2017年11月29日

柿原トンネル工事土砂崩落事故で第3回トンネル施工技術委員会が開催される

時系列は以下のようになります・・・
独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)
2017年9月8日に事故発生、「福井の新幹線トンネル工事で地上のグラウンドが深さ8m陥没」、2017年9月9日の記事で記録しました。

1.2017年9月23日に第1回委員会開催・・・現地調査と技術委員会は9月23日(土)開催(2017年9月20日) | 北陸新幹線、柿原トンネル陥没事故の記者会見について(2017年9月12日)| 北陸新幹線、柿原トンネル陥没事故について(PDFファイル)(2017年9月8日)

2.2017年10月11日に第2回委員会開催・・・北陸新幹線、金沢・敦賀間トンネル施工技術委員会の開催について(PDF:254KB)(2017年10月4日)
「北陸新幹線の福井県あわら市「柿原トンネル」工事土砂崩落事故(続報)」、2017年11月01日記事でフォローしました。
この第2回委員会を報じた毎日新聞が 『第3回会合で事故原因や再発防止策をまとめて公表すると発表した。』 と書いていました。

3.2017年12月4日に開催される第3回委員会の告知・・・北陸新幹線、金沢・敦賀間トンネル施工技術委員会の開催について(PDF:254KB)(2017年11月28日)
第3回技術委員会開催広報

11月1日の記事に書きましたが、福井県あわら市の現地では既に工事が再開されています。鉄道・運輸機構は現在進行中のリニア中央新幹線事業でもJR東海から受託して沿線の一部区間を担当しています。私は北陸新幹線に関心はありませんが、リニア中央新幹線事業に関係する事案として記録しています。
2017年12月4日に開催される第3回委員会後の最終報告を確認したいと思っています。

鉄道・運輸機構の工事受託状況
鉄道・運輸機構の工事受託状況
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2017年11月28日

富士川町で防音フード設置に住民意向調査を実施予定(報道記録)

防音フード設置 住民意向調査へ(NHK甲府放送局ニュース 2017年11月28日 07時11分)
またまたNHKの誤報記事です。
富士川町は、リニア中央新幹線の騒音対策として「防音フード」の設置を希望するか住民に問う意向調査を実施するため、今月末(2017年11月末)に開かれる臨時議会に調査費用を盛り込んだ予算案を提出する方針です。
リニア中央新幹線の計画ルートにあたる富士川町では、高さ20メートル以上の高架橋が2.6キロにわたって住宅街などを横切る計画です。
町は、ことし(2017年)9月、騒音対策として軌道をコンクリートで覆う「防音フード」の設置の是非を問う住民投票を行う方針を固め条例案を議会に提出しましたが、投票結果が禍根を残すなどという理由から、「別の方法で意見を聞くべきだ」として全会一致で否決されました。
このため富士川町は意向調査という形で住民の考えを聞くことにし、114万円の調査費用を盛り込んだ予算案を今月(2017年11月)30日の臨時議会に提出する方針です。
町の案では、計画ルートの中心から両側400メートル以内の18歳以上の住民や法人の代表などおよそ2700人に調査用紙を郵送し、防音フードの設置を希望するか、しないか、回答してもらうということです。
富士川町は予算案が可決されれば、来年(2018年)2月から調査用紙を発送することにしています。

NHK甲府放送局は取材した結果として、騒音対策として軌道をコンクリートで覆う「防音フード」 だと理解しているようですが、JR東海の公式名称は「防音・防災フード」なのです。騒音は災害であると認識しているJR東海だから「防音・防災フード」と名付けているのか、それとも騒音とは別な「災害」を想定する名称なら、その災害とは如何なるものか、突っ込んで取材するのがジャーナリズムの仕事じゃないかと私は思います。
もし富士川町行政自体が住民には「防音フード」と説明して意向調査をしようとしているなら、それこそが間違いであり問題だと指摘するのもジャーナリズムの仕事でしょう。

