リニア中央新幹線計画を進めるJR東海の大井川水資源検討委員会(委員長・今田徹国土技術センター技術顧問)は5日、リニア本線内の湧水を大井川本流に戻す目的で南アルプスの山中に掘削する導水路トンネルの出口となる椹(さわら)島付近を視察した。
JRは、登山者ロッジがあり土地が開けている椹島が導水路の出口建設に適しているなどと委員側に説明した。今田委員長は「全体的には急峻な地形。地質特性をみて慎重に計画を推進させる必要がある」と指摘し、各種データの分析に万全を期すべきとの認識を強調した。
JRによると、湧水はリニア本線から約12キロにわたって導水路トンネル内を自然流下し、椹島で大井川に合流する。導水路は大井川下流域の水減少懸念を解消する対策として考え出されたが、導水路直上の沢が枯渇する恐れが新たに浮上している。
内田吉彦JR東海環境保全統括部長は視察後に記者会見し、導水路のルート選定や詳細設計は早ければ秋ごろ、検討委に提示する考えを示した。
視察は第3回検討委の一環で行い、一行は4日から1泊2日の日程で大井川全域を見て回った。
JRは、登山者ロッジがあり土地が開けている椹島が導水路の出口建設に適しているなどと委員側に説明した。今田委員長は「全体的には急峻な地形。地質特性をみて慎重に計画を推進させる必要がある」と指摘し、各種データの分析に万全を期すべきとの認識を強調した。
JRによると、湧水はリニア本線から約12キロにわたって導水路トンネル内を自然流下し、椹島で大井川に合流する。導水路は大井川下流域の水減少懸念を解消する対策として考え出されたが、導水路直上の沢が枯渇する恐れが新たに浮上している。
内田吉彦JR東海環境保全統括部長は視察後に記者会見し、導水路のルート選定や詳細設計は早ければ秋ごろ、検討委に提示する考えを示した。
視察は第3回検討委の一環で行い、一行は4日から1泊2日の日程で大井川全域を見て回った。
大井川水資源検討委員会はJR東海が設置した委員会です。大井川水資源検討委員会について というホームページが公開されています。2014年12月19日が第1回会議でした。
この導水路計画は大井川水資源検討委員会発足後に提示されたものです。基本的には2つの問題があると思えます。
1) 静岡県のブロガーさんが、導水路計画について考察されています・・・「流量減少で影響を受けるのは水資源だけじゃないぞ!!」
『静岡県庁で開かれた中央新幹線環境保全連絡会議において、大井川における流量減少問題に対し、JR東海が環境保全措置として「導水路トンネルを建設する方針である」との報告をおこなった・・・・』
水利、水資源という視点だけで考えているなら間違い、美しい渓流とか川に棲息する生物まで含めた環境保全として考えるべきであり、単に水を戻せばよいという計画では問題があると私は理解しました。ユネスコが認めた南アルプス・エコパークにも関係する問題なのです。
2) 環境影響評価書に基づき国土交通大臣により工事認可された後で生じた追加事業と考えるべきなら、この導水路計画について環境影響評価を実施すべきなのではないかという問題があります。
私はこの件については学習不足なので、静岡新聞記事をとりあえず記録しておいて、後日関係サイトを調べていく予定です。
【2015/07/09 07:48 追記】 新しいブログツールをテストしながら、このブログでリニア中央新幹線関係の整理を始めています。
OCNブログ人が終了して gooブログに移転しましたが、記事のテーマが色々なのでリニア問題だけをまとめておかないと過去記事の参照も難しい状態になりました。
リニア問題の中でカテゴリーを分ける必要もありました。
ホームページと平行して、このブログを進めていく予定です。
とりあえずコメント投稿のテストとして記入しておきます。
OCNブログ人が終了して gooブログに移転しましたが、記事のテーマが色々なのでリニア問題だけをまとめておかないと過去記事の参照も難しい状態になりました。
リニア問題の中でカテゴリーを分ける必要もありました。
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とりあえずコメント投稿のテストとして記入しておきます。