2013年08月08日

リニアトンネルで発生土950万立方メートル、長野県

「リニアトンネルで発生土950万立方メートル」 と報じたのは2013年8月6日の読売新聞長野版記事
飯田、伊那市、木曽町の3か所で2013年8月5日に開かれたリニア中央新幹線の長野県市町村連絡会議でJR東海が報告した
とのことです。3か所で開いたのは大鹿村とか周辺地域の便を図ってのことでしょうか。

山梨県で、上野原市から早川町までの想定路線に関係しそうな市町村による 「リニア市町村連絡会議」 のようなものがあるかどうか私は知りません。全県的なプロジェクトとして進んでいるとしても、直接関係する市町村との情報交換の場としては既にあるかも知れません。

また、『長野県と関連市町村などは昨年、土の運搬先などを調整する「建設発生土活用ワーキンググループ」を設置しており、今後、同新幹線工事の進展にあわせ、具体的な検討を進める。』 とも読売新聞記事にあります。
山梨実験線では既に笛吹市境川の造成地に埋め立てられたという話をどこかで読んでいますが、南アルプストンネルに関しては長野県と同様な山梨県としての検討チームがあるかも知れません。それも確認しておきたいと思います。

『JR東海は、自社利用計画のない発生土は道路造成などの公共事業や民間事業で使ってもらう考えで、無償で提供、運搬、整地を行う方針』と記事にありますが、境川埋め立てのケースでは費用負担はどういう状況だったのか、山梨県庁の報告記事を確認しておきたいと思います。
こういうのは企業誘致の工業団地造成などにも関係するでしょう・・・甲府市の新工業団地造成を以前に書いて放置したままだったことを思い出してしまった、時間が出来たらフォローしておきたい。

まさかと思いますが、リニア残土の使いみちとして中部横断道の山梨県北杜市〜長野県佐久市区間、盛り土工事とタイミングを合わせようという国土交通省の計画が裏にあるのか?・・・といつもながらの陰謀論を述べておくことにしましょう。

それにしても、950万立方メートルとはどれくらいのものか私には想像もできません。早川町のトンネルからはどれくらい排出されるものでしょうか、JR東海が既に山梨県に報告済みなら、残土処理は山梨県の日程に上がっているはずなので、一応確認しておきたいと思います。私は以前、残土は福島に運んで原発の墓場に使って貰ったら・・・とか書いたような気もするが・・・

【確認追録です】
950万立方メートルは東京ドーム7.6個分と、信濃毎日新聞 08月05日記事が書いていました。
『沿線6都県で残土量が示されたのは初めて。飯田下伊那地方の市町村と国や県の現地機関などでつくる「リニア中央新幹線建設推進飯伊連絡調整会議」が飯田市内で開いた第5回会合で説明した。』 読売新聞記事で分からなかった点が見えました。 この会議は国土交通省も参画している。
『JR東海は今秋にも公表する環境影響評価準備書で、詳細な残土量に加えて具体的な駅位置や路線を明らかにする。残土量については地元自治体の関心が高いため、事前公表したという。』 山梨県もこれからだと判明しましたが、山梨県内の残土量への関心は高くないとJR東海が判断したのだとしたら、どこかで情報交換の行き違いがありそうな気がします。(山梨県はJR東海山梨支社みたいなもんだから問題無いとか思われてる?)
長野県では「建設発生土活用ワーキンググループ(WG)」に国土交通省や同社をメンバーに迎えて、より具体的な検討を進める方針だ。

南アルプスをダンプカーで埋めつくすつもりなのかな?(2013/8/6(火) 午後 9:49) このブロガーさんは以前に残土量を推定した記事を書いておられたので確認したら、既に今回の記事も書いておられました。この記事から更に知ったのですが・・・
ナゴヤドーム5・6個分の残土 リニア、県内トンネル掘削 (中日新聞 2013年8月6日) 『残土の発生が本格化する時期について、JR東海の古谷佳久担当課長は「2016年ごろから十年ほどではないか」と推察。同社は運搬や整地の費用負担も表明しており「発生した全量を県内で使ってもらえるのが理想」と協力を求めた。』
残土処理の費用負担はJR東海です。しかし、それを運搬するための道路インフラ整備が必要な場合はどうなるのか。ダンプは往復しなければいけない、大型ダンプがすれ違える幅の道路が無ければ、山岳部でも一方通行を設定できればなんとかなるか。
長大トンネルの非常口の問題もあります。ソースを失念しましたが、山岳地帯で非常口から外に出た乗客達が酷寒の場所に置かれる場合がある、それを救助できる体制はどうするのかということも考慮せねばならないとか。

リニアに対する住民意見交換会(2013年02月21日)、美しい村−大鹿村の議員さんが工事用車両の通行についてお書きになった記事を思い出したのでリンクしておきます。

実現近付くリニア中央新幹線、実績生かし南アルプス貫通に挑む(2010/11/14 ケンプラッツ記事) など技術信仰?はあります。しかし、「技術者に想定外はあってはならない」 との言葉を先日、原爆被爆者のお話で伺ったばかりです。

posted by ict工夫 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 発生土(残土)
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