2020年07月29日

風土を育み未来につなぐ、立ち止まって考える

特定非営利活動法人 地球守 代表理事・高田宏臣さんの Facebook 記事を知りました。(地球守=チキュウモリ)
風土を育み未来につなぐ、本来の「観光」へ と題した NEWS ページに Facebook に書かれている静岡県に献呈した 高田宏臣氏の新刊 『土中環境』 についても書かれています。
◇ アマゾンのサイトでは、『古来より存在する土木技術は、いかにして環境を守ってきたのか、そしてその技術は現代を生きる我々にどのように語りかけてくるのか。造園から環境を考える一冊。』 と説明が付いています・・・土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技

Facebook 記事は画像として引用(手元保存)しておきます。
Facebook_高田宏臣

◇ 2019年12月13日 現代土木の副作用 第二話 〜令和元年台風21号豪雨水害、土砂崩壊から
地球守サイトの「リニア」タグを開いて読めた記事です。私は土木工事のことなど全く分からないドシロウトですが、数百年も昔に建造された神社仏閣などが月日を重ねていることを思うと、高田さんのお話もなんとなく納得出来るのです。
私は MS-DOS 時代からのNECパソコンを今も使っています。 ネット接続はしませんが Windows 95 と MS-DOS の両方で動いていますから、昔作成したプログラムをそのまま動かしています。近年のパソコンは Windows 10 アップデートのたびに問題発生して苦しめられます。そんなことを思うと、技術の発展とは何だろうと考えてしまう事も多いです。立ち止まって考える、この言葉こそが大切だ、そして考える為の情報も居ながらにして手に入るのは、技術進歩によるものではある、その事もしっかり考えながら立ち止まる。
タグ:静岡県
posted by ict工夫 at 06:02| 環境影響

2020年07月21日

山梨県はリニア新幹線推進本部を設置

◇ 2020.07.21 リニア新幹線で県に推進本部設置(07月21日 14時42分 NHKNHK甲府放送局)
リニア中央新幹線は2027年の開業が厳しくなっていますが、県は、開業に向けて計画的に施策を進めるため「リニアやまなしビジョン推進本部」を設置し、長崎知事は開業の時期にかかわらず計画を推進するよう指示しました。

県はことし3月、リニア中央新幹線の開業に向けたさまざまな施策を進めるための計画、「リニアやまなしビジョン」を策定し、21日、施策の具体化を図るための推進本部を設置して初めての会議を開きました。
この中で推進本部の本部長を務める長崎知事は「リニアをひとつのきっかけとして山梨の将来像を描いて具現化していく」と述べました。

リニア中央新幹線をめぐってはJR東海と静岡県との協議が難航し2027年の開業が厳しくなっていますが長崎知事は「リニアが開通したらかけ算となってその効果が増していく。ぜひとも将来に向けて積極的な議論とご協力を心からお願いしたい」と述べ、開業の時期によらず着実に計画を進めていく考えを示しました。
県は今後、土地が比較的安価で、首都圏や関西圏との移動時間が短くなるメリットをいかし、国内外の優秀な研究者が集まる研究開発拠点をつくるための環境整備をすすめていくことや開業の効果を県内全域に波及させるため、甲府市に設置される計画の新たな駅と県内を結ぶ交通ネットワークの検討をすすめるなど、施策の具体化を展開することにしています。
◇ 2020.07.21 2027年厳しくなる中 リニア開業見据え 活性化の推進本部設置(2020.07.21 19:30 UTY)
リニア中央新幹線の開業を見据えた地域活性化の指針リニアやまなしビジョンを推進するための山梨県の会議が立ち上がりました。
リニア開業を見据え県はクリーンエネルギーなどの分野で最先端の技術開発に取り組む企業を誘致し関連産業を集積させることで雇用の拡大や地域活性化につなげようとビジョンを作成しています。
7月21日立ち上がった会議はこのビジョンの実現に向け必要な施策を推進するためのもので、専門的な知識を持つ有識者をアドバイザーに委嘱し誘致企業の絞り込みなどを今年度の活動とすることが報告されました。
リニアの開業を巡っては静岡県が着工を認めていないことからJR東海は東京―名古屋間の2027年の開業は難しいという認識を示していますが長崎山梨県知事は「開業の時期にかかわらず山梨の将来像を描き実行に向けて進め開通後の効果を高めていきたい」と述べました。
繰り返しになりますが、私は新型コロナウイルス感染症問題の状況確認に注力している状況なので、山梨県政が発するリニア中央新幹線事業に関する情報も未整理です。
世界各地での COVID-19 問題がとりあえず終息段階に到達してから、その後の世界各国の政治・経済・社会状況はどのように変わっていくか、そこまではなんとかフォローしたいと思っています。
新型コロナウイルスの地球侵略に世界中が一致団結して戦う、まるで映画にしか無い宇宙戦争のような状況下で山梨県政の発想・施策の有り様を冷静に見つめることが出来るのも私には良い学習になります。
posted by ict工夫 at 23:00| 山梨県

