2019年08月26日

山口トンネル崩落事故を考える交流会@中津川市 9月22日

山口トンネル崩落事故を考える交流会 パート Ⅱ
日時 : 2019年9月22日(日) 14:00〜
会場 : 中津川市山口公民館 (岐阜県中津川市山口1616番地3 0573-75-2126)
講師 : 松島信幸氏(日本地質学会名誉会員)
講師 : 坂本 満氏(技術士・応用理学部門)
主催 : リニアを考える岐阜県民ネットワーク
山口トンネル崩落事故

岐阜県の関連サイトは以下と思います(2019年8月26日 確認)
岐阜県環境影響評価審査会
岐阜県環境影響評価審査会地盤委員会の開催広報 2019年8月20日開催・中央アルプストンネル工事(山口工区)における地盤沈下に係る環境保全措置について(2回目)
環境影響評価の実施状況(令和元年7月5日現在)(1回目は未掲載)
中央新幹線(東京都・名古屋市間) 2 環境影響評価法

山口工区についてブログに書いた記事は以下の通りです・・・
2019.05.28 山口工区陥没、鉄道・運輸機構が原因と対策を発表 2019年5月28日
2019.04.26 山口工区陥没、続報
2019.04.09 中央アルプストンネル(山口)非常口工事の土砂崩落
2016.08.22 中央アルプストンネル(山口非常口)工事は鹿島JV(説明会 2016.12.15)

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 10:48| 集会・講演会

2019年08月20日

大井川の流量減少問題協議に国土交通省も出席(報道記録)

静岡県中央新幹線環境保全連絡会議「地質構造・水資源専門部会」及び「生物多様性専門部会」委員と東海旅客鉄道株式会社との意見交換会の開催(2019年8月13日 記者提供資料/静岡県くらし・環境部 環境局水利用課、自然保護課)
1 「地質構造・水資源専門部会」意見交換会(2019年8月20日開催)に関する報道記録です。
2 「生物多様性専門部会」意見交換会(2019年8月21日開催)の報道記録を追記しました。
【Yahoo!配信の記事にはYahoo!の仕様により読者からコメントが投稿されています。】

リニア意見交換「静岡県とJRの理解促す」 国交省が初同席(2019.08.20 静岡新聞)

 リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、対策を検討するための静岡県環境保全連絡会議地質構造・水資源専門部会の有識者とJR東海の意見交換会が(2019年8月)20日午前、県庁で始まった。国土交通省から派遣された職員が初めて立ち会い「県とJRの理解促進に努めたい」との姿勢を示した。
 JR、他のリニア沿線自治体などが国の調整を求めていた。立ち会った同省鉄道局施設課の森宣夫環境対策室長は取材に「JRと専門部会委員の話を聞くために来た」と述べ、「委員がどのような問題意識を持っているか、それに対するJRの対策はどうかに注視したい」とした。21日に予定される同会議生物多様性専門部会の意見交換会にも出席する。
 県はこれまでの有識者とJRの協議内容を踏まえ、流域市町や利水団体の意見も加えた中間意見書を6月にJRへ送付した。意見交換会はJRが中間意見書に対する回答を作成するため、有識者の求めている対策を確認する場として開かれた。20日は午前、午後に委員2人ずつがJR側の担当者と対策に関する質疑を実施。1人目の塩坂邦雄委員は工事で突発的に湧水が発生した場合の対応や、流量減に伴う生態系への影響についてただした。

静岡県中央新幹線環境保全連絡会議
このページの末尾 「5 関連情報」の項目で 「中央新幹線建設工事における大井川水系の水資源の確保及び水質の保全等に関する質問書や意見書」 に関して静岡県からの送付とJR東海からの回答が時系列で公表されています。
それらの内容は後日Webサイトで整理するつもりです。

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 22:00| 静岡県

2019年08月15日

静岡工区の当面の進め方について・続報、石井大臣会見要旨

2019.08.15 国土交通省記者会見

記者(問)先日(2019年8月9日)、リニア中央新幹線の静岡工区について、「当面の進め方について」という文書を発表されて、その中で国土交通省は「状況に応じて検討の促進等に努める」という表記がされていると思いますけれども、場合によっては積極的な仲介役を担うお考えがあるのかということと、具体的にどのような検討促進策を検討されているのか、お考えをお聞かせください。

