2015年08月24日

中央東線高速化促進広域期成同盟会とリニア中央新幹線の関係

この記事は gooブログに 地域活性化に資する鉄道を中心とした交通まちづくり、講演会 8月24日(2015-08-22)として「まちづくり」カテゴリーで掲載したものですが、今後リニア中央新幹線との関係を考察する為にこちらで再掲・補足します。

この同盟会について検索している時に、衆議院議員(自由民主党・長野県第二選挙区)務台俊介氏の記事に気付きました。形骸化した特急「あずさ」高速化に向けた運動に喝を〜リニア中央新幹線整備を見据えた真剣な対応を〜(2013.08.25)
『8月下旬に甲府市にて開催された中央東線高速化促進広域期成同盟会総会に初参加した。』 と始まります。これは私が記事にした2013年8月23日の件です。
活動報告2013年8月も確認したら、以下の記述が見つかりましたので、そのまま引用させていただきます。

8月23日
午前中、松本事務所でじっくりとスタッフミーティング。昼過ぎに甲府市にて開催された中央東線高速化促進広域期成同盟会総会に初参加。驚いたことに長野県庁からは知事、副知事は欠席。その上に長野県内の沿線自治体の首長は一人も顔を出さず。「あづさ」高速化に向けた長野県側の熱意は全く感じられない対応。これでは、「松本・安曇野孤立化促進期成同盟会」ではないかと感じられた。私の挨拶の中で、リニア新幹線のルートがCルートで決まった場合に、甲府から松本に至る中央東線の位置づけが軽くなる可能性が高く、今から相当周到な対応準備が必要だと訴える。一方で、今の中央東線の位置づけを象徴する事案に本日遭遇。サイトウキネンにご出席のため松本市にお越しになられた天皇陛下が、特急「あづさ」をお使いになられず、長野市まで新幹線をお使いになられ同市から車で松本に入られた。まさに冷え切った中央東線高速化促進の動きを象徴する出来事。

同盟会情報を探索して私が感じたことが書かれていました。各地の議員から務台さんのような発信が読めるケースはほとんどありません。リニアありきで考察するなら地域活性化と高速鉄道、地域交通手段のネットワークを考えねばならないことは、観光のトライアングル記事を書いた時にも考えましたので、ここでは繰り返しません。
リニア中間駅が横浜線、身延線や飯田線との乗り換え駅とはせずに計画された理由が私には定かではありませんので、これまでの公開文書を再読しながら考えておきたいと思っています。

2014年の同盟会総会について手元の記録としては残していませんでしたが、中央東線に豪華列車を 甲府で期成同盟総会(長野日報 2014-8-26) がありました。
2014年8月25日開催、今回は阿部守一長野県知事も出席あり、務台俊介議員の来賓挨拶があったとのことです。
【以下は、gooブログからの再掲分です】

2015年8月19日、山梨県リニア交通局交通政策課の広報記事です

講演・地域活性化に資する鉄道を中心とした交通まちづくり
 日時 2015年8月24日(月)14:30〜
 場所 ベルクラシック甲府 3階 ユージェニー 
 講師 流通経済大学経済学部 准教授 板谷和也 氏

私は、 2013-08-20 中央東線高速化促進広域期成同盟会 講演会 8月23日 を書いていますので、今回は細かいリンクは省きます
広域期成同盟会活動報告記事の検索設定のみ・・・
Yahoo! 中央東線高速化促進広域期成同盟会
Google 中央東線高速化促進広域期成同盟会

私は2013年ブログ記事に記録しています・・・
 このPDFファイルを読み返していてハッと気付いたのは、21/24 ページに書かれていることです・・・・リニア山梨駅で乗車すれば、品川か名古屋に直行になる、途中駅には降りられないようなダイヤになる、すなわち品川−山梨−名古屋、名古屋−相模原−品川・・・というようなダイヤ編成が想定されています。『長野県と中央新幹線との関係は東京・名古屋・大阪に早く行けること以外は、未知数であるということを認識する必要があるのではないでしょうか。』と締めくくられています。1時間に1本停まる意味はこのようなダイヤの事だったのでしょう。但し2005年の研究なので現在は各駅停車する前提で地域プロジェクト推進されているのかも知れません。
観光(や産業)のトライアングルとしてリニア(高速鉄道)を活用する意味はどのようなダイヤを想定しているかにも関係します。

私は 2015年07月13日にリニア関係ブログ記事として、 沿線地域活性化の為の運行ダイヤを山梨県知事が要求すべき を書きましたが、何も期待はしていません。あの時にこんな意見を述べたヤツもいたなぁ・・・と歴史に刻まれる、それだけのことです

posted by ict工夫 at 12:44| 地域活性化