この情報は2017年11月25日付けの山梨日日新聞が 「リニアフード設置是非問う 沿線住民の意向調査」 として報じていました。この記事では「防音防災フード」と記されていました。
私は2017年09月08日記事 山梨県富士川町9月議会、リニア防音で住民投票条例案提出 でNHKの呼称「防音フード」は間違いだと書いておきましたが、一般人のブログなど見ることは無くても、NHK甲府は地元紙の山梨日日新聞情報はマークはしているでしょう。それでも敢えて「防音フード」としか書かないのは山梨県庁主導 「リニアの見える化」 への「忖度」であろうと私は考えるのです。

続きがあります・・・
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2017年11月25日

品川駅の深夜地下工事を初公開(報道記録)

リニア中央新幹線 品川駅の地下工事を初公開(NHK 2017年11月25日 4時50分)
10年後の開業を目指して各地で工事が進められているリニア中央新幹線で、東京の品川駅の地下に専用の駅を作る工事の様子が(2017年11月)25日未明、初めて公開されました。

リニア中央新幹線は10年後の平成39_2027年に東京・品川と名古屋との間で先行して開業する予定で、岐阜や長野、山梨など各地でトンネルの掘削工事などが進められています。
このうち品川駅では現在の東海道新幹線の駅の地下40メートルに新たに専用の駅が作られる予定で、現在、新幹線の運行を続けながら深夜を中心に工事が行われています。

25日、東海道新幹線の線路の下を掘り下げるため、線路をいったん外し橋桁を設置する工事の様子が初めて報道関係者に公開されました。
最終列車が通過したあとの午前0時すぎからレールの切断などの作業を行い、その後、クレーン付きの専用車両が長さおよそ12メートル、重さ26トンの橋桁を運び込み作業員たちが工具を使って固定しました。

JR東海は今後3年かけて駅の4本の線路、合わせて1600メートルほどを橋桁に交換したあとで地下を掘り下げる工事を行い、10年後までに駅を完成させることにしています。
JR東海中央新幹線建設部の大羽宏和次長は「東海道新幹線を止めることなく終電から始発の間の限られた時間で進める難易度の高い工事だが、開業に向けて安全に着実に工事を進めていきたい」と話していました。

画面から見ると夜中の作業とは思えないほど真昼のように明るい工事現場です。どのような照明なのか影が無いので不思議に感じました。

続きがあります・・・
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2017年11月24日

JR東海は2017年末までに大井川減水対策を説明する(報道記録)

JR東海 年内に対策を説明へ(2017年11月24日 19時17分 NHK静岡)
JR東海は、リニア中央新幹線の建設に伴って静岡県を流れる大井川の水量が減少しかねないという懸念が周辺の自治体から示されているのに対し、川を流れる水の減少分を川に戻すという従来の考え方を重ねて強調し、流域の自治体に対し、年内に具体的な対策を説明する考えを示しました。

リニア中央新幹線の建設工事をめぐっては、静岡市北部の南アルプスの地下にトンネルを建設するのに伴って、地下水がトンネルに流れ込み、近くを流れる大井川の水量が減少することが懸念されるとして、静岡県や流域の自治体がJR東海に対し、十分な対応をとるよう求めています。

これについて、JR東海の柘植康英社長は(2017年11月)24日東京都内で行った記者会見で、「国土交通省や専門家の意見も踏まえ、水の利用に影響がおきないよう流域の河川の水量の減少分はすべて戻すよう確実に対応を行いたい」と述べ、大井川を流れる水の減少分をすべて川に戻すという従来の考え方を重ねて強調しました。 そのうえで「対策費を惜しんで不十分な対策にしようということはない。工事の安全だけでなく、地域連携も着実に進めていきたい」と述べ、理解を求めました。

JR東海は、トンネルに流れ込んだ地下水を水路を設けたりポンプでくみ上げたりして、川に戻す計画で、こうした対策を、年内に流域の自治体に説明して理解を得たいとしています。

