2017年02月08日

木曽川漁業団体がJR東海に質問状提出

2017年02月08日 18時57分記事 NHK東海のニュース 「リニア工事で漁業団体が質問状」を記録しておきます。
前記事に書きましたが、2月7日に岐阜県が指導した無許可工事問題への対応で事業者による漁業団体への説明会が中止されて質問状発出になったようです。

岐阜県漁業協同組合連合会
JR東海が岐阜県瑞浪市で進めているリニア中央新幹線の工事について地元の淡水魚の漁業者でつくる団体が河川に与える影響について、9日、JR東海と工事を担当する建設会社に質問状を提出することにしています。

質問状を提出するのは岐阜県東濃地域の木曽川流域に6つある淡水魚の漁業協同組合で作る、「岐阜県漁業協同組合連合会東濃ブロック会」です。
質問状ではJR東海と建設会社に対し、工事で排出される残土が付近の河川に与える影響や残土の処理方法などについて、説明を求めています。

「東濃ブロック会」では、8日、岐阜市内でJR東海と建設会社の担当者による説明会を開く予定でしたが、7日夜、建設会社からJR東海とともに出席できないとの連絡が入り、中止になったため、9日、改めてJR東海と建設会社に郵送で質問状を提出することにしています。
岐阜県漁業協同組合連合会東濃ブロック会の酒向貞夫会長は「地元の漁業者にはこれまで工事の説明がまったくなかった。説明会は必ず開いてもらう」と話しています。

JR東海と建設会社はNHKの取材に対して「きのう、無許可で工事を行っていたとして建設会社が岐阜県から指導を受けたことへの対応に追われ、出席できなくなった。説明会の開催については今後、検討します」としています。

参考リンク・・・リニア新幹線事業でこのカテゴリーを調べたのは初めてです。
岐阜県漁業協同組合連合会
内水面漁業協同組合連合会一覧(全国内水面漁業協同組合連合会)
掲載画像は岐阜県漁業協同組合連合会サイトのタイトル画像を拝借しました、なんだかとても懐かしいので・・・

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南垣外工区でJVが無許可工事、岐阜県行政の眼は鋭かった

2017年2月8日、NHK東海のニュースNHK岐阜県のニュース「リニア無許可工事で県が指導」 と報じました。東海のニュースは 09時48分、岐阜県のニュースは 16時31分です。NHK東海のページにはニュース動画もアップロードされていました。

JR東海が岐阜県瑞浪市で進めているリニア中央新幹線の工事で、施工業者が土砂災害のおそれのある区域で無許可で工事を行っていたことがわかり、岐阜県は業者に文書で是正を指導しました。
無許可で工事が行われていたのは岐阜県内で最も早く、去年12月にリニア中央新幹線の工事が始まった瑞浪市日吉町の南垣外地区です。

岐阜県によりますと、1月、JR東海から工事を請け負っている清水建設などで作る共同企業体がトンネル建設予定地近くの山林で伐採した竹や木の根を取り除いた上、幅1.8メートル、長さ50メートルの道路を造成したということです。
現場は土砂災害のおそれが高いため事前に県の許可が必要な区域に指定されていますが、県の職員が2月、工事の進捗を確認するため現地を訪れたところ、申請にない工事が行われていたということです。

県は、7日、共同事業体に土砂崩れを防ぐ措置を取るよう文書で指導するとともに、JR東海に対しても業者への指導徹底を要請しました。

【09時48分】県によりますと、共同事業体側は「無許可と分かっていたが伐採した竹や木を搬出しようと道路を造成した」と話しているということです。
【16時31分】県によりますと共同事業体側は「行為によっては、許可が必要な地域であるとわかっていたが、許可を要しない伐採行為の一環であると誤った認識で伐採した竹や木を搬出しようと道路を造成した」と話しているということです。

NHK記事は曖昧ですが、この工事の共同企業体は、2016年6月24日にJR東海が契約した清水建設・大日本土木・青木あすなろ建設の三社でつくるジョイント・ベンチャーです。
工期は契約日 2016年6月24日から2026年9月30日まで10年3か月です。リニア新幹線建設事業は公共事業の冠を被っていても民間事業として契約金額などは非公開です。
起工式は2016年12月13日に瑞浪市日吉町で行なわれました。岐阜県の担当部局は 都市建築部公共交通課

NHKニュースは9時と16時で上掲のように末尾に違いがあります。
これまでも各地の事業では「許可を要しない***行為の一環である」として行なわれる作業が繰り返されていたことを示しています。補足した事がヤブヘビでした。
岐阜県報道発表は2月8日現在未だありませんが、近日中に県民・国民には明確に知らせるでしょう。
一般人が工事現場を確認したところで実態はわかりません。計画から完成まで全てのプロセスを熟知しイメージを描いて監視できるのは行政公務員しかいないはずです。
「県の職員が工事の進捗を確認するため現地を訪れた」という岐阜県政のスタンスに私は驚き嬉しく思いました。行政の不作為と指弾されることも防げたでしょう。

リニア新幹線事業を観ていて欠けていると感じるのがこのような行政のスタンスです。リニア新幹線で地域活性化を目指すなら、まずはその事業から生じる諸問題から住民生活を守ることが大切です。専門知識が豊富な行政の眼で工事の進捗を確認・監視して逐次県民に報告していくことで全ての人々が事業を理解し見守り地域の未来を考え続けることができるのです。

岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線日吉トンネル新設工事(南垣外工区)について、このブログ記事では 「日吉トンネル南垣外工区」 のタグを付けて関連記事読み出しを容易にしています。
この工事の委細はWebページで記録していく予定です。

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