2017年10月31日

講演とシンポジウム・山梨リニア沿線住民の会 2017年11月11日

学習会・山梨リニア沿線住民の会
山梨リニア沿線住民の会 講演とシンポジウム
日時 2017年11月11日(土) 13:30〜
会場 山梨県中央市玉穂生涯学習館2F 視聴覚ホール
   (055-230-7300 山梨県中央市下河東1-1)
第1部 講演
 「アラカン山脈にトンネルを掘る〜JR東海リニア中央新幹線計画」(*)
  講師:伊藤 洋氏(山梨県中央市)

第2部 シンポジウム
 ◎特別報告「私たちは立ち退かない・・飯田新駅の周辺整備計画に異議あり」
  報告:熊谷清人氏(長野県飯田市)
 ◎シンポジウム「地域が抱えるリニア問題」
  パネリスト:沿線住民(笛吹市、甲府市、中央市、南アルプス市、富士川町)

第3部 騒音実験
 当日、会場で70デシベルの騒音を聞いていただきます。
  「70デシベルとはどのくらい?」

主催 山梨リニア沿線住民の会
協賛 リニア・市民ネット山梨
(*)アラカン山脈とはインパールに続くミャンマーの山脈で、日本軍が多くの戦死者をだして作戦上、大失敗をしたところです。

山梨リニア沿線住民の会は2017年1月29日に発足記念の「リニア騒音について法律と人への影響を考える学習会」を同じ会場で開催されています。

【編注】インパール作戦についてはネット検索すれば多数の記事がヒットします。私は視ていませんが 「無謀と言われたインパール作戦 戦慄の記録」(NHK 2017年9月28日)もありました。
気になったのでNHKをチェックしてみたら・・特集|NHK 戦争証言アーカイブス の中に、「ビルマの戦い〜インパール作戦」 「白骨街道」と名付けられた撤退の道

NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」 『11月8日(水)午前1時45分〜(7日深夜) [総合]で再放送』だそうです。(7日 25:45〜です)

「アラカン山脈にトンネルを掘る」・・・伊藤洋先生は何かを象徴的に表現されて演題となさったのでしょう。 ぜひ拝聴したいですが、いつもながら予定は未定にして決定にあらずの私です・・・

「白骨街道」にはならないような「街づくり」・・・リニア新幹線で活性化を目指す方々にも重要なスタンス。

タグ:山梨県 集会
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2017年10月28日

飯田市によるJR飯田線の乗換新駅計画(報道記録)

飯田市が乗換新駅の計画箇所示す 土曽川付近の約110メートル(2017年10月28日 14時34分 南信州新聞)
 リニア中央新幹線県内駅に関係する説明会が(2017年10月)27日夜、計画地の上郷飯沼北条地区であり、飯田市がJR飯田線への設置を検討している乗換新駅の具体計画を示した。座光寺上郷道路や土曽川をまたぐ橋の上部を含む約110メートルの区間が計画箇所。地元負担の請願駅としてJR東海に協議を申し入れる方針で、建設費は関連も含めて7〜8億円程度を見込んでいる。
 飯田線上の近接地への新駅設置は、リニアと乗り換える鉄道利用者の利便性向上が目的。市のリニア駅周辺整備基本計画で検討項目としている他、県や飯田、伊那、駒ケ根市などでつくる「リニア中央新幹線整備を地域振興に活かす伊那谷自治体会議」が協議を進めている。
 説明会には住民ら約80人が出席。市はこれまで候補地としてきた リニア駅の北西500〜600メートル区間を、土曽川付近の約110メートルに狭める計画を示した。
 1面1線形式の棒状停車場で、新駅からリニア駅周辺整備区域の出入り口までは約280メートルとする。
 事業費は新駅建設に5〜6億円、県が新設する座光寺上郷道路と県道市場桜町線の歩道に設けるシェルター整備に2億円程度を見込むが、「市だけで出すとは想定していない」とし、国県の補助制度活用も視野に伊那谷自治体会議に諮る考えを示した。
 県道をアクセス道として活用できるため、「新駅により道路整備や移転家屋が生じない」とも説明。北条地区が挙げた条件を満たす形となり、住民から異論は出なかった。
 今後は伊那谷自治体会議に諮り、事業手法や財源を検討。早ければ年内にもJR東海に申し入れるという。  JR東海は、幅杭の設置状況や今後の用地取得手続きの日程を踏まえ、「2018年秋」としてきた準備工事着手の時期を「2019年度以降」に遅らせるスケジュールを示した。
 市の代替地計画が具体化する前の用地取得を不安視する声に、「市の代替地の計画に合わせる。土地の契約をしてから移転していただく。移転後に工事着手となる」とした。