JR東海の社長記者会見は 「JR東海 ニュースリリース」 に掲載されるものと、されないものがあります。これまで私が確認しているリニア中央新幹線事業の問題解決に関する記者会見談話はマスコミ報道しか無いのが通例です。
JR東海が公表するリニア事業情報は 「中央新幹線 関連プレスリース」 からもチェックしてソースを確認できます。私はそれらを含めて JR東海公開情報のサイトマップ を作成してWebサイトに掲載しています。 ちなみにリニア中央新幹線事業に関してチェックしているマスコミ情報は 報道・ジャーナルのリンク集 で整理しています。

続きがあります・・・
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2017年11月23日

春日井市の神領非常口新設工事契約手続きが開始された

JR東海の 建設工事(公募競争見積方式)の発注予定 2017年11月20日公表です。【要点のみ引用しています。春日井市には神領町(じんりょうちょう)がありますが、ここでは熊野町「神領非常口」です。】
建設工事(公募競争見積方式)の契約に係る手続き開始について
平成29年11月20日
下記の工事を公募競争見積方式による契約手続きに付すので、競争参加を希望する者は、4.担当箇所及び手続き日程(1)担当箇所」まで連絡されたい。なお、手続き等の詳細については、別途交付する「競争参加説明書」による。
工 事 名 中央新幹線神領非常口新設
工事場所 愛知県春日井市熊野町
工事区分 土木
工事概要 立坑の施工
工  期 契約締結の翌日から平成34_2022年6月30日まで

競争参加資格確認申請書等の提出期限 平成30_2018年2月6日(火)まで
見積書の提出日時 平成30_2018年3月30日(金)13時30分

(6)留 意 点
本工事は、都市部トンネルの非常口を新設する工事である。鉄道に近接して地下を深く掘削する非常に難易度の高い工事であり、高度な施工技術を要する。
また、関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9_1997年法律第81号)に基づく「中央新幹線 (東京都・名古屋市間) 環境影響評価書【愛知県】(東海旅客鉄道株式会社 平成26_2014年8月29日公告)」を踏まえ、環境の保全に十分配慮して実施する工事である。

続きがあります・・・
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中央アルプス・トンネル工事の発生土処理計画、長野県飯田市(報道記録)

鼎と羽場で工事説明会 12月6・8日 リニア松川工区(南信州新聞 2017年11月22日)【年月日、数値、地名などは編者が補足しています】
 リニア中央新幹線計画で、JR東海の委託で鉄道建設・運輸施設整備支援機構が担う中央アルプス(松川)外工区の工事説明会が(2017年)12月6日に飯田市鼎、8日に羽場で計画されていることが分かった。中央アルプスと風越山のトンネル2本を計画しているが、来年初頭着工の中央アルプス側を説明する。また、県内駅予定地の上郷飯沼北条では11月29、30日に用地説明会が開かれる。

 リニア建設で着工の前提となる工事説明会は、大鹿村の南アルプストンネル長野工区(8.4キロ)と、豊丘村の伊那山地トンネル坂島工区(5.1キロ)に続き3カ所目。機構が主体で、具体的な工事の内容や工事用車両の運行計画、安全・環境保全対策などを示す。
 同工区は松川橋梁を挟み、東側の風越山トンネル(5.6キロ)内の2.3キロと、西側の中央アルプストンネル(23キロ)内の4.9キロなど。風越山は黒田非常口先の作業用トンネルから、中アは松川の坑口からそれぞれ西方向に掘るが、坑口間に距離があるため、県内の計画地では初めて着工前の手続きを分ける。
 2018年初頭からの準備工事は、切石の妙琴公園内での工事ヤード造成を計画。工事用道路の整備、県道拡幅などを進め、本体のトンネル掘削は2019年度後半からを見込んでいる。
 残る風越山側は2018年度末までに用地を取得し、2019年度内に工事ヤードの造成に着手。同後半からのトンネル掘削を想定している。
 調整してきた残土の運搬は、市街地の往来を避け、中央道と三遠南信道を通行するルートを示す。
 松川と黒田の坑口から発生する約135万立方メートルを、下久堅小林の候補地(約20万立方メートル)、龍江番入寺(約40万立方メートル)、下條睦沢(約120万立方メートル)に運ぶ計画。県道飯田南木曽線と市道大休妙琴線から県道羽場大瀬木線、国道153号などを経て中央道、三遠南信道を利用する。

 南信州新聞社のこれまでの取材によると、当初は中心市街地や松尾などを経る案が検討されていたが、地元や市が住環境への影響が少ない経路を求めていた。
 三遠南信道の天龍峡―龍江インター間は2019年度に開通予定で、トンネル掘削の開始時期と重なる。
 飯田市鼎の工事説明会は12月6日に切石会館、羽場は8日に羽場公民館で午後7時から。住民が対象で非公開

 また、JRと市は11月29、30日に県内駅予定地の上郷北条で用地説明会を開く。
 明かり区間では喬木村阿島に続く2カ所目。JRのリニア建設と市の駅周辺整備事業について用地取得と測量・調査の範囲の目安を示し、用地取得や補償の考え方や手順、測量・調査の概要を説明する。
飯田地域発生土の処理ルート 2019年度末から風越山トンネルと中央アルプストンネルの掘削が始まり、計約180万立方メートルの残土が発生する見通し【中央道や三遠南信道を利用 JR東海、リニア残土の飯田市内運搬で計画(信濃毎日新聞 2017年11月22日)が報じた発生土量は 180万㎥】
JR東海の発生土置き場計画候補地は
 下久堅小林:約20万㎥
 龍江番入寺:約40万㎥
 下條村睦沢:約120万㎥
尚、リニア駅近くの地点は掘削工法が決まっていないので運搬ルート図からは除かれています。【信濃毎日新聞記事より】

飯田市でのリニア工事については リニアに関する説明会の開催状況(飯田市リニア推進課・リニア整備課)があります。 リニア推進課・リニア整備課 のページは充実しています。

posted by ictkofu at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 発生土(残土)

国土交通省はリニア時代のスーパー・メガリージョンを目指す

リニア効果波及目指す国の検討会 「超巨大都市圏」意見交換(信濃毎日新聞 2017年11月21日)
 2027年の東京・品川―名古屋開業を目指すリニア中央新幹線を巡り、整備効果を全国に波及させる構想作りに向けて国土交通省が設けた有識者検討会は(2017年11月)20日、都内で会合を開いた。同日付で多摩川精機(飯田市)副会長を退いた萩本範文氏が、沿線の先駆的な経営者として招かれ意見発表。航空機産業を通じた地域振興を進めて「大都市の補完・移転を探るのではなく新しい風を起こす」と強調した。
リニアは最短で37年に品川―新大阪間を67分で結ぶ予定。国交省はリニア全線開業により人や物、お金、情報が集まる「スーパー・メガリージョン(超巨大都市圏)」が形成されるとし、今年9月、研究者や経済団体の代表者ら委員14人による検討会を発足させた。移動時間の大幅短縮を経済成長や生活の質の向上につなげるため、19年夏をめどに、リニア時代の地域づくりの目指す方向性を打ち出したいとしている。
 20日の会合では、萩本氏と経団連筆頭副会長で日立製作所会長の中西宏明氏を招いた。中西氏は外国からの投資先、訪問先としての魅力を高める必要性があると指摘。超巨大都市圏全体を新たな首都圏と捉え、官公庁や企業本社の移転で災害リスクへの備えを考えるべきだ―とした。萩本氏は、リニア県内駅ができる飯田市は超巨大都市圏の中心に位置しており「ハイテクと伝統文化が混じり合うまち」を目指すべきだと主張した。
 検討会は、長野県や飯田市など沿線自治体もオブザーバーとして加わっている。

