2017年01月27日

リニアが来るまち/相模原市を取材した動画を紹介します

「リニアが来るまち」認定特定非営利活動法人映像制作ワークショップ(OurPlanet-TV) が取材・作成され、YouTube その他のサイトで 2017年01月24日に公開されました。
(YouTube 掲載はリンク切れなので削除しました 2017.09.16)

時速500キロで走る「リニア中央新幹線」の工事が始まっている。品川−名古屋間を約40分で結び、「夢の超特急」と呼ばれているが、工事による環境破壊や住民の立ち退き問題など多くの問題をはらんでいる。
リニア駅の建設で移転を余儀なくされた神奈川県立相原高校。リニアの非常口を掘る計画が出ている相模原市藤野でパーマカルチャー活動を行う設楽清和さん。車両基地が計画されている相模原市緑区鳥屋で暮らす栗原晟さんなどを取材した。
  制作:井澤宏明、國見功、水野礼菜
(2016年 秋期映像制作ワークショップ完成作品)

この動画で紹介されている相模原市緑区鳥屋地域のことを、私は トラスト運動の第2弾、相模原市鳥屋地区で(2016年04月24日)を書いています。
相模原市藤野地区 については私は知識がありません。国道20号線で通る時にこの辺の国道は狭過ぎると思うだけですが、芸術家の町らしく 神奈川県立 藤野芸術の家 があるのを知っていますので、いつか、そのうち・・とは思っています。

相模原市に関するリニア新幹線問題については、「リニア新幹線を考える相模原連絡会」 から全貌が理解できます、必読サイトでしょう。
お蔭様で私のリニア情報サイトでは相模原市については未整理ですませています。

鳥屋の問題をはじめ相模原地域についてはジャーナリストの樫田秀樹さんが多数の取材報告をされています・・・
リニア、引っ越して来たら、そこはリニアが地下走行する家だった。相模原市緑区(2016/12/21)
リニア、土地トラスト地をみんなが楽しむ場所に変える取り組みが始まった。第一回目は掃除。 鳥屋の土地トラスト運動(2016/12/19)
リニア、第2回裁判での裁判長の鋭い質問に被告はどう答えるか?鳥屋の栗原さん意見陳述(2016/12/12)
リニア、第二回口頭弁論の原告証人は栗原晟さん。たまたま記事を書いていた 週刊金曜日 2016年11月18日号記事の紹介(2016/11/28)
リニア、土地トラスト始まる。「百害あって一利なしの計画のために、私の土地は譲れない」 相模原市緑区鳥屋地区(2016/05/01)
リニア、不動産業者の跋扈 相模原市緑区牧野の牧馬(まぎめ)地区、非常口予定地(2015/10/08)
リニア、一口情報。その2。神奈川県相模原市緑区小倉地区。(2015/09/09)
リニア、一口情報。その1。神奈川県相模原市緑区寸沢嵐地区。(2015/09/07)

相模原市は平成22_2010年4月1日に政令指定都市になりました。
2013年9月のリニア中央新幹線環境影響評価準備書では、『中央新幹線(東京都・名古屋市間)法対象条例環境影響評価準備書(川崎市) 法対象条例準備書(川崎市環境影響評価に関する条例第56条による)』のように、相模原市対象の準備書も出るかと思っていたのですが、それはありませんでした。
政令指定都市の権限増大が地域行政のリニア推進政策に役立っているようなら、政令指定都市指定もリニア絡みだったのかなと感じたことを思い出します。

posted by ict工夫 at 22:13| 神奈川県

リニア実験線の騒音問題に適用された法律は何か

山梨県庁と都留市、大月市、秋山村はリニア実験線施設にはどのように法的対応をしたのか。
リニア実験線の歴史も山梨県庁や各自治体行政からの情報も分からないまま騒音について調べていて行き詰まったのが、実験線とはどういう施設なのかという疑問です。

鉄道技研の研究室や構内の設備ではまっとう出来ない実験を行なう施設として山梨リニア実験線という実験設備が設置されたのだと思ってきました。
それは騒音規制法で指定されたどの施設にも該当しないように思います。
かといって実験線(の騒音)は在来鉄道(の騒音)では無いし、もちろん新幹線(騒音)でも無い。いうなれば大学の実験室で、そこから発する近所迷惑な騒音のようなものか。あるいは自動車メーカーの大規模なテストコースの状況と比較した方が良いかもしれません。

都留市などでは今でも騒音に困っている人々がおられるようです。【参照・ リニア実験線付近の住民の方にお話しをききました。 「ここで体感してみればわかる」(山梨県議会議員小越智子氏のブログ 2013.10.28)】
そういう地域に対して、新幹線騒音基準で決められている T類、U類の指定がされていて、前記事に書いた長野県の新幹線騒音測定のように定期的な測定と対策が続けられている情報は確認できません。だから私は実験線がどんな施設なのか、騒音対策にどんな法律が適用できるのか分からなくなったのです。

ちなみに、山梨県がリニア新幹線沿線地域の騒音レベルについて通達したという話から確認しましたが、山梨県公報の2016年11月以後の記事では、長野県公報のような地域類型を制定した事は出ていません。騒音レベルは法的に決められていることです。沿線の方々にとっては、どちらの類型が適用されるのかが問題であり、その基準値から少しでも小さな騒音になるように山梨県政が何をしてくれるかが大事なことだと私は思います。わかり切った騒音レベルの話だけ流すなど、はた迷惑な噂話でしかない。

私はそんなことより、山梨県が実験線騒音に対処した法律と対応策について、リニア新幹線沿線の方々に明確に丁寧に説明しながら、リニア新幹線騒音対策、地域類型の指定(これは都市計画での指定状況と関係する)を語り、住民の意見を求めるべきだと思います。

リニア情報のリンク集に追記したのですが、環境省サイトから確認できた資料をここにもリストしておきます。
騒音に係る環境基準について 『この環境基準は、航空機騒音、鉄道騒音及び建設作業騒音には適用しないものとする。』
在来鉄道騒音について | 在来鉄道騒音測定マニュアル(平成27_2015年10月) | 在来鉄道の新設又は大規模改良に際しての騒音対策の指針について(公布日:平成7年12月20日) | 在来鉄道の新設又は大規模改良に際しての騒音対策の指針(平成7_1995年12月)(PDFファイル 1,203 KB )
新幹線鉄道騒音に係る環境基準について(改正 平12環告78) | 新幹線鉄道騒音に係る環境基準について(公布日:昭和50_1975年10月3日)
  新幹線鉄道騒音測定・評価マニュアル(PDFファイル 1,296 KB )(H27.10月)
  新幹線鉄道騒音に係る環境基準の類型を当てはめる地域の指定に係る法定受託事務の処理基準について 環境庁大気保全局長から各都道府県知事あて(公布日:平成13年1月5日)

実験線騒音問題、ひいてはリニア新幹線騒音に関する類型指定については山梨県や関係自治体議会にも関係すると思っていますので、この記事のカテゴリーは「行政・議会」。
しかし、こんな曖昧な記事しか書けず、既によくご存じの方々には申し訳ありません。これを読め!とコメントでご教示いただければ幸いです。

posted by ict工夫 at 09:56| 環境影響