編注・年月日の表記について、このブログでは元号には西暦を付すようにしています、記事に表記された月日に西暦年を付記する場合もあります。この点は原文と異なる場合があります。

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2017年10月27日

長野県道松川インター大鹿線拡幅工事で発生土利用した埋め立て拡幅計画(報道記録)

半の沢埋め立て県道拡幅 中川村リニア協(長野日報 2017年10月27日 6時00分)
 第13回中川村リニア中央新幹線対策協議会は(2017年10月)25日夜、同村の基幹集落センターで開いた。委員、JR東海、県の関係者約40人が参加。JRは中央新幹線南アルプストンネルの発生土を運ぶ県道松川インター大鹿線拡幅工事の現状を説明し、現況では構想段階にある県道半の沢橋付近の道路改良の素案を示した。
 JRによると、県道工事のうち小渋ダム西側の仮称西下トンネル(878メートル)は今月2日に貫通。ダムに架かる四徳大橋東側の仮称四徳渡トンネル(1201メートル)は、12月に貫通する見込みになっている。貫通後は順次、路面舗装や電気工事に入る。
 2トンネルの新設工事では掘削した発生土を同村半の沢地籍の村有地に仮置きしている。一方、地元からは仮置き現場の北側にあり、老朽化した半の沢橋を含む県道の改良を望む声がある。半の沢の埋め立てによる拡幅が実現すれば、仮置きした発生土を他の場所へ移さずに済むJR側も構想には前向きで、現在盛り土(本置き)を前提にした計画案を作成している。
 JRは協議会の席上、半の沢(橋下)を最も高い位置で約30メートル以上埋め立てて平地を作り、既存の橋を撤去して新道を通す案を示した。
 現場は国が管理する小渋ダムの下流に当たり、付近にはダム管理に必要な道路もあることから、JRは「(国や県と)協議した上で詳細な設計を進めたい」とし、「(示した)素案はあくまでもイメージ」と述べた。国や県との協議が合意すれば、最終案が村対策協議会へ提示される計画だ。
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所有者不明の土地問題はリニア新幹線にも影響する

2017年10月半ばに知った記事ですが、調べていて 『10月は「土地月間」、10月1日は「土地の日」です。』 との国土交通省広報にも気付きましたので10月中に記事公開しておきます。
リニア新幹線が抱えた土地問題――JR東海が役所に期待する「安倍忖度」(選択出版)(Yahoo!ニュース 「選択」 2017/10/9(月) 9:30 配信)
 所有者不明の土地問題は全国的な社会問題と化し、JR東海もそのハードルに直面している。リニア新幹線の建設予定地周辺でも所有者の分からない土地が見つかり「リニア計画に支障が出る可能性が出てきた」(別のJR関係者)からだ。
 リニア建設ではトンネルの掘削時に大量の残土が出る。前出関係者は「その残土を運ぶ予定の道路にも所有者不明の土地問題が点在する。拡張工事もままならず、大型トラックが通れない恐れがある」と話す。所有者不明の土地は「開発サイドが何十人もの相続人をたどって所有者を特定しなければならない。とてつもない費用と時間がかかる」(地方自治体幹部)。リニア新幹線の建設でも同じ手間暇を要する。だが、アナリストによれば「JR東海は、葛西敬之名誉会長が安倍晋三首相の『お友だち』で、何とかしてもらえるとタカをくくっている」。
 実際、国交省は9月から所有者不明対策を考える特別部会を設置し、年内に中間取りまとめを出す予定。国交省といえば、リニア建設の認可に対する一部沿線住民からの異議申し立てに対しては、審議中を盾に結論を先送りにしている。所有者不明の土地問題での迅速な対応とは、あまりに対極的だ。安倍首相にとって最優先はやはり「お友だち」か。
選択出版(株)

