私が確認したかったことを信濃毎日新聞 2014年10月18日記事が伝えてくれましたので引用しておきます−リニア工事計画認可 JR、月内にも事業説明会
工事実施計画を審査した国交省鉄道局施設課によると、9月27日に噴火した御嶽山も、急きょ審査対象に挙がった。御嶽山山頂から計画されているリニアの路線までの最短距離は約35キロ。マグマ噴火が起きた場合、路線への影響がないかどうかや、火砕流や噴石が及ぶ想定範囲を自治体のハザードマップで調査。路線には届かないことを確認、影響は認められないとした。
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が建設する整備新幹線は申請から1〜3週間で認可するのが通例。8月26日の申請から認可まで2カ月近くかかったことについて、同課は、リニアは初めての民間会社による建設ということもあり慎重に審査したとしている。
10月17日の工事認可以後のメディア情報はネットで読める範囲は確認しました。時間があれば記事にまとめます。
想定した通り17日の認可でしたので逆にびっくりしましたが、22日開催の高速鉄道国際会議の内容や、もしも参加者が山梨県に来訪されてリニア実験線の試乗会など行なわれたら、その報道も信濃毎日新聞や静岡新聞、神奈川新聞、全国紙では毎日新聞、産経新聞に期待しています。
ちなみに、太田大臣会見要旨 2014年10月17日(金) 9:40 〜 10:05
もう一点、長野県のハザードマップは、県内市町村災害・防災情報等へのリンク(更新日:2014年8月18日)があります。私は山梨県内の情報を自分なりに整理してリンク集を作ったのですが、長野県は参考になります。国土交通省がリニア審査でどの情報を参照したのかまで確認できると、国民にも参考になりますが、ジャーナリズムはそこまで追いかけて欲しいです。もちろん、山梨県のリニア路線予定地液状化マップも参照したはずなので・・・
大自然の力に対抗して安全・安定・安心な施設を構築し維持し活用して「国益」の増加に寄与せんとするのですから、リスク情報は全ての国民が共有したいものです。丁寧な明確な説明というのは、そのような意義を持ちます。