2020年09月20日

南アルプスリニアトンネルと大井川減水【学習会 2020-09-26】

【学習会】南アルプスリニアトンネルと大井川減水
リニア中央新幹線静岡工区の工事に伴う大井川の流量減少については、JRが委託した地質調査会社が2013年に作成した資料に「大井川直下で掘削予定のトンネル周辺でゆっくり浸み込んだ地下水が大量に存在している可能性」を非公開にしていたことが報道されました(9/10 静岡新聞)。【編注】

静岡県がリニア工事に反対している「静岡問題」という報道だけでは決して見えてこない南アルプスリニアトンネルと大井川減水問題について、工学博士の塩坂邦雄さんに解説して頂きます。

日 時: 2020年9月26日(土) 14:00〜
講 師: 塩坂邦雄さん(工学博士)
会 場: 静岡労政会館 静岡市葵区黒金町5−1 近隣駐車場案内地図
主 催: 南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク@静岡
ZOOM で視聴可能
【ご注意】申し込むアドレスは当日視聴するPC、スマートフォン等で受信可能なアドレスで登録ください。
開催案内続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 21:00| Comment(2) | 集会・講演会

2020年09月18日

1995年、実験線による水枯れが山梨県大月市で発生(報道記録)

◇ 2019.12.12 考えるリニア着工 大月からの報告(上)
◇ 2019.12.13 考えるリニア着工 大月からの報告(中)
◇ 2019.12.14 考えるリニア着工 大月からの報告(下)
【別件を調べている時に気付き、内容に驚きましたので記録しておきます】

 『リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事に、静岡県は同意していない。根底には「大井川の河川流量は減少せず、仮に水枯れが生じた場合は適切に対応する」とするJR東海に対し、強い不信感がある。その背景の一端を、山梨リニア実験線のトンネル工事で辛酸をなめた大月から報告する。』
・・・と始まる記事です。
 『1995年2月7日、山梨リニア実験線のトンネル工事で水枯れが発生した山梨県大月市猿橋町の朝日小沢地区。水不足を訴える住民の主張を疑いつつ、現場へ確認に訪れたJR東海・山梨リニア実験線工事事務所(同県都留市)の関係者は、枯れた沢を前にポカンと口を開けたまま驚きを口にした。』
 『水枯れ現場を視察したことでJRも態度を急変。実験線工事事務所の松浦政良係長はその場で「工事との因果関係を調査しつつ住民の意に沿う措置を取りたい」と表明した。給水車の派遣に加えて代替水源として新たな井戸を掘ることを約束。三日後には工事に着手し、その翌日には応急対応を完了した。』
 『しかし、数年もたたずに異変が生じた。JRが設置した井戸の揚水ポンプが不調を来し、再び断水が発生。・・・再びJRに対応を求めることも検討したが「周囲からお金が欲しくて騒いでいると思われたくないし、もうJRには関わりたくない」と、自分たちで対応することを決意。残りの補償金で上流部に新たな井戸を掘り、今日に続く水源を確保した。』
 『度重なる生活用水不足にさいなまれた朝日小沢地区ではその後、追乗川の水量が徐々に回復。地下水の流れは解明されていないが、独自に設置した井戸も順調に稼働し、今では平穏を取り戻している。』
 『大月以外にもJRが水枯れを認めなかった事例はないのか。JRによると、記録が残る2008年以降、実験線の延伸区間で補償した水枯れは34件。うち33件は新たな井戸の設置やポンプアップで対応し、残る山梨県上野原市の事例も協議中という。』

 大月市の事案について私は行政サイトで見たことはありません。実験線での水枯れ被害とその対処については、秋山村(合併後は上野原市)での水枯れ状況は ジャーナリストの記事 (2013.05.18、2014.09.08 など)からも知り、記録はしています。しかしこの件でも行政の情報記録は知りません。中日新聞記事でも山梨県庁や大月市庁がどのように動いたかまでは言及されていません。
 秋山村で生じた問題は、2014年11月21日 静岡県島田市広報で市長が大井川について語っている、参考・王見の滝 を書きました。JR東海の環境影響評価書には大月市での状況も記載されていましたが、この評価書に関して地域意見を見たことはありません。

 リニア中央新幹線事業について、水利、騒音、振動、日照など生活に直結する問題について、国土交通省が環境省の意見も参考にして意見を述べています、地域行政も意見書は出しています、しかし地域行政による具体的な施策について私は未確認です。
◇ 2020.09.11 リニア 知事ら防音防災フード要望(NHK甲府放送局)が伝えました。『長崎知事は11日、リニア中央新幹線の計画ルート沿線の市長などとともにJR東海の東京の本社を訪れ、原則、県内の地上を走るすべての区間で、線路をコンクリートで覆う、「防音・防災フード」を設置するよう要望しました。』
・・・この件はこれまでの山梨県政による 「リニアの見える化」 施策を変更するものであり、委細確認出来てから情報整理する予定です。参照・2019.07.26 リニア中央新幹線の騒音対策について(山梨県知事記者会見)