大臣(答)
 リニア中央新幹線の静岡工区につきましては、国土交通省といたしまして、引き続き必要な調整や協力等を行っていく旨を、これまでにも会見等でお答えさせていただいてきているところでありますが、そういった状況の中で、今月(2019年8月)5日に、静岡県知事から、陳情にお越しになった際に、県とJRとのやりとりの場に然るべき方が来ていただけるとありがたい旨のお話を受けました。
こうした知事からのお話なども踏まえまして、本事業を円滑に進めていくため、国土交通省は静岡県及びJR東海と、今後の当面の進め方について確認を行いまして、(2019年8月)9日に3者で合意いたしました。
これを受けまして、早速、静岡県から、来週(2019年8月)20日、21日に開催されます専門部会委員とJR東海の意見交換会への立ち会いとして、国土交通省の担当者の出席の要請がありまして、鉄道局からは担当者を出席させる予定との報告を受けています。
本件につきましては、まずは、科学的知見等に基づきながら、専門部会におきまして検討が進められることが重要でありまして、国土交通省といたしましては、先ほどの意見交換会への出席などを含めまして、こういった検討が円滑かつ迅速に進められるよう、環境整備等に努めてまいりたいと考えています。

記者(問)今の静岡のリニアの件なのですけれども、大臣として、これ以上静岡県と東海の話し合いが進まないことで工事が遅れてしまうことによって、どれぐらい工事が遅れると目標としている2027年の開業への遅れの影響が出る可能性があるのか、そういった見通しなどのお考えはありますでしょうか。

大臣(答)
 先ほど申し上げましたように、リニア中央新幹線の静岡工区については、静岡県側から南アルプスを通過するトンネルによって大井川に水資源の確保について問題提起がされておりますので、この件について科学的知見に基づいて専門部会において検討が進められることが重要であると考えておりまして、工期の遅れ等については、まだそういったことを検討する状況にはないと承知しております。
(年月日は編者が表記修正しました。)

◇ 2019年08月09日 静岡工区の当面の進め方、国土交通省・静岡県・JR東海打合せの結果
国土交通省 ⇒ 政策・仕事 ⇒ 鉄道

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 23:00| 静岡県

2019年08月09日

静岡工区の当面の進め方、国土交通省・静岡県・JR東海打合せの結果

リニア中央新幹線静岡工区の当面の進め方について
令和元年8月9日
国土交通省
静 岡 県
東海旅客鉄道株式会社

○ リニア中央新幹線は、全幹法やアセス法等に基づき進められ、国民生活や経済活動へ大きなインパクトをもたらす重要な事業であること、また沿線自治体等からの期待も大きいことから、できる限り早期の実現が望まれる。

○ 一方で、大井川の水資源の確保は静岡県にとって切実な問題であり、またエコパークに登録された南アルプスは我が国において貴重な自然環境を有する地域の一つであることから、これらへの影響を回避・軽減するための措置を適切に講じていく必要がある。

○ このような状況の下、JR東海は水資源の確保や自然環境保全のための措置について真摯に検討し着実に実施するとともに、静岡県は科学的知見等に基づきながら、必要となる行政上の手続きを速やかに進めることが求められている。

○ 以上を共通の基本認識として、国土交通省、静岡県及びJR東海は、本件を進めるにあたり、当面、以下を確認する。

 (1) 水資源や自然環境への影響を回避・軽減するための措置については、現時点における科学的・工学的な観点から検討されるものであり、その検討の場として静岡県は専門部会を設けている。

 (2) JR東海は、静岡県立ち会いのもと専門部会の委員などから提示された意見や質問の趣旨等を確認しながら検討を深め、6月6日付けの中間意見書に対する最終的な回答を作成する。その際には、科学的な根拠等を示しながら県民や利水者にとってわかりやすいものとなるよう努める。

 (3) 静岡県は、この検討の場として専門部会を設けている経緯に鑑み、上記(2)の手続きを経てJR東海から回答が提出された際には、速やかに専門部会を開催し、科学的・工学的な検討を有識者等に委ねつつ専門部会が円滑かつ迅速に進むよう努める。

 (4) 国土交通省は、専門部会における検討を見守りつつ、状況に応じて検討の促進等に努める。

リニア中央新幹線事業で静岡工区(南アルプストンネル工事)の着工遅れと、それを静岡県政の問題と批判する愛知県知事の談話などがマスメディアで報じられています。今回の会合は事業を認可した国土交通省の提案により開催されたものです。
一口で言えば「大井川問題」と呼べるでしょう。大局的には「南アルプスをトンネル通過する問題」と言えるかも知れません。
この件はブログでまとめられる単純なものではないので、いずれWebサイトで整理します。

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 23:00| 静岡県