2018年03月21日

山梨県富士川町の住民調査、85%が防音防災フードを希望した(報道記録)

リニア防音フード“設置希望”(NHK甲府放送局ニュース 2018/03月21日 14時28分)

リニア中央新幹線の計画ルートにある富士川町で、高架橋を覆う「防音フード」の設置について沿線住民の意向を聞く調査が(2018年3月)21日集計され、3つの地区すべてで設置を希望するという結果がまとまりました。
リニア中央新幹線でJR東海が設置を検討している「防音フード」は、軌道が走る高架橋などをコンクリートで覆い防音効果を高める一方で、車両が走る様子が外から見えず観光面での効果が見込めなくなることや周辺の日照がさえぎられるといったデメリットも指摘されています。
富士川町は「防音フード」の設置について住民の意向を確認するため、町内で高架橋が通る予定となっている2.6キロの区間を3つの地区に分け、先月、沿線の400メートル以内に住む住民や法人の代表など2665人に調査用紙を送りました。
21日は町民会館でその集計作業が行われ、防音フードの設置を「希望する」とした人が、それぞれの地区で回答者のおよそ78%から90%と多数を占めました。
作業を見守った沿線の60代の男性は「町は今回の結果をJR東海に確実に伝えてほしい」と話していました。
富士川町財務課の齋藤靖課長は「静かな環境が損なわれるという住民の懸念が結果に表れたと思う。JR東海が今後高架橋の設計に入る前に、防音フードの設置を要請したい」と話していました。

繰り返し書いておきますが、JR東海の公式名称は「防音防災フード」であり、「防音フード」という名称はありません。文字数を節約するために記事では「防音防災フード(以下、防音フードと略す)・・・」と書くようなケースはしばしばあります。

今回のNHK報道では、『富士川町財務課の齋藤靖課長は「静かな環境が損なわれるという住民の懸念が結果に表れたと思う。JR東海が今後高架橋の設計に入る前に、防音フードの設置を要請したい」と話していました。』 には疑問を感じました。
財務課長の 「JR東海が今後高架橋の設計に入る前に」 という発言の意味が不明なのです。高架橋とは高架軌道の事だと分かりますが、その設計は終っているはずです。先年の事業説明会で提示された高架軌道の図は沿線各地どこも同じようなものですから、場所により違いはあると思いますが基本的な設計が済んでいるから工事費見積りもでき事業計画として国土交通省に提示出来たはずです。
そもそも「JR東海が今後・・・の前に」などと判るはずがないでしょう、「詳細設計に取りかかりますが、何かご意見がございますか」と連絡してくるような事業者でしょうか。富士川町内通過ルートについて決定の前にJR東海と相談できましたか。

●今回の要望を富士川町からJR東海に直接提出するのは間違えです。直ちに山梨県知事に提出し、知事からJR東海への要望として迅速に伝えられるべきです。要望内容、提出から回答までの経過は全て富士川町と山梨県庁の公式ページに記録され公開されるべきなのです。
もしも富士川町民の意見は山梨県知事としては取り扱えないという事になるなら、その理由も含めて全てを富士川町ホームページから人々に報告することも町政の義務です。
その状況を見ている人々は「リニアで変わるやまなしの姿」を理解することも出来るのです。

上記の事は別な事案であろうとJR東海との対応については、南アルプス市、中央市、甲府市においても同じです。沿線都県地域全体において情報を如何に共有するかを考えずにジコチュウを続けていて地域活性化ができるか。リニア推進期成同盟会はリニア開通後は内部戦争に転換するものだと理会している活動だったのでしょうか。一極集中を加速するスーパー・メガリージョンの良い餌になるだけか。

◇ 平成30_2018年4月15日執行−富士川町長選挙及び富士川町議会議員一般選挙

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posted by ict工夫 at 23:41| 環境影響