて合意形成に至るべきという当り前のスタイルです。』
掛川市からのこの発信を知ったことで、沿線各地の行政発信をもう少し丹念に調べてみよう思っています。

タグ:大井川
posted by ict工夫 at 23:32| Comment(2) | 静岡県