2014年11月05日

残土置き場のモニタリング計画、山梨県

「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書(平成26年8月) 」に基づく事後調査計画書 が出ていますので、先日再掲した残土汚染対策に関係した部分のみ引用しておきます。
調査は工事前に1回、工事中は毎年1回、工事後に1回とのことです。地域の皆さんがそれで良いなら他人がとやかく言う問題ではありません。
リニアの残土置き場と明野最終処分場とは違うと思いますが、それにしても明野の漏水に何故あんなに大騒ぎして、ついには処分場廃止・莫大な損失になったのでしょうか。たぶん山梨県として 「かもしれない」 という想定内の引き出しが充実していたからなのだと思います。それで人々の安全・安心が保たれたのでしょう。リニアのリスク想定は明野の何倍にもなると自分は思っています・・・

残土置き場のモニタリング計画

山梨県早川町での事業説明会は2014年11月5日(水)、午後2時からです。この時間帯に地域の方々がお集まりになれるようなので、早川町はおそらく何かの記念日で休日なのだと思います。

それにしても、山梨県のリニア交通局から工事関係について情報発信が全く無いのは何故だろう。山梨県内リニア工事 と <JR東海による山梨県内事業説明会の日程>、リニア実験線という国策に従事した山梨県には、その成果を国民に広く知らせる義務があり、有料地元紙を広報媒体としているだけでは情けない、「おもてなし」の心は観光客だけに適用するものでは無いと自分は考えているのです。
もっとも、山梨県庁がリニア事業は一民間企業の一事業に過ぎないと考えているなら、公務員は企業のパシリのような仕事に関係するべきではない。そして企業の行動を監視し県民の安全・安心がそこなわれる場合はストップをかければよいだけのこと。


念の為に国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所のプレスリリースを画像として引用しておきます。ソースは 『H25.10.21 中部横断自動車道(富沢〜六郷)(仮称)南部インターチェンジ工事現場内の地下水観測用井戸において自然由来物質(セレン)が検出されました[PDF:1208KB] 』

残土利用のモニタリング

『楮根第4トンネルのトンネル掘削土(岩)による盛土工事に伴い、施工場所に隣接する箇所に設けた地下水観測用井戸の水から、環境基準を上回る自然由来物質(セレン)を検出。』
『このトンネル掘削土(岩)の一部には、自然由来物質が含まれている事から、漏れ出し防止対策を行い施工してきているところですが、モニタリングのために施工場所に隣接する箇所に設けた地下水観測用井戸で、環境基準を上回る値が確認されました。』

と書かれていることで、このような公共事業ではあらかじめ土壌汚染についても確認して、問題ありのケースでは観測用井戸を設置するものなのか、セキュリティ対策が行なわれているのだなと思いましたが、土木事業については全く素人なので詳細はわかりません。山梨県笛吹市にあるリニア実験線の残土置き場に観測用井戸があるのかどうかも知りません。

リニア中央新幹線環境影響評価書最終版で、自然由来重金属などの調査結果とその残土処理に対応する観測井戸などの方法について、どのように書かれていたのか、走り読みしかしなかったので記憶にありません、時間ができたら再確認してみるつもりです。
道路事業でこれだけ丁寧な仕事をされている国土交通省なので、鉄道事業でも同様と思います。リニア工事認可申請に対して、国民に代って行なった審査内容の全貌が、主権者国民に公開されるのを待ちたいと思います。

posted by ict工夫 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 発生土(残土)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/161804409
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック