2018年04月11日

甲府市がリニア駅近接地域のまちづくり整備方針を発表

リニア新幹線の通常の搭乗はネット予約だと言われていますが、沿線各駅から東京に通勤する人々が定期券利用可能だとしても、その定期券は何通発行できるのか。通勤定期が発行される沿線各駅で発行枚数(搭乗人数)を制限することになるはずです。何故なら1時間に1本しか通らないリニアで通勤できる人数は限られるからです。

私は当初から品川駅と名古屋駅の計画は気にしませんでした。それらはリニアがあろうと無かろうと発展していくはずの地域だと思っているからです。
しかし沿線各地のリニア開通に期待した街づくり、活性化計画には関心があるのです。
現状を見ていると、リニア完成・開通の見込みがついた頃に、駅のある各地は停車本数の増加を国に求めるに違いない。それが無ければ東京で勤務する人々が甲府に移住してくるはずもなく、リニア駅と結ぶ地域内公共交通の整備すら無駄になる。通勤時間帯はもちろん、毎時片道で4本停車/直通は2本、それくらいの停車頻度が無ければ各地域のリニアによる活性化計画は成り立たないと思えます。

いずれにしても甲府市の場合はコンパクトシティを目指してきた施策は立ち消えになる。現在の甲府駅・山梨県庁地域(甲府中心街)とリニア駅周辺の二極化シティ。共に栄えるか共倒れか。
いずれ自分のサイトで整理する予定です。

2018年4月9日甲府市長定例記者会見(2018年4月11日公開 甲府市公式サイト)
【編注・年月は西暦の併記や補足をしています、このページはWebサイトに掲載する前の下書きです】

リニア駅近接地域のまちづくり整備方針について
1つ目は、「リニア駅近接地域のまちづくり整備方針」についてであります。資料1をご覧ください。

まず、これまでの「経過」についてであります。山梨県では、平成28_2016年度に「リニア環境未来都市整備方針」を策定し、リニア駅周辺エリアと近郊エリアにおけるまちづくりの方向性が提示されました。これに基づき、リニア駅周辺エリアにおきましては、先日、「世界に開かれた交流拠点」をコンセプトとした「提案イメージ図」が示され、今後、創造会議を通じて、「実際の機能、配置、デザイン等」が決定される予定となっております。
一方、リニア駅近郊エリアのまちづくりにつきましては、県の整備方針に沿って、地元の市・町や関係団体等が連携を図りながら、着実な取り組みを進めていくものとされています。そこで、本市におきましては、昨年度、リニアをめぐる国・県の動向や、市民の皆様の考え方などを勘案する中で、検討を重ねてまいりました。
その結果、本市として、リニア駅近郊エリア内にあるリニア駅からの徒歩圏を「リニア駅近接地域」と定め、リニアに係るまちづくり整備方針として、「リニアKSプロジェクト」を立ち上げ、広く市民の皆様への周知を図る中で、着実な施策展開を実施してまいりたいと考えております。なお、「リニア駅近接地域」は、配布いたしました資料1の図1において、黄色で示した約90ヘクタールの区域であります。

次に、「リニアKSプロジェクトの概要」についてであります。ご案内のとおり、リニア開業により「甲府―品川」間の移動時間が約25分となり、本市が「東京への通勤圏」となります。そこで、東京圏からの移住世帯やサテライトオフィスなどの事務系移転企業をターゲットとした土地利用施策を、リニア駅の徒歩圏である「リニア駅近接地域」に展開することが、リニア開業効果を最大限に活用する方策の一つであると考えております。
この「リニア駅近接地域」は、現在、市街化調整区域内に位置するため、積極的な都市的土地利用が制限されています。このため、本市では、これまで、国の「都市計画運用指針」や県の「リニア環境未来都市整備方針」、また、本市の「リニア活用基本構想」や、市民の皆様のご意向など、多角的な視点からの検討を重ねてまいりました。
これらを受けて、東京圏からの移住世帯および移転企業にとって、魅力ある居住環境・業務環境の整備が必要でありますことから、本市の強みである「優れた自然や低廉な物価、活発な地域コミュニティ」等とともに、「市街化区域への編入」を見据えた「組合施行の土地区画整理事業」の実施や、用途地域の指定、地区計画の決定など、ハードとソフトを並行して整え、快適で安全・安心な居住環境・業務環境を備えた、しっかりとした受け皿を創ることが重要であると考えております。
リニア駅近接地域に、東京圏からの移住世帯および移転企業を誘致する環境を整備するためには、現在、県が策定を進めております「甲府都市計画区域マスタープラン」において、本市の新施策を盛り込んでいただく必要がありますことから、今後、県と協議を行ってまいります。

一方、「組合施行の土地区画整理事業」を実施するためには、リニア駅近接地域内の地権者の皆様に「区画整理のしくみ」を調査・研究していただいた上で、「組合参加への是非」についてご判断いただけるよう、庁内に「まちづくりチーム」を立ち上げ、早期に、地元地権者の皆様との協議を開始し、地元と本市が共同して、区画整理の推進に取り組んでまいりたいと考えております。
さらに、従来の区画整理による「都市基盤整備」に加えて、タイムリーな情報提供や高度なセキュリティ機能、防災・減災機能の装備等、東京圏の住民の方々にとって日常生活の利便性・快適性につながる機能を活用したまちづくりを研究するなど、東京圏からの移住世帯および事務系移転企業から「選ばれるまちづくり」も視野に入れてまいります。

いずれにいたしましても、リニア駅近接地域から甲府市全体、加えて、甲府圏全域の発展につながりますよう、各方面からのご意見をお聴きする中で、リニア開業効果を最大限に享受できる「まちづくり」を、積極的に進めてまいります。

リニア駅周辺整備基本計画企画提案プロポーザル関連図書の公表(2018年3月23日)市長が言及された「提案イメージ図」がアップロードされています。
リニア環境未来都市(山梨県総合政策部リニア環境未来都市推進室 2017年4月20日)
リニア環境未来都市創造会議

続きがあります・・・
posted by ictkofu at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域活性化