2021年12月31日

リニア中央新幹線の開業について(山梨県知事記者会見より)

山梨県・知事記者会見(令和3_2021年12月27日 月曜日) 以下は記者会見記事からの抜粋です。
リニア中央新幹線の開業について

記者 リニアの関係で、先日JR東海が、開業のめどが立たないということを改めて会見で言いましたが、この点について知事の所見を伺えればと思います。

知事(長崎幸太郎 山梨県知事)

 以前から2027年は厳しいというお話を伺っておりましたので、それではいつになるのかについて答えがないというのは、ちょっと残念な限りであります。
 やはりリニアは、東京から少なくとも名古屋まで繋がることに大きな意味があろうかと思っておりますので、JR東海におかれましては、早く静岡県のご理解をいただいて、着工に進めるようにしていただきたいと思います。
 その過程で、JR東海に対し山梨県の協力できるところは、最大限の協力をして参りたいと思います。
 また、理想的な姿は東京〜名古屋の開通だということは今申し上げたとおりですが、そこにいくまでに時間がかかるのであれば、そろそろ山梨と品川の間の先行的な開業というのも、少し議論をされてもよろしいんじゃないかなと、だんだん私自身もそのような気分になって参りました。
タグ:山梨県
posted by ict工夫 at 10:00| 山梨県

2021年12月30日

コロナとリニアの二重苦…JR東海を待ち受ける最悪シナリオ(参照記事)

2021.12.20 配信 コロナとリニアの二重苦…JR東海を待ち受ける最悪シナリオ【国際投資アナリストが解説】 と題された Yahoo!ニュースのページ、「幻冬舎ゴールドオンライン」の発信記事です。
 私は幻冬舎を書籍類発行の会社として存じておりましたが Yahoo!で継続配信しているのを知りませんでした。幻冬舎ゴールドオンラインの記事一覧(Yahoo!ニュース)
今回知った記事の著者は後藤康之氏、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)と紹介されています。
記事は次のようなメッセージから始まります・・・
 『コロナショックは鉄道各社に大きな影響を与えました。JR東海はコロナショック以外にリニア新幹線の建設が暗礁に乗り上げています。工期の延期による財務的な負担は重荷になってきます。最悪のシナリオは避けることができるのでしょうか。』
後藤康之氏が記事の末尾近くでお書きになったこと・・・
 『これから交通インフラ会社に望まれる投資や事業の方面は、単なる移動促進だけでなく、人々に感染抑制の措置を取っている、という安心を提供して、移動してもらえるように促す、という取り組みだと思います。』
私はこれにハッとしたのです。新型コロナウイルス感染症はインフルエンザのような流行病(はやり やまい)とは違うのではないかと私は感じていたのですが、それをズバリとお書きになったと思えました。
現状は COVID-19 の変異株として世界各国で対処されていますが、もしかすると変異ではなく、新たな症状をもたらすウィルスに成長・変化するのかも知れない、それを予測している方々もおられるでしょう。
地球上の人類が生き延びていく為には、ウイルスの進化に合わせてワクチンの改良・接種は絶えることなく継続すると予測せねばならないのか。
もしそれほど強力なウイルスなら、中華人民共和国で発生した2019年末から2年間を経過する COVID-19(新型コロナウイルス感染症とその変異株)は、今後も日本のみならず世界各国の生活環境に変貌をもたらし続けると想定せねばならないでしょう。
私が新型コロナウイルス感染症についてネット記事にまとめたのは、2020-02-16 COVID-19 コビッド-19 WHOが命名(新型コロナウィルス) でした。以後はリニア中央新幹線事業よりも新型コロナウイルス感染症について情報確認することが仕事以外の主たるテーマになったのでした。
そのコロナ禍に対処する政府・行政のスタンスには、全国民にとって適切な施策を検討し実施するよりも、行政が国民を管理しやすい施策を行うだけのように自分には感じられました。コロナ禍の現況はオミクロン株の国内発生が増えて来た状況にあります。そして国民の移動が多い年末年始になりました。
ワクチン接種すると感染しても発症しないだけでコロナウイルスが死ぬのでは無いらしいですが、リニア事業も似たようなものです。沿線各地にある諸問題をなんとかクリアーして全線工事完了しても、これからの日本国の社会・経済状況はリニア中央新幹線を必要とする状況にあるのでしょうか。
posted by ict工夫 at 23:00| 政治・社会

2021年12月13日

掘削進む山梨区間 県境の破砕帯、幅は不明 【静岡新聞・大井川とリニア】

静岡新聞
2021.12.12 掘削進む山梨区間 県境の破砕帯、幅は不明 専門家「標高差で水流出も」
 JRが示す県境付近の地下水位低下予測図では、県境から山梨側に約1キロの場所から静岡側の大井川本流にかけて、掘削完了20年後に地下水位が100〜300メートル以上低下する。しかし、県によると、東海道線丹那トンネルや新東名高速道路粟ケ岳トンネルなどの水枯れ事例を踏まえれば、数カ月単位で地下水位が低下し始めてもおかしくない。
以下、引用は略します。山梨県庁のリニア中央新幹線工事情報担当部局から、県内工事の状況について発表されている情報の有無などを知りませんので、たまたま知った静岡新聞の記事をメモしておきます。雨畑川、富士川問題とは異なりJR東海による南アルプス地下工事の問題ですから山梨県民には関係無いかも知れませんが、とりあえずリニア中央新幹線 開通推進策 のご参考まで。
タグ:山梨県
posted by ict工夫 at 22:00| 山梨県

JR東海がフリーの記者を会見から排除

OurPlanet-TV 公式サイト YouTube  リニア中央新幹線のトンネル工事で先月、初の死亡事故がありました。驚いたのはプレス対応。なんと会見は記者クラブ限定でフリーの記者を排除。その模様を配信します。
JR東海・ニュースリリース 2021年度 ・・・ 中央新幹線瀬戸トンネル新設工事における切羽の肌落ち等について 「4.原因  調査中です。」 2021年12月13日現在、調査結果を知らせる記事はありません。
 この記者会見で記者発表されたかどうか確認しておきたい・・・記者クラブ参加社による記事が見つかれば・・・過去記事の続報を記録したいのは、このブログに書いた記事 2021年10月27日 岐阜県工区・瀬戸トンネル工事の現場事故
関連記事としてメモしておきます・・・2021.11.23 リニア新幹線でいま何が起きているか?ー現地報告
 『 記者会見ではフリーランスを排除したJR東海。リニア中央新幹線の工事現場で何が起きているのか。ジャーナリストの井澤宏明さんにお話を伺う。』(OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー)
posted by ict工夫 at 20:00| リニア中央新幹線