2018年12月22日

リニアの見える化は達成できないだろう

ドローン空港侵入で2人逮捕=英警察(時事通信 2018年12月22日 22時49分)
空港にドローン侵入し滑走路閉鎖中、旅客12万人に影響(TBSニュース 2018/12/21 0:24 配信 Yahoo!ニュース )
英ガトウィック空港、ドローン侵入で閉鎖続く 警察は「ドローンを撃ち落す」可能性も(iRONNA 2018年12月21日 13:00 公開)【これは産経新聞系のサイト】
Gatwick chaos: Police 'could shoot down drone'(BBS 21 December 2018)【iRONNA 記事のソースと思えます】

航空機のバードストライクによる事故は、鳥がエンジンに吸い込まれて発生することを何かで読んだ記憶があります、具体的な事は知りませんが、ドローン飛行を禁止する意味は分かります。
リニア中央新幹線の地上区間(明かり区間)で防音・防災フード区間と防音壁区間があることは、知られています。
リニア新幹線を観光対象とするために、リニアの見える化と称して防音・防災フードにはしないで欲しいと希望する地域があります。
リニア新幹線の「エンジン」は鳥が巻き込まれても動作不能にはならないとしても、ドローンが落ちて磁気に反応する部品が挟まったらどうなるのでしょうか。

国土交通省委員会審議の当時、明かり区間の「明かりフード」(※)と呼ばれていたものが、「防音・防災フード」と記載された準備書が公開された時、「防音」に「防災」が追加された意味を私は明確に理解できませんでした。
車両側の災害が軌道の外に波及しないための「防災」だけでは無く、外から来るものを防ぐ「フード」の意味が含まれているはずだとは考えましたが・・・
しかし「防災」追記の意味が公式文書からは見つからないまま、私は「リニアの見える化」は愚かだと記事を書いてきたのです。騒音問題以上の意味を含めてです。
この件は私の知識不足が多大なので、空港ドローン事件のことも考えながら考察を続けたいと思います。

(※)2017年01月30日 リニア中央新幹線は防音フードで技術評価をパスした

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posted by ictkofu at 22:47| 環境影響

2018年12月20日

リニアL0系改良型で騒音低下

改良リニア、「鼻」に凹凸でより静かに 2020年完成(朝日新聞 2018.12.20 21:12 gooニュース配信)

JR東海は(2018年12月)20日、2027年開業予定のリニア中央新幹線を走る営業車両について、新たな試験車を製作すると発表した。先頭部分に丸みを持たせ、走行中の騒音軽減などをめざす。2020年春に完成し、山梨県内にある実験線を走り出す予定だ。
(中略)
 現行車両の改良型という位置づけで、東海道新幹線の初代車両にちなんだ「L0(エルゼロ)系」の名は変えない。先頭車は、現行車両で先端部にあるカメラと前照灯を中間付近に移動。長く伸びる「鼻」の部分に凹凸を設けたため、「鼻筋」の通った顔付きとなった。先頭部分の空気抵抗は現行車両より13%下がり、省エネや騒音低下が期待できるという。
 2編成あるL0系のうち、先頭車と中間車を1両ずつ改良型に置き換える予定だ。金子慎社長は「改良型でほぼ完成したという思いはあるが、さらなるブラッシュアップを続けていきたい」と話した。(細沢礼輝)

他紙では・・・
山梨リニア実験線に改良型試験車両 2020年春に完成へ(2018.12.20 乗りものニュース編集部 )
JR東海、リニア試験車「L0系」改良へ 非接触給電に一本化、デザイン刷新(2018年12月20日 17時11分 ITmedia ビジネスオンライン)

JR東海サイトを確認しました。
ニュースリリース に記載の 『2018.12.20 中央新幹線 【社長会見】超電導リニア 改良型試験車の製作について(232.1KB)』/news/release/nws002626.html の本文は PDFファイル(000039077.pdf) です。

続きがあります・・・
posted by ictkofu at 23:27| 技術評価

2018年12月18日

伊那山地トンネル青木川工区の環境保全計画に長野県が助言(報道記録)

リニア青木川工区 地滑りや斜面崩壊防ぐ措置求める 県、JR東海に助言通知(2018.12.18 信濃毎日新聞)

 リニア中央新幹線・伊那山地トンネル(下伊那郡大鹿村―同郡豊丘村、15・3キロ)のうち、青木川工区(大鹿村、3・6キロ)でJR東海が行う環境保全計画に対し、県は(2018年12月)17日、県の助言を同社に通知した。大断層「中央構造線」があるため、地滑りや斜面崩壊の発生などによる影響を引き起こさないよう措置を取るように求めた。
(中略)
 県の助言は、トンネル掘削で異常出水も想定されるとして「あらかじめ流量調整や処理方法について検討すること」や、工事用車両の運行に当たっては環境保全措置を確実に実施すること―などを求めた。
 JR東海は10月、同工区の環境保全計画を公表。県は県環境影響評価技術委員会の議論や大鹿村の意見などを基に助言をまとめた。同社が2019年1月末までに助言を踏まえた対応方針を回答し、県が公表する。
 同工区は伊那山地トンネルの最も東側。19年夏ごろに作業用トンネルの掘削を始める計画だ。