 2020年早々から日本国内でも始まった新型コロナウイルス感染症問題は、政府からの緊急事態宣言とその解除が繰り返され、地域行政はそれに応じて情報発信を続け、それぞれの地域施策を行っています。(参照・新型コロナウイルス感染症の情報 COVID-19
新型コロナウイルス感染症問題で出来てリニア中央新幹線国策事業では出来ないはずは無いのですから、その事を忘れない為に記事に残します。

タグ:山梨県
posted by ict工夫 at 18:07| Comment(0) | 環境影響

2020年09月05日

考えるリニア着工 なぜ決まったCルート(東京新聞・中日新聞記事案内)

東京新聞がリニア中央新幹線の現況を <考えるリニア着工 なぜ決まったCルート> と題して連載記事にしていましたので、リンクしてご案内します。
◇ 2020.08.30 (上)JR信じ20年 「約束違う」
◇ 2020.08.31 (中)経済性重視、環境顧みず
◇ 2020.09.01 (下)コロナ禍で需要不透明 テレワーク定着、再検討を

私がリニア中央新幹線についてまとまった記事やブログを書き始めたのは、2010年頃に街づくりと関連させながらでした。それ以前の事業経緯などは未知、未整理なので、今回の記事も良い参考になりました。歴史、理論、政策の三本足に支えられた情報整理を続けたいと思います。

<考えるリニア着工 なぜ決まったCルート>
【以下の記事を知りました。これは中日新聞本社から長野版や東京新聞に配信されたものと思いましたので、リンクのみ追加しておきます。】
【中日新聞掲載】
◇ 2020.08.06 (上)
◇ 2020.08.07 (中)
◇ 2020.08.08 (下)
【中日新聞・長野版掲載】
◇ 2020.08.13 (上)
◇ 2020.08.14 (中)
◇ 2020.08.15 (下)
◇ 2020.09.13 全国発信されぬ水問題 静岡「悪者」着工へ圧力【大井川とリニア 第1章 築けぬ信頼④・完】(2020/9/13 12:45 静岡新聞)
 この記事に気付きました。私はこの数ヶ月、新型コロナウイルス感染症問題に時間を割いているので、特にリニア静岡県問題のフォローは全くと言って良いほど出来ませんでした。とりあえずメモしておいて、関連記事を整理しておこうと考え、この記事だけリンクしておきます。
 静岡県庁・市町村、県議会、市町村議会などでの議論・報告も確認していきたいと思っています。
「静岡悪者」と全国メディアが報じるなら、その反論を、いつでも、誰でも、何処からでも、インターネットで全国に向けて発信出来るのだと、特に地方議員諸公が認識されていることを願っています。
posted by ict工夫 at 16:24| Comment(0) | リニア中央新幹線

2020年09月04日

リニア駅からの交通アクセスのあり方(山梨県政の審議過程)

◇ 2020.09.04 リニア駅北側に交通機能を集約案(09月04日 17時54分 NHK甲府放送局)

リニア中央新幹線の開業効果を山梨県内に波及させるため駅からの交通アクセスのあり方などを話し合う県の検討会が(2020年9月)4日、開かれ、事務局から駅北側を中心に自家用車向けの駐車場やバスやタクシーの乗り場などを設置するたたき台の案が示されました。

この会合は甲府市大津町に駅が設置されるリニアの開業効果を県内全域に波及させるための交通アクセスのあり方や駅前の整備方針を検討するために県が設置したものす。

4日の検討会では、茨城県日立市が導入している専用道路を整備してバスを走らせる「BRT」と呼ばれる公共交通網が紹介され、市の担当者とテレビ会議システムをつなぎ、事業の概要や利用状況などについて説明を受けました。

続いて、交通アクセスに関して駅前のエリアをどう使うか県などの事務局からたたき台が示されました。
それによりますと、中央自動車道と駅を直結させるスマートインターチェンジが整備される北側に自家用車を止め、乗り換えるためのパークアンドライドの駐車場や、高速バスや路線バス、それにタクシーなどの乗り場などを設置するとしています。

また、駅の南側は短時間の駐車場などをのぞいてどう整備するかははっきりと示しておらず今後、議論を重ねるとしています。
出席者からは「北側と南側の行き来をしやすくできるならバスやタクシーの乗り場はどちらか一方でいいのでは」といった意見が出されていました。
検討会では今年度中に意見をまとめることにしています。
◇ 山梨県リニア交通局リニア未来創造・推進課 リニア駅前エリア整備の在り方検討会議
このページがメインです。2019年1月に就任された長崎幸太郎知事のリニア中央新幹線関連事業施策の一環と思いますのでWebサイトで整理しておく予定です。
【参考・タグ・リニア駅
タグ:リニア駅
posted by ict工夫 at 21:06| Comment(0) | 山梨県