私たちは、NPO法人「日本で最も美しい村」連合(商標登録済)と言います。 通称、美しい村連合は、2005年に7つの町村からスタートしました。 当時は、いわゆる平成の大合併として市町村合併が促進され、小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなって来た時期にありました。私たちは、フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスの最も美しい村」運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動をはじめました。
美しい村連合ニュース で 「世界で最も美しい村連合会」世界大会総会&全国特産品マルシェ開催のご案内 は2015年05月12日に公開されていました。
加盟村一覧ページから気になった地域を画像引用しておきます。「美しい村」の議員日記 はいつも気になってアクセスしているサイトの一つです。「美しい村」というキーワードはこのブログで初めて知ったのです。
不思議なことにリニア事業はこの地域を狙い撃ちにしているのです。私がリニア情報をチェックしている長野県の町村がぞろぞろ。
山梨県早川町だけは喜んで受入れているらしいのも奇妙なのですが、それはまた別な話

山梨県平成の大合併は、2003年3月1日に富沢町と南部町の合併で今の南部町が誕生したのが最初でした。4月1日には南アルプス市が誕生。この時に早川町だけは入らなかったのです。地域資源や美しい景観を大事にして独自に育てていく信念だとどこかで見たことがあります。
2004年から2006年の間で現在の県内市町村の形が決まり、遅れて2010年3月8日増穂町と鰍沢町の合併で誕生した富士川町で平成の大合併は完結したのでした。
この市町村合併の最中に山梨県に漂着した私は山梨県の地図を見ながら県内全市町村の名前と位置を覚え、全てのホームページを確認し続けていたことを思い出します。山梨県活性化のキーワードはICTだと確信したのもこの頃でした。
美しい村世界大会でリニア中央新幹線事業が話題になる事は無いと思いますが、美しい村々はユネスコ・エコパークにも関係することです。
箱物ハードのパワー同様にソフトのパワー、ネットの威力も大きいのだということは、年金情報流出事件でどなたも気付いたことですが、リニア事業についても、どのように情報が発信されているかに注意している人々は世界中におられるはずなのです。「フランスの評価基準を基本に・・・新規加盟審査、5年ごとの再審査」(日本で最も美しい村」連合)だそうです。
ハードのパワーに頼り続けていて「ヤマナシという美しい村」が失われることを私は懸念しています。