国土交通省
スーパー・メガリージョン構想検討会
◇ 2017年11月14日 第3回 スーパー・メガリージョン構想検討会の開催〜リニア中央新幹線等の高速交通ネットワークによる国土構造大変革の効果を如何にして引き出すか〜(報道発表資料)
◇ 2017年11月20日 第3回スーパー・メガリージョン構想検討会に簗政務官が出席

第1回(平成29_2017年9月22日)
報道発表資料議事概要議事次第資料1資料2
第2回(平成29_2017年10月27日)
報道発表資料議事概要議事次第資料1資料2資料3資料4参考資料
第3回(平成29_2017年11月19日)
報道発表資料議事概要議事次第資料1資料2資料3資料4参考資料
第4回(平成29_2017年12月22日)
報道発表資料議事次第資料1資料2資料3参考資料
第5回(平成30_2018年1月19日)
報道発表資料議事次第資料1資料2資料3資料4資料5参考資料
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2017年11月15日

南アルプストンネル新設(静岡工区)工事が契約された

◇ 2017.11.15 中央新幹線南アルプストンネル新設(静岡工区)工事の契約について
工  事  名 中央新幹線南アルプストンネル新設(静岡工区)
請 負 業 者 中央新幹線南アルプストンネル新設(静岡工区)工事共同企業体
        (大成建設株式会社・佐藤工業株式会社)
工 事 場 所 静岡県静岡市葵区
工 事 区 分 土木
工 事 概 要 トンネル工事
契 約 締 結 日 平成29_2017年11月15日
工     期 契約締結の翌日から平成38_2026年11月30日まで

この契約広報に記載されている参照図は2017年6月の 南アルプストンネル静岡工区と導水路トンネルの入札公告 で掲載された図と同じです。ちなみに、2017年10月18日 大井川導水路トンネル工事契約 でした。

南アルプストンネル静岡工区
○工事の留意点
・ 本工事は、南アルプスを施工区域とし、最大土被りが1,000m以上の区間を含む、主に 四万十層群の地層におけるトンネル工事であり、高度な施工技術を必要とします。
・ 関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9年法律第81号)に基づく「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】(東海旅客鉄道株式会社 平成26年8月29日公告)」、及び「「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】平成26年8月」に基づく事後調査報告書(導水路トンネル等に係る調査及び影響検討結果)(東海旅客鉄道株式会社 平成29年1月17日公表)」を踏まえ、大井川流域の水資源など、環境の保全に十分配慮して実施する工事です。
続きがあります・・・
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2017年11月11日

山梨県はリニアの見える化を前提に事業進行

山梨県議会・平成29年2月定例会(主な質疑・答弁)(更新日:2017年5月1日)
リニア中央新幹線

 県の環境基準の対象範囲に暮らす住民の人数や学校等の施設数及び防音フードを設置しない区間への見解は。

 リニアの走行音への対応は、沿線市町と協力しながら、新幹線鉄道騒音に係る環境基準を適用する地域の指定に向け、作業を進めているが、現時点では指定地域が未定のため、施設数などを示すことは困難である。
 また、JR東海では、基準に適合するよう防音壁や防音防災フードの設置、個別家屋対策など総合的な騒音対策の検討を進めているところであり、まだ防音防災フードの設置箇所などは確定していない。
 県では、引き続きJR東海に対し、地域の理解を得ながら適切な防音対策を実施するよう要請していく。
質疑応答が要約された記事なので山梨県議会公式会議録を確認
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2017年11月09日

飯田市、リニア駅周辺整備基本設計の優先交渉権者を選定(報道記録)

