2015年7月22日夕方、UTYテレビ山梨のニュースが、「リニアルートの中心線測量、県内でも始まる」と報じました。一目瞭然なので画面キャプチャーで記録しておきます。
NHK甲府放送局、その他山梨県内各紙も明日には報じることと思います。パネルの説明を聞いているのは8〜10名程の報道関係者と思える人々で、住民の方と思える姿は画面にはありませんでした。
尚、この測量開始については、甲府市企画部リニア交通室交通政策課に広報記事はありません。
読売新聞山梨版で、2015年07月23日『リニア中央新幹線 中心線測量開始 JR東海』 は23日に確認しました。『この日は甲府市、中央市、富士川町の3市町で測量が始まった。このうち、甲府市上曽根町の国有地の測量作業が報道陣に公開された。』とのことですが、各自治体担当部署にも連絡があり、自治体職員もこの測量作業開始に立ち会って状況確認したのかどうかは不明です。自治体に連絡が入れば議会事務局を経由して全議員にメール連絡もされたと思いますが、議員が出かけたかどうかもわかりません。「国有地」だからカンケイナイのかも。中央市、富士川町サイトは確認しましたがこの件の情報はありませんでした。こちらも「国有地」から始めたのでしょうか。
UTY がニュースとして扱ったことを過日の富士川町の大柳川景観紹介番組と重ねて考えています。UTYがリニア事業の経緯確認に慎重な意識を持ち始めているのかも知れません。
中央市と富士川町の状況については樫田秀樹さんの現地調査記事 2015/06/15 リニア、土地は渡さん! に書かれています。








リニア中央新幹線が開通したら、品川〜名古屋の時間距離はいくらか短縮されるかも知れません。しかし、これまでも、これからも、最も大切なのは情報距離ではないかと自分は考えています。山梨県甲府にいて山梨県庁舎とも甲府市庁舎とも物理距離は近いのに情報距離は長野県より遠いと感じることも多いのです。
◇ 長野県建設部リニア整備推進局 リニア中央新幹線の工事の状況(更新日:2015年5月11日)
◇ 山梨県リニア交通局 リニア推進課、工事情報は無し