2017年05月12日

神奈川県駅(相模原市)の工事説明会が開催された

来月上旬にリニア新駅着工へ 相模原・橋本駅近く(2017年4月30日 東京新聞神奈川県版)
「今回の説明会の実施が市や自治会、警察のほか現場近くのごく一部の住民にしか知らされなかったことへの反発も相次いだ。」
相模原市はどう対応したのかポイントです。この状況は沿線各地で同様であり、市町村議会議員が党派会派を問わず6月定例会で行政のスタンスを確認することが望まれます。
工事説明会は 2017年4月22日(土)と4月28日(金)にJR東海と施工業者のジェイアール東海建設が開催したとのことです。(東京新聞と神奈川新聞の記事から)

 相模原市緑区の橋本駅付近に計画されているリニア中央新幹線の仮称・神奈川県駅整備に向けた準備工事が5月上旬に始まる。同駅を巡り、具体的にくいなどを打ち込む初めての工事となる。事業主のJR東海は4月に2度の住民説明会を開いたが、参加者からは騒音や交通安全対策への懸念、説明会の開催方法を巡る不満も漏れた。
 「騒音や振動が心配だ。具体的にどの程度発生するのか」。二十二日、緑区内であった説明会。参加者によると、二時間に及んだ全体の半分以上が質疑応答の時間に充てられ、三十人ほどの参加者から質問が相次いだ。JR東海や施工者のジェイアール東海建設の担当者計約十人が説明に当たった。
 準備工事は橋本駅の南西約四百メートル、国道16号沿いの東京電力橋本変電所北側の敷地で実施される。地下約三十メートルに駅ホームや線路を整備するため、東西方向へシールド掘削する発進基地を設けるのが目的。将来的に基地は六百平方メートル(縦三十メートル、横二十メートル)の範囲を掘って作られるが、今回はまず長方形の穴の周辺に深さ三十メートルまでくいを打ち、土留めの壁を造る。
 期間は本年度いっぱい。今回の工事では穴は掘らないとし、JR東海の説明によると発生する残土は五百〜千立方メートル未満。工事用の車両の運行は一日最大約百台。運行時間帯は午前七時〜午後六時とした。通学時間と重なる午前七時四十分〜同八時十分は車両の出入りを制限するという。
 騒音や振動に関する質問に対し、JR側は騒音は基準値(八五デシベル)以下の八〇デシベル、振動も同七五デシベル以下の七一デシベルにいずれも最大でも収まるとした。環境保全の調査も定期的に行い、県や市へ報告するという。
 質疑応答では交通安全対策への心配も上がった。参加者の男性は現場が近くの橋本小学校の通学路であることを踏まえ、「下校時間も車両の出入りを制限するべきだ」と指摘。車両の運行時間帯をめぐっても「付近は渋滞の多い場所だが、時間調整で路上駐車するトラックが増えるのでは」と懸念する声があった。
 また今回の説明会の実施が市や自治会、警察のほか現場近くのごく一部の住民にしか知らされなかったことへの反発も相次いだ。説明会に参加した二十代の男性は終了後、取材に「工事に伴う渋滞などは広範囲に影響が及ぶ。近所の人だけで良いのか」と話した。
 リニア中央新幹線は東京・品川と名古屋間で二〇二七年の開業を目指している。県内では川崎市内でもリニアのトンネルと地上をつなぐ非常口などが設けられる。

JR東海のリニア事業サイトで 神奈川県環境保全の計画 に「中央新幹線神奈川県駅(仮称)隣接工事のための準備工事における環境保全について」(PDFファイル 2017.05.09 作成 4,916 KB)が公開されています。

JR東海の環境保全の計画PDFファイルは5月9日のアップロードと思えますので、神奈川新聞はそれを確認してから記事にしたのでしょうか。10日も経ってからの記事とはいかにも遅過ぎます、事業者と相模原市政への「忖度」かも知れません。

リニアは今:トンネル掘削へ準備工事 「神奈川県駅」西側、5月中旬着工(神奈川新聞 2017.05.12)
Yahoo!ニュースが配信していました 【5/12(金) 14:57配信】

 リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)西側のトンネルを掘削する準備工事が今月中旬から、相模原市緑区の橋本駅近くで始まる。JR東海などが4月末に開いた説明会で工事概要を説明し、住民からは工事車両の交通安全対策や騒音、振動を不安視する質問が相次いだ。東京・品川と名古屋間を最短40分で結び、2027年に開業する計画で、同市内で始まる最初の工事となる。
 JR東海によると、神奈川県駅は移転予定の県立相原高校(同市緑区橋本2丁目)の敷地地下約30メートルに設置される。今回の工事は同駅西端部の国道16号に面した場所で行われる。
 トンネルをシールド掘削する発進基地を設ける前段階の工事で、来年3月末までに立て坑を掘るための土留めの壁を造る。縦約30メートル、横20メートルの立て坑輪郭部に深さ約30メートルまでH鋼(鋼鉄)を打ち込み、今後掘削する際に周囲の地盤変状を防ぐ。
 JR東海と施工業者のジェイアール東海建設は4月22、28の両日、住民説明会を開催した。28日の参加者によると、事業や工事概要、1日最多100台とされる工事用車両の運行計画や安全対策について説明し、約2時間近く質疑応答が続いた。
 近くの小中学校に子どもが通う住民からは「通学路を変更する必要があるかもしれない」と、登下校時の交通安全対策について質問や意見が集中。騒音や振動問題のほか、周囲の渋滞を懸念する声も上がった。JR側は、警備員の適切な配置や周辺道路に待機車両が出ないよう対策を取ることなどを説明した。
 また、市民団体「リニア新幹線を考える相模原連絡会」は10日、市と市教育委員会へ安全対策を求め公開質問状を提出した。
 同市内の区間は延長23キロ。川崎市宮前区では3月末、リニア中央新幹線梶ケ谷非常口の起工式が行われている。
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posted by ictkofu at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事