優先交渉権者を選定 リニア駅周辺整備の基本設計(2017年11月9日 15時43分 南信州新聞)
 飯田市は(2017年11月)8日、リニア中央新幹線県内駅(同市上郷飯沼・座光寺)周辺整備の基本設計を担う事業者を選ぶ公開プレゼンテーションを市役所で開き、中央コンサルタンツ(名古屋市)、設計領域(東京)、三菱地所設計(同)の3社でつくる企業チームを優先交渉権者に決めた。応募した3チームの提案を有識者や市幹部らが審査し、選定した。市は優先交渉権者と設計費用などの交渉がまとまれば、今月中にも契約を結ぶ。基本設計は有識者や行政関係者、市民代表らでつくる「リニア駅周辺整備デザイン会議」とともに2018年度末までにまとめる方針。

 中央コンサルタンツなどの採用チームは、人と人とのつながりなどを意味し、飯田に馴染みある「結い」を設計テーマに据えた。
 駅舎を挟んだ南北の整備区域を「結いの広場」で一体的につなぎ、来訪者や地域住民の憩いの場だったり、四季を感じられる空間だったりを創出。
 北口広場はコンコースと同じ高さとすることで利便性や開放感を高めるとし、
 立体駐車場屋上には南アルプスを望める場を提案した。
 駅の高架下は広場的な要素を取り入れ、自由に往来したり、起業支援店舗などに提供したりの場に活用。
 南口広場の東側に魅力発信施設を設け、子育て環境など暮らしを支える機能も持たせるとした。
 自動運転技術など将来的な交通事情の変化を見据え、ロータリーや駐車場は広場などに転用できる設計を見込んだ。
 市民に愛され、日常的に利用される駅となるよう、設計―施工―開業後に至る継続的な住民参加の重要性も指摘。設計の具体化に向けた市民とのワークショップで建設的な意見を引き出す工夫を施したり、整備過程の段階ごとにイベントを取り入れたりの具体案も例示した。

 選考後、審査委員長の公益財団法人都市づくりパブリックデザインセンターの小澤一郎顧問は「全体として課題ややるべきことをとらえて提案されている。市民参加のプロセスもしっかりしたものが出されていた。特に地域の人たちが主体的に使っていくことに重きを置いている点が評価できる」とのコメントを出した。
 審査副委員長の東京芸術大学美術学部建築科の北川原温教授は「これからの実際の仕事において、市民やデザイン会議の要望に応えていくための専門的知見や技術力を持っていると感じた」と指摘。「飯田市の皆さんもこのプロジェクトに高い意識、関心を持っていただき、積極的に参加してほしい」と期待を込めた。

 公開プレゼンテーションは市や建築・設計の関係者、地域住民ら約100人が傍聴。リニア駅ができる上郷飯沼の北条まちづくり委員会の木下喜文会長は採用チームの提案について「これから詰めていく部分は多くあろうが、駅に来る人も地元の人も大事に、自然や景観も大切に考えている印象を受けた」と話した。
 市は今回、基本設計業者を公募型プロポーザル(提案)方式で選定。応募は3チームあり、いずれも10月下旬の一次審査を通過して、この日の提案に臨んだ。

リニア駅周辺整備基本設計業務公募型プロポーザルの選定結果について(2017年11月8日 飯田市リニア推進課・リニア整備課 駅周辺基盤整備係)
会社案内|中央コンサルタンツ株式会社
作品集 ≪ 株式会社 設計領域
PROJECT|株式会社 三菱地所設計
公益財団法人 都市づくりパブリックデザインセンター

長野県飯田市・平成26_2014年度上郷地区市政懇談会レポート(2014年7月18日)に「北条まちづくり委員会」と飯田市行政との対話も掲載されています。
『リニア駅周辺整備の基本的な考え方とスケジュール感について(北条まちづくり委員会会長)』など。

編注・年月日の表記について、このブログでは元号には西暦を付すようにしています、記事に表記された月日に西暦年を付記する場合もあります。この点は原文と異なる場合があります。
引用した記事についても引用趣旨を明確にするように段落・改行、下線・強調など編集している場合があります。

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