2014年06月12日

南アルプスのエコパークとリニア中央新幹線の関係

2014年6月12日にエコパーク登録が決定しました。なによりまずは長年のご努力が報われたことにお祝いを申し上げます。
林野庁−「南アルプス」及び「只見」のユネスコエコパークへの登録決定について
文部科学省−ユネスコエコパークへの登録について〜第26回人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会での審議結果〜

私はリニア中央新幹線について調べている時に南アルプスがエコパーク登録(将来的には世界遺産登録)を目指していることを知りました。しかし、エコパークとはどういうものか、何も知りませんでした。いくつかの記事を探して読みましたが、2点リンクしておきます。
南アルプスのユネスコエコパーク (日本生態学会誌62:387-391 (2012) 増澤武弘より一部改変) と記されています。
どこまで本気? ユネスコ エコパーク/世界自然遺産登録 (2014年元日 更新) この問題に詳しいブロガーさんが書いた記事

私はホントに何も知らないので、南アルプスの核心地域、緩衝地域、移行地域 というのは、いつ、どこで、どのような人々により、どのような経緯で決められたのか、まずはそこから学んでおきたいと思っています。
エコパークに登録されたことが、リニア中央新幹線の推進にとって足枷になるかどうか、私には分かりませんが、そんなヘマはしていないはずだとは思っています。

2013.08.18 エコパーク登録、南アルプス世界自然遺産登録推進協議会、私が書いていた記事を思い出しましたのでリンクしておきます。私が確認したのはここまでです。後はソース機関から継続的に発信があると思います。

◇ 山梨県南アルプス市−農林商工部 みどり自然課 > ニュース

(静岡放送 SBS TV) 2014年06月13日 南アエコパーク登録受け市民団体リニア工事凍結要望
南アルプスのエコパーク登録を受け、市民団体のメンバーがリニア新幹線の工事の凍結を求める要望書を知事と静岡市長に提出しました。 静岡市の松谷清市議をはじめ市民団体「南アルプスとリニアを考える市民ネット」のメンバー5人は13日午後、県庁を訪れ、知事あてに要望書を提出しました。要望書ではJR東海に対しリニア中央新幹線の工事を当面、凍結することや7月22日を期限とする国土交通省の意見が出される前に県が国交省が住民を交えた話し合いを持つことなどを求めています。メンバーは6月26日に静岡市で発足集会を開くということです。・・・YouTube ニュース動画
「南アルプスを守るためにリニア新幹線の凍結を求める要望」提出(2014年06月13日 静岡市議会議員 松谷 清さん)

【2014.06.17 追記】 ブログなどから気付いたのですが、静岡県市議さんのブログに書かれていた要望書の要点を記録しておきます。いつも書くようにリニアは線路が100メートル欠けても無意味なシステムですから、静岡県のみならず関係都県全てに共通することです。先走ってババを引くのは税金の無駄遣いです。

1、 静岡市長意見、県知事意見、JR東海環境影響評価書、環境省意見を詳細に分析・検証し問題点を明らかにしてください。

2、 早急に環境省に6月5日意見の問題点を指摘し、不明な点に関する詳細な説明を求めてください。

3、 そのことを前提に7月22日を期限とする国土交通省意見が出される前に、課題の解決が具体化するよう関係自治体、住民と共に国土交通省との話し合いを持ってください。

4、 県知事おかれましては、南アルプスのエコパーク登録は、世界自然遺産登録を目指す運動の再スタートの始まりであることを明らかにし、JR東海に対してリニア新幹線工事は当面の間、凍結することを求めてください。

5、 今年の10月韓国・平昌において生物多様性国際条約COP14が開催されますので、静岡県として南アルプスの自然を守ることリニア新幹線の問題についてブース展示をすることを検討してください。

【2014.06.18 追記】 標高2000m残土捨て場は環境大臣意見にも森林法にも反する、山梨県早川町のエコパーク地域がリニア残土に侵略されるのか? 静岡県の問題だからと知らん顔でいられないでしょう。それがリニア中央新幹線プロジェクトの怖さです。私は地理不案内なので後日の為にメモしておきます。

(3)ユネスコ・エコパーク内における緩衝地域と移行地域の境界にあたる
 先週、南アルプスがユネスコ・エコパークに登録されました。JR東海は「この扇沢源頭はエコパーク移行地域にあたる。移行地域では経済活動が認められているから問題ない。」と主張しています。
ところが移行地域では経済活動が認められているものの、同時に「緩衝地域を支援する機能を有すること」という機能が求められます。
残土捨て場そのものは確かに移行地域内なのですが、100〜200mほど離れた県境を挟んで山梨県早川町側の緩衝地域に接しているんですね。緩衝地域に接した場所で、多数の重要な動植物とともに自然林を大規模に発生土で埋め立てる計画であることから、これでは緩衝地域を支援する機能になっていません。

posted by ictkofu at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | エコパーク
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