青木川工区については 伊那山地トンネル新設(青木川工区)工事における環境保全(2018年10月06日 記事)でメモしていますが自分の仕事が忙しいので情報整理は手つかずです。
長野県の場合、リニア中央新幹線事業の環境影響に関する審議は、環境影響評価法対象事業 中央新幹線(東京都・名古屋市間)、このホームページで明確に整理されていますので、労を厭わず確認していけば良いのです。
今回の事案は、平成30年度第7回技術委員会 平成30_2018年10月26日開催 「議題:(1)中央新幹線伊那山地トンネル新設(青木川工区)工事における環境保全について」が該当します。
とりあえず自分の覚えとしてメモしておきます。私の情報整理は多分年明けになると思います。

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タグ:長野県
posted by ictkofu at 23:00| 工事

2018年12月14日

北品川非常口の工事状況(報道記録)

◇ 2018.12.10 リニア新幹線、工事順調でも残る「最大難所」 品川近くの建設は進むが、静岡は今も協議中(大坂直樹 : 東洋経済記者)
この記事は Yahoo! に同時配信されています・・・リニア新幹線、工事順調でも残る「最大難所」
読者コメントが投稿できる仕様で、東洋経済サイトでは34件、Yahoo!サイトでは123件の投稿がありました(2018.12.14 確認)

2018年11月28日、工事中の北品川非常口が報道陣に公開されたので視察された記者さんの記事です。 中見出しは以下の3件・・・

◇ 巨大な穴にシールドマシンを搬入する
 今後掘り進めるトンネルは品川方面から名古屋方面に向って下っていく。斜度は40パーミル。1km進むごとに40mの高低差が生じる。東海道新幹線1編成を例にとれば、先頭と最後尾で16mの高低差が生じる計算だ。新幹線で最も急勾配とされる九州新幹線でも35パーミル。鉄輪の斜度の限界を超えられる理由は、磁気を利用して動くリニアだからこそだ。

工事現場の写真が見られる事は少ないので参考になりました。大深度地下工事のシールドマシンなどの機材を搬入し発生土(残土)を搬出する出入口。非常口とは開通後の名称。
ちなみに山梨リニア実験線の勾配については、山梨リニア実験線(リニア中央新幹線建設促進期成同盟会)に実験線42キロ区間の勾配が記載されています。当然ですが40パーミル区間も数箇所あります。

◇ 静岡はまだ本格着工に至らず
 JR東海は県に歩み寄り、「ポンプアップ等を用いて全量を大井川に戻す」という姿勢に転じた。現在は「全量戻し」を前提にその方法や戻す水の状態について協議が重ねられている。

この件は大井川問題として整理しておく予定で情報だけは確認しています。

◇ 2027年の開業目標は守れるか
 2025年の大阪万博開催が決まったが、2020年の東京五輪後のビックイベントがリニア開業であることに異論を挟む余地はない。2027年を見据え、名古屋では大規模な駅周辺の再開発計画が進んでいる。品川駅も駅改良工事や駅ビル開発などの計画がある。
 その2027年に肝心なリニアが走っていないのでは画竜点睛を欠く格好になるが、安全面をおろそかにしたり、作業のクオリティーを下げたりしてまで2027年にこだわるという選択肢はJR東海にはないはずだ。2028年以降の開業という可能性も頭の片隅に入れておくほうがよいだろう。

地域活性化のテーマでリニア中央新幹線事業を観ている私としては、沿線各自治体それぞれの単独事業とは全く異なる点について各自治体当事者さん達がどれほど考慮されておられるかを確認できないもどかしさを感じています。

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posted by ictkofu at 12:26| 工事

2018年12月08日

大井川減水対策で静岡県知事答弁「受忍できるまでJR東海と対話する」

JRリニア水対策 知事「住民ら受忍できるまで」(中日新聞静岡版 2018年12月7日)

静岡県議会12月定例会は(2018年12月)6日、代表質問があった。
リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事に伴う大井川の水対策で、川勝平太知事は「工事が及ぼす大井川の流量や水質、生態系への影響を洗い出し、保全措置で利水者や流域住民が受忍できるまで、JR東海と対話する」と述べた。
野田治久氏(自民改革会議、伊豆市)の質問に答えた。
 大井川の水対策を巡っては、「工事で発生した湧水全量を大井川に流す」とJRが約束したが、県側は、毎秒2トン流量が減ると試算した根拠への説明を求めている。水の戻し方や地下水への影響、自然環境への影響回避など多くの議論が山積している。

静岡県議会
静岡県議会本会議会議録から開催時期順が開けます(ページタイトルからリンクされていない場合は左の記事マークのクリックが設定がされています)

野田治久議員ホームページ
12月定例会での野田治久議員の質問項目(一括質問方式)(静岡県議会公式ページ)

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posted by ictkofu at 22:46| 静岡県