北川正恭さんのサイトを開いて久しぶりに 「舞え!北京の蝶々」〜地域自立の処方箋〜(多分10年程前の記事)を再読しました。この記事のポイントは補助金を取ってくる陳情政治です。補助金行政と言っても良いと思います。
私の地方自治、地域自立についての考え方は北川さんの記事から学んだことが多いのです。
リニア中央新幹線事業に伴い、山梨県と甲府市とではそれぞれ地域箱物事業の計画が進んでいます。私は未だその詳細を確認していません。そろそろ取り掛かろうかと考えています。
その時に最初に調べたいのは、それぞれの事業に国のどこからカネが来る予定になっているかということです。それが分からないと事業計画の内容を調べても意味がありません。が、まあ、これは無理だと思いますので、行政サイトで公開されている情報からスタートです。
国からの街づくり支援があるのでスタートしたかのような街づくり事業の失敗を見て来ましたが、記事の末尾で北川さんが書かれている、
『権限と責任を明確にすることで自分自身が支払った税金がどのように使われているかがハッキリすれば、自分たちの町は自分たちでつくるという意識が芽生える。そして首長も苦い薬の入ったマニフェストを掲げ、住民にも責任を与え、双方がウィン・ウィンの関係をつくり上げることこそが、自治体に求められている。』
リニア新幹線に関連する街づくり施策も同じだと私は思っています。
これを踏まえて県や市のリニア関連事業情報がどのように整理されて地域の人々と共有されているかを確認してみようと思っています・・・
今夏から始めるつもりでしたが時間が無く、既に秋も終り冬になりました。暑さにも寒さにも弱いから無理せずボチボチと・・・