2020年07月15日

立ち止まり懸案整理を(中國新聞社説が共同通信サイトで)

【社説】リニア中央新幹線 立ち止まり懸案整理を(2020/7/14 株式会社中国新聞社)が共同通信社のサイトに掲載されていました。URL を見て変だなと思いましたが、これは中国新聞のアドレスでは無くて共同通信サイトなのです。
◇ 中國新聞トップ > コラム・連載・特集 > 社説、これが本紙の社説欄です。共同通信社は何故にこの「社説」を掲載したのでしょうか。
皆様ご承知のように、共同通信が配信する記事は全国地方紙の紙面・サイトで掲載されます。しかし中國新聞の社説を自社の記事に載せるはずはありません。読者としては、それじゃウチの新聞社はどう考えているのかと知りたくなるでしょう。
もちろん全国自治体議会議員の皆さんも同様かと思えます、山梨県議会の意見書を読みながら・・・
posted by ict工夫 at 01:00| オピニオン

2020年07月09日

リニア中央新幹線の早期開通を求める山梨県議会意見書

◇ 山梨県議会・リニア中央新幹線の早期開通を求める意見書(2020年6月定例会記録)

 JR東海が2027年(令和9年)の開業を目指すリニア中央新幹線について、静岡工区の着工の目途が立たないことから開業延期と計画の見直しが余儀なくされている。リニア中央新幹線は、東京、名古屋、大阪の三大都市圏を短時間で結ぶだけでなく、中間駅となる地方都市の活性化につながる国家的プロジェクトである。

 山梨県にとって、リニア中央新幹線の開業は、移動時間を大幅に短縮し、沿線地域間の交流の拡大を図るなど、社会、経済、文化、産業などあらゆる面で飛躍的な発展をもたらすものと期待されている。また、災害リスクの観点からも、リニア中央新幹線は東海道新幹線の代替輸送手段の役割を担い、危険分散を図ることが期待されており、山梨県を東京都民の避難地域として位置付け防災のバックアップ機能としての役割を果たすことも期待できる。さらに、山梨県では、平成26年に大雪災害に見舞われ、首都圏との交通網が遮断されたが、リニア中央新幹線があれば、山梨県と首都圏の物流の役割も期待される。

 こうした中、山梨県は本年3月にリニア中間駅を活かした経済活性化策の指針となる「リニアやまなしビジョン」を策定して、7年後の開業に向けて取り組みを進めているところであり、開業延期は山梨県を初めとする地方都市に大きな影響を及ぼすものである。

 JR東海と静岡県との間では、工事による大井川の流量減少など環境面での懸念が大きな課題となっているが、国家的な交通施策の観点から、国が前面に立ってこの課題解決に取り組むべきと考える。
 よって、次の事項について、特段の措置を講じられるよう強く要望する。

リニア中央新幹線の2027年(令和9年)開業が実現されるよう、JR東海と静岡県が抱える諸課題の解決に国が前面に立って取り組むこと。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年7月3日 山梨県議会議長
提 出 先
衆議院議長  参議院議長
内閣総理大臣 総務大臣
財務大臣   文部科学大臣
厚生労働大臣 経済産業大臣
提 出 者  山梨県議会議員       
  皆川  巖  浅川 力三  望月  勝 
  河西 敏郎  白壁 賢一  久保田 松幸
  大柴 邦彦  土橋  亨  古屋 雅夫 
続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 20:00| 山梨県