2014年9月17日 旬報社の新刊
「出版停止から半年間」とお書きになった著者のブログ記事(2014/09/04)から出版の経緯が分かります。版元が 「旬報社」 だと分かったので、すぐに8月31日の記事にした 「虚像の抑止力」 を思い出しました。
著者のブログや版元の告知ページを参照してください。一部だけ引用しておきます、私が感じていることと同じだから・・・・
リニア計画では、すでに山梨県のリニア実験線周辺で、起こらないといわれていた水枯れが頻発しているだけに、問題発生の可能性は低くはないと推測する。しかし、その検証がされていない。
あるテレビ関係者は言った。「JR東海がスポンサーである以上、報道は難しい。でも、事故や大問題が起これば取材できる」と。だが、私は事故を待ってなどいられない。いま伝えることで、多くの人にリニアに関する情報を知ってもらい、議論をしてほしい。
なぜなら、リニアは似ているのだ。原発の推進の仕方と。
樫田秀樹さんは、リニア中央新幹線、3日連続取材 2013年5月16日、18日、24日(上野原市方面の水源枯渇問題など) をお書きになっています。私はこの記事を読んだ時に驚きましたが、山梨地域の皆さんはとっくにご存じでリニア推進に邁進してこられた。
先日、水ジャーナリスト・アクアコミュニケーター・橋本淳司さんが、リニア中央新幹線が水を奪う との記事をお書きになっている事を知り拝読したらはっ!としました
『何人もの住民に話を聞いたのですが、水源が枯渇したことへの怒りの声はあまりなく、補償として代替水源を確保してくれたことへの感謝の声ばかり聞きました。』
邪推すればこういう問題は代替水源だけですんだ話ではなく、ちゃんと「金目の話」にまでなっているはずです。環境首都・幸住県を標榜してみたところで所詮はカネの話になる。だから行政サイトも実験線による問題点についてはリニア推進サイトとしては決して書かないでこれまで来た。
国土交通省職員は、こんなことをとっくに分かっていてリニア中央新幹線計画を進めているのですが、太田昭宏国土交通大臣はご存じないでしょう。事業推進に邪魔な話はトップの耳に入れない、目に入らないようにするのも部下の公務員の仕事。
太田昭宏さんが気付いていないと思える情報を伝えることができるのは創価学会の皆さんしかいないでしょう。全ての情報を踏まえた上で判断していただけるようにサポートするのも同心の皆さんの役目だと私は思っています。後は個人の判断力の問題なので如何ともしがたい。