2014年09月07日

国土交通大臣が認可したら、その後はどうなるか

関係各地で直ちに訴訟が起きるだろう
リニア中央新幹線計画での工事着工は、市民の批判活動では止められない状況で進んでいるはずだ。最近になって中央紙にはリニア再考察の論説などが出始めたようだが、もっとポイントを絞りこむ必要がある。
何かあった時に、あの時本紙はこのように論じていたというアリバイ作りの記事では意味が無い。マスコミに問われたジャーナリズムとしての器量については原発人災・再稼働問題でもリニア中央新幹線計画においても同じだと自分は考えている。共に国際的な広がりをもつ事案に調査報道の鋭さを見せて欲しい。

工事着工を認可できないような瑕疵がリニア中央新幹線環境影響評価書にある と指摘されている事をとりあげ、国民に伝えて、その問題点について具体的に専門家にも問いかけるような報道が行なわれるべきだろう。訴訟法廷において太田昭宏国土交通大臣が知らなかったとは言わせない必要がある。

原発人災による放射能汚染の健康影響について数々の問いかけ、議論が交わされ続けているのと同じ状況に至るべきだ。それでもポイントが「金目の話」になっていくのが日本国の政治行政の姿だが、議論されているから国民も自分の未来の姿に覚悟ができている。

こんな記事を書くのは、先日静岡県に関する評価書の瑕疵を指摘されたブロガーさんが、山梨県に関する評価書にも問題があることを発信されたからだ。
この件は準備書段階で指摘されていた記事は読んでいたが、横内正明山梨県知事も意見された大柳川における予測について、「補正版評価書でも記載内容がほとんど変わっておらず、大柳川流域におけるトンネル工事による河川流量への予測はなされていない」 とブログで指摘された。
http://www.pref.yamanashi.jp/shinchaku/sinkan-som/2403/rinia_jyunbisyo_tijiiken.html から横内知事の意見書は読み出せるので、該当箇所と思える部分を抜き出してみた。環境問題は苦手なので引用が違っていたら読者が自身で確認していただきたい。

(意見概要PDFファイル 7/12)
富士川町の大柳川上流と山岳トンネルの交差部分の土被りは 100m 未満 と小さい。一 方、水利用は、水道、温泉、農業用水など幅広いため、当該地域に係る記載の充実、周辺の水資源保全の検討を行いその結果を評価書に記載すること。
(意見書PDFファイル 24/50)
(4 )富士川町大柳上流及び支流における水資源への影響把握
特に、周辺の水道水源、温泉源への影響の把握は、当該地域の水利用において重要であることから、次の事項が明かになるよう、当該地域に係る記載を充実させるとともに、周辺の水資源の保全について検討し、検討の経緯及び結果を評価書に記載すること 。

JR東海の補正版評価書は−http://company.jr-central.co.jp/company/others/assessment/document1408/yamanashi/index.html から読み出せる。静岡のブロガーさんのように、ここから読み解く能力は私には無いが、本編−水環境 PDFファイルで 8-2-4-24 ページに書かれている評価結果 「水資源に係る環境影響の低減が図られていると評価する」 が該当すると思える。

国土交通大臣の法律違反を問う訴訟を手始めに、工事着工は判決が出るまで待たねばならないような訴訟が各地で数多く提訴される状況になることを、国土交通大臣は想定して工事認可をするのだろうか。
品川〜名古屋に辺野古状況を作り出すことも想定内なのだろうか。


9月7日夜にコメントをいただきまして、この記事に書いた準備書意見引用部には不足があることが分かりました。後日整理したウェブページを残す予定ですが、コメントもご参照ください。【とりあえず goo ブログの元記事コメント欄

リニア実験線があり、その環境影響報告書も受理している山梨県ですから、準備書のバージョンアップを求める意見にするべきでした。実験線データを持っている山梨県だからできたはずです。
Windows 9 β版のリリースという話がネットでは出てきていますが、β版はともかく、RC版 【 Release Candidate 】 を県庁パソコンたちにインストールして、アップデートやセキュリティ・サポートよろしく、と言うのと同じことをやってしまったのじゃありませんか。9月10日のマイクロソフト月例更新に備えた作業にも慌ただしいので、ふと、こんなことを思いました。


2014年9月9日早朝、山梨県庁ホームページが開かなかったので確認したら 『[山梨県]ホームページ閲覧停止のお知らせ(9月8日24時から翌9日6時まで)』の告知が出ていました。Webページ閲覧に不具合があるので、Twitter 山梨県Facebook 山梨県 を確認したのは正解でした、2月大雪災害で活躍したツールとして時々見ています。

posted by ict工夫 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会
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