2017年06月08日

南アルプストンネル静岡工区と導水路トンネルの入札公告

2017年6月7日付けでJR東海サイトの 建設工事(公募競争見積方式)の発注予定 で公開されました。
建設工事(公募競争見積方式)の契約に係る手続き開始について
平成29年6月7日
下記の工事を公募競争見積方式による契約手続きに付すので、競争参加を希望する者は、「4.担当箇所及び 手続き日程 (1 )担当箇所 」まで連絡されたい。なお、手続き等の詳細については、別途交付する「競争参加説明書」による。
1.工事概要
 (1)工 事 名  中央新幹線南アルプストンネル新設(静岡工区) 
 (2)工事場所  静岡県静岡市葵区 
 (3)工事区分  土木
 (4)工事内容  トンネル工事(本線トンネル、その他先進坑、非常口(斜坑)、
          導水路トンネル(一部)等を含む。)
 (5)工  期  契約締結の翌日から平成38年11月30日まで
          (追加予定工事を含む)
 (6)留 意 点 (掲載図に記載された文言と内容は同じなので引用略します)

2.契約手続きの方式
 本工事は、施工方法等の技術提案を受け付け、価格以外の要素と価格を総合的に評価して協議先 を選定し、協議を行い、協議が成立した場合に、その者と契約を締結する方式(公募競争見積方式) の工事である。

3.主な競争参加資格(引用省略)
4.担当箇所及び手続き日程(以下のみ引用)
(2)競争参加説明書等の交付期間、場所及び方法
   @交付期間 平成29年6月7日(水)から平成29年8月16日(水)まで
(3)競争参加資格確認申請書等の提出期限
   平成29年8月16日(水)まで
(4)見積書の提出日時
   平成29年10月18日(水)13時30分
南アルプストンネル静岡工区
○工事の留意点
・ 本工事は、南アルプスを施工区域とし、最大土被りが1,000m以上の区間を含む、主に 四万十層群の地層におけるトンネル工事であり、高度な施工技術を必要とします。
・ 関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9年法律第81号)に基づく「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】(東海旅客鉄道株式会社 平成26年8月29日公告)」、及び「「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】平成26年8月」に基づく事後調査報告書(導水路トンネル等に係る調査及び影響検討結果)(東海旅客鉄道株式会社 平成29年1月17日公表)」を踏まえ、大井川流域の水資源など、環境の保全に十分配慮して実施する工事です。

「工事の留意点」で言及されているのは、 事後調査報告書(2017年1月) 導水路トンネル等に係る調査及び影響検討結果 です。報告書の詳細項目は 静岡県サイトマップ に一覧記載しています。

(冒頭はトンネルと同じなので引用は略します)
1.工事概要
 (1)工 事 名  静岡県内導水路トンネル新設 
 (2)工事場所  静岡県静岡市葵区 
 (3)工事区分  土木
 (4)工事内容  トンネル工事(導水路トンネル)
 (5)工  期  契約締結の翌日から平成36年4月30日まで
          (追加予定工事を含む)
 (6)留意点 本工事は、南アルプスを施工区域とし、主に四万十層群の地層におけるTBMによるトンネル工事であり、高度な施工技術を必要とするとともに、関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9年法律第81号)に基づく「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】(東海旅客鉄道株式会社 平成26年8月29日公告)」、及び「「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】平成 26 年 8 月」に基づく事後調査報告書(導水路トンネル等に係る調査及び影響検討結果)(東海旅客鉄道株式会社 平成29年1月17日公表)」を踏まえ、大井川流域の水資源など、環境の保全に十分配慮して実施する工事である。
3.主な競争参加資格(引用省略)
4.担当箇所及び手続き日程(以下のみ引用)
(2)競争参加説明書等の交付期間、場所及び方法
   @交付期間 平成29年6月7日(水)から平成29年8月2日(水)まで
(3)競争参加資格確認申請書等の提出期限
   平成29年8月2日(水)まで
(4)見積書の提出日時
   平成29年10月5日(木)13時30分
大井川導水路

導水路トンネルの工期は平成36_2024年4月30日まで、南アルプストンネル静岡工区の工期は平成38_2026年11月30日までとなっています。
即ちトンネル工事による湧水などは大井川の水量に影響することなく、導水路はリニア新幹線完成後のトンネル湧水などによる大井川減水に対応する為だということです。この問題は私は理解不十分なので、後日Webページで整理する予定です。

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事

リニア新幹線静岡県内工事の入札公告と南アルプス世界自然遺産登録

静岡新聞が2017年6月8日の記事にしましたのでご案内しておきます。詳細情報はWebページで整理することにして新聞記事からの引用だけにしておきます。
リニア静岡県内区間、工事へ 地権者合意 事業者公募開始
JR東海社長の発言にあるようにリニア中央新幹線工事起工式の最後になるのが静岡県起工式です。

 JR東海の柘植康英社長は名古屋市で開いた(2017年6月)7日の定例記者会見で、リニア中央新幹線計画の沿線7都県で唯一未着工となっている静岡県内区間(静岡工区)について、地権者の特種東海製紙と環境保全などに関して合意し、南アルプストンネルの本線(8・9キロ)と、湧水を大井川に戻す導水路トンネル(11・5キロ)の施工事業者の公募を同日開始したと発表した。柘植社長は「沿線の全都県で本格工事の見通しが付いた」と述べた。(以下略)

特種東海製紙が大井川上流の広大な森林地帯の地主です。南アルプス・トンネル(静岡工区8.9キロ)がその地域を通過します。東側は早川町などの山梨工区7.7キロ、西側は大鹿村の長野工区8.4キロ、計25キロです。【ちなみに中央道笹子トンネルは上下とも約4.7キロ、国道140号の雁坂トンネルは約6.6キロ】
これらの地域が 南アルプスユネスコエコパーク と関係していることはよく知られています。

エコパーク地域は世界自然遺産登録を目指しています。平成19年2月28日に設立された南アルプス世界自然遺産登録推進協議会のホームページも公開されていました MINAMIALPS-WH.JP、これは2017年6月30日がドメイン登録有効期限なのですが、6月8日確認したら閉鎖されているようです。リニア中央新幹線と世界遺産登録の両立は難しいのでしょうか?
・・・などと勝手な憶測はせずに、山梨県、静岡県、長野県の関係サイトから現況確認をしておきたいと思います。
南アルプスユネスコエコパーク サイトの南アルプスデータセンター で「南アルプス世界自然遺産登録推進協議会規約」、「同財務規定」、「同事務局規定」がPDFファイルで紹介されています。

posted by ict工夫 at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事