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続きがあります・・・
posted by ictkofu at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 国会・国政

2017年10月26日

リニア新幹線が不可能な7つの理由(岩波ブックレット 975)(出版情報)

図書でタイトルされた「不可能な7つの理由」とは、難問が7つあるという指摘です。

難問の6はリニア訴訟に関係する国土交通省の問題、7は事業の財源と採算問題です。そもそも論で言うなら、これらが国会で的確に審議され政府が事業再検討を決断していたら、難問1〜5は無く地域自治体の苦労も生じなかったでしょう。そうは問屋が卸さない国会・政権を選んだのは国民ですから以って瞑すべきか。
とにかく、既に事業が行なわれている現在、5つの難問 を沿線地域行政自身で解決できる方法はあるか・・・
一つ一つの難問に対応する施策について、まずは地域行政としての明瞭・的確な情報発信が求められていると私は思っています。
法令等の規程もあり個々の地方自治体では解決できない難問であれば、沿線地域が一体となって国政に働きかけることは既にリニア中央新幹線建設促進期成同盟会が推進の立場から行なってきたことです。それを難問解決を求める観点から行う事も可能でしょう。これは地域行政への信頼を高め、行政が目指すリニア中央新幹線開通後の地域活性化にも結びつくことだと私は考えています。

樫田秀樹著 リニア新幹線が不可能な7つの理由
著者 樫田秀樹(ジャーナリスト)
出版 岩波書店(岩波ブックレットNo.975)
発行 2017年10月5日 ISBN978-4-00-270975-8
体裁 A5・並製・64頁
定価 本体 520円+税

『夢のような宣伝文句とともに,事業費10兆円を超すリニア中央新幹線の建設工事が始まった.しかし,未熟なリニア技術の安全性や南アルプスをぶちぬくトンネル工事,その残土の行き場や住民の反対,そして見通せない採算性など,行く手には多くの困難が立ちふさがる.現場に足を運びつづけるジャーナリストが徹底検証する.』

表紙を開いてスキャンした目次右上の陰で分かるように、このブックレットは右開き縦書きです。横書きを読み慣れた私にはつらかったですが、全て現地調査を踏まえた内容が実に参考になりました。
樫田秀樹著 (目次)
はじめに
リニア計画とは?
難問1 膨大な残土
難問2 水涸れ
難問3 住民立ち退き
難問4 乗客の安全確保
難問5 ウラン鉱床
難問6 ずさんなアセスと、住民の反対運動
難問7 難工事と採算性
おわりに ---- 住民・市民の声に耳を傾けられるか

「はじめに」では 「リニアはいったい何を実現するのか。何を壊すのか。一人でも多くの人にそれを理解してもらうことが本書の目的である。」 と締めくくられています。

「リニア計画とは?」では、「JR東海の目的」、「リニア計画の経緯」の2点が書かれています。リニア新幹線事業への賛否いずれにせよ、まずはこの2点を理解した上で読み進められるのが良いと思います。

「おわりに」で書かれていることは 「市民の前に現われないJR東海」、「軽視される住民の合意と理解」、「住民を軽視するマスコミと国会」 の3点です。
私は7つの難問を読み始める前にまずこの3箇所を読みました。

公共でも民間でも何かを実施する時には、まず目的(何故やるのか)から始まり、その為には何をやるべきかを検討し、それを何処で何時やるかを考えた上で、誰がどんな方法でやるかを決定するものです。
なぜ Why、なに What、どこ Where、いつ When、だれ Who、どんな方法 How、これを5W1Hと表現して、常にこの順序で考えることが大切なのだ、順序を変えると仕事は成功しないと私は教えられました。
この教訓を忘れていつもしくじる私ですがリニア新幹線事業を考察する基本になっています。

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