2017年03月16日

長野県豊丘村本山の残土処分計画地に関して日本科学者会議長野支部が意見書を提出

JR報告書に6項目の疑問 日本科学者会議県支部が意見書(信濃毎日新聞 2017年3月16日)この記事は共同通信47ニュースで 2017/03/16 09:13 【信濃毎日新聞】 としてシェアされています。

長野県下伊那郡 豊丘村リニア対策室 からのメッセージは以下の通り(下線は引用者)・・・

 リニア中央新幹線につきましては、JR東海が国土交通大臣より事業認可を受けて、豊丘村内では伊那山地トンネル(坂島工区)の、工事契約が締結されております。
 又、中部電力のリニア中央新幹線への電力供給のための、変電施設の計画も進められており、まさにこれから事業開始に向けて、動きだそうとしているところです。
 これから本格化されるリニア中央新幹線開設事業について、工事等で心配な点がありましたら、気軽にリニア対策室までご相談ください。

2017年2月7日開催の 第6回 豊丘村リニア対策委員会 情報から・・・
 JR東海からは、伊那山地トンネル工事(坂島工区)に伴う、工事用道路の運行計画、道路改良、通行規制や、本山発生土置き場候補地についての工事計画と、現場事務所、作業員宿舎の設置等についての説明がありました。
 又、中部電力よりは、リニア工事用電源供給のための配電線工事についての説明がありました。

この後JR東海から平成29(2017)年2月15日、豊丘村内発生土置き場(本山)における環境の調査及び影響検討の結果について(PDFファイル 151 KB) のプレスリリースがあり、「事後調査・モニタリング」 ページで「発生土置き場における環境の調査及び影響検討の結果について」から 2月14日作成、2月16日更新のPDFファイル3本を確認できます。

2.資料の内容
(1)発生土置き場計画地における工事の概要
(2)調査及び影響検討の手法
(3)調査結果の概要並びに影響検討の結果
(4)環境の保全のための措置
(5)環境保全措置の効果に係る知見が不十分な場合の調査
(6)対象事業に係る環境影響の総合的な評価

これに対して長野県環境部環境政策課は 平成29年2月16日平成28年度第11回技術委員会 を「 (2)中央新幹線計画に係る発生土置き場に関する報告について」を議題として開催しました。会議録(PDFファイル)では p.16 からです。(片谷教孝委員長です)

JR東海のリニア中央新幹線建設工事に絡み、日本科学者会議長野県支部(代表・野口俊邦信州大名誉教授)は、下伊那郡豊丘村本山の残土処分計画地に関する意見書を県環境政策課に提出した。残土埋め立て工事が及ぼす周辺環境への影響について、同社が2月に公表した調査報告書に対し、土地の安定性や水環境など6項目にわたって疑問を投げ掛けている。  計画地は山あいの沢筋で、約130万立方メートルの残土を搬入する予定。  意見書は14日付で提出。報告書が計算結果に基づき「土地の安定性は確保できる」としている点について、計算上で準拠している指針が山間地の谷間を膨大な土砂で埋める状況を想定しておらず不適当―と主張。埋め立て後に地下水位などを監視できる設備、態勢を整え、維持管理する責任の所在を明らかにしておくべきだ、とも訴えている。  報告書の水環境に関する記載に対しては、河川への土砂流出による水の濁りの影響が工事中のみの検討に限られ、工事後について十分に検討されていないなどとし、「著しく不適当」と批判している。  県は15日まで、JRの報告書に対し一般から意見を募っていた。県環境影響評価技術委員会での議論も踏まえ、県は「助言」として早ければ月内にも同社に提出する。
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posted by ict工夫 at 16:52| 長野県

2017年03月14日

静岡県の利水団体が大井川の流量減対策をJR東海に要望した

静岡新聞の2017年3月14日記事 「大井川の流量減対策要望 利水団体、リニア工事でJR東海に」 を確認しました。

2014年11月21日の記事で書いたことがある島田市の染谷絹代市長が ご自身のFacebook で今回の要望についてお書きになっています・・・

「島田市をはじめ土地改良区など11の利水団体の代表がJR東海静岡工事事務所に出向き、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題について、流量減少対策の内容を明記した協定を4月末までに締結するよう強く求め、要望書を手渡して来ました。」

静岡県のブロガーさんが大井川水系の問題について書かれている多数の記事が参考になります・・・リニア中央新幹線記事一覧・総まとめ「大井川水系の水が失われる問題」「JR東海の示した導水路建設案について」「大規模山崩れ直下の大井川河原に残土を捨てる問題」などポイントをきちんと押えて考察を展開されています。

私のこのブログでは タグ/大井川 の記事を書いていて、問題はWebサイトで整理する予定ですが未完了です。
山梨リニア実験線地域で発生した同様な水源枯渇問題についての山梨県政の対応情報は私には確認できていませんので、静岡県行政のスタンスを参考にしています。

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 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題について、下流域の行政や土地改良区、電力会社など計11の水利用団体は13日、JR東海に対し、流量減少対策の内容を明記した協定を4月末までに下流利水者と締結するよう求めた。「誠意ある回答がなければ次の行動に移す」との利水者側の姿勢に、JR東海は「要望を踏まえた上で丁寧に対応する」とコメントした。  焼津、牧之原、吉田、菊川、御前崎、島田、掛川の7市町長を含む利水団体の代表者が静岡市内で、中央新幹線建設部環境保全統括部の柴田洋三担当部長に要望書を渡した。協定締結のほか(1)大井川の利水や水源の状況を理解する(2)減少が予測される流量の全てを大井川に戻す(3)確実に全量回復できる方策の検討―を盛り込んだ。  3月中に同社に知事意見を提出する川勝平太知事のもとも訪ね、要望内容の履行を働き掛けるよう依頼した。知事は「(協定は締結期限の)年月が決まっている。JRの誠意が試される」と述べ、協力を約束した。  大井川は約62万人が使う上水道をはじめ発電や農工業用水など多面的に利用され、県によると直近24年間で計15回の渇水が起きている。西原茂樹牧之原市長は「県に利益のないリニア工事で水を失うとなれば、県民は黙っていない」と語気を強めた。  本県工事区間はトンネルのみ約11キロ。大井川を横切るため、JR東海は工事の前後で流水量が現況より毎秒2トン減少すると予測。対策としてトンネルと大井川をつなぐ「導水路トンネル」を設け、本線トンネル内に湧き出た水を川に戻すとする。試算では、戻せるのは毎秒1・3トン分。残りの0・7トン分は必要に応じポンプアップ施設を使って戻すという。同日までの話し合いで、利水者からは「必要に応じてではなく常に戻して」などの厳しい指摘があった。

工事・大井川流量問題 対策求め要望書提出 利水者らJR東海に /静岡 毎日新聞静岡版 2017年3月14日  静岡市北部の南アルプス地下を通るリニア中央新幹線の工事を巡り、生活用水や農業用水などで大井川水系を利用する地元団体や企業が13日、JR東海に要望書を提出。トンネル工事の影響で大井川水系の流量が最大毎秒2トン減ると予測される問題の対策に関する協定を、4月末までに締結するよう求めた。川勝平太知事にも、同社が要望を確実に履行するよう配慮を求める要望書を提出した。  提出したのは大井川土地改良区(八木健次理事長)など大井川水利用調整協議会を構成する11の企業や団体。同改良区理事の中野弘道・焼津市長ら7市町の首長を含む役員15人がこの日、同社静岡支社や県庁を訪れた。  要望書を受け取った川勝知事は「(流量問題などを)技術で全部解決できるのは妄信。仲間として一緒に要求していく」と応じた。  同社は「要望も踏まえ、環境保全に十分配慮し丁寧に対応させていただく」とコメントした。【荒木涼子】 http://www.ooigawa-yousui.com/ http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-320/ooigawakyougikai.html 交通基盤部河川砂防局河川企画課 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BA%95%E5%B7%9D 大井川

posted by ict工夫 at 17:17| 静岡県

2017年03月13日

JR東海に第3回目無担保貸付5千億円を実行、鉄道・運輸機構、2017年3月10日

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構からの長期借入(第三回)について(JR東海 2017.03.08 PDFファイル)

平成29年3月8日
東海旅客鉄道株式会社
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構からの長期借入(第三回)について

本日、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構からの長期借入(第三回)の条件が決定いたしましたので、お知らせいたします。

第三回貸付契約書

2017年01月14日 鉄道・運輸機構はJR東海に第2回目無担保貸付5千億円を実行 の続報です。 鉄道・運輸機構からの今回の貸付けに関するニュース・リリースは 2017年2月13日 東海旅客鉄道株式会社に対する「中央新幹線の建設に係る貸付金」の第3回貸付契約について(PDF:165KB)

平成29_2017年2月13日

東海旅客鉄道株式会社に対する
「中央新幹線の建設に係る貸付金」の第3回貸付契約について

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(以下「鉄道・運輸機構」という。)は、平成29_2017年2月13日に中央新幹線の建設主体である東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」という。)と中央新幹線の建設に係る第3回貸付契約を締結致しました。
 これを受け、所要の手続きを経てJR 東海に対し、長期、固定かつ低利の貸付けを行うこととしております。

<中央新幹線の建設に係る貸付金の概要>
1.今回貸付契約額 5000 億円
2.今回貸付予定日 平成29_2017年3月10日
3.利率 未定(財政融資資金貸付金利、全期間固定)
4.弁済期限 平成68_2056年3月10日
5.返済方法 平成58_2046年9月まで据置、以降、元金均等返済
問い合わせ先
鉄道・運輸機構 鉄道助成部
電話 045-222-9148

鉄道・運輸機構は「利率未定」で金額と貸付日が決定した段階で2月13日に広報し、JR東海は利率 0.9% と決定した段階で3月8日に広報したものです。

posted by ict工夫 at 21:08| 国会・国政