2015年07月06日に 平成27年度発注見通し(鉄道・運輸機構) を記録しましたが、これに関連した公告が出ています。(調達情報 から当たりそうなページをドンドン開いていくのが土木建設素人な私の方法)
2 公募型競争入札方式(5件)に書かれていた予定の中で、 2-1 中央新幹線 1) 業種区分 : 地質調査 2) 履行期限 : 約17か月 3) 役務概要 : 地質ボーリングによる地質調査(山梨県笛吹市、甲府市) 4) 入札予定時期 : 第3四半期これに該当すると思えます・・・
手続開始の公示日 平成27年9月25日 関甲 工公告 第19 号 1 役務概要 (1) 品目分類番号 42 (2) 役務件名 地質調査(山梨1) (電子入札対象案件 ) (3) 役務内容 本役務は、山梨県笛吹市・甲府市において 構造物設計に必要な地質調査 及び地下水調査等を行うものである。 (4) 履行期間 18箇月間 (以下略) 参加表明書の提出 提出期間 平成27年9月28日(月)〜10月9日(金) 入札締切 平成27年12月3日(木) 開札 平成27年12月4日(金)午前10時、機構の関東甲信工事局入札室

1,065mの区間です。地図などは出ていませんが、実験線西端の笛吹市境川から甲府市に向かっての区間かも知れません。鉄道・運輸機構はJR東海の委託により建設を進めるので、前記事に書いたように、他地域は後回し、境川から甲府駅まで先行する事を期待したい、それは甲府盆地の液状化想定の精緻化にも役立つと思います。
もう1件は神奈川県相模原市ですが、見込みに書かれていた履行期間8か月が15か月になっているで違うかも知れません・・・
4 簡易公募型競争入札方式(10件)の中で、 4-10 中央新幹線 1) 業種区分 : 地質調査 2) 履行期限 : 約8か月 3) 役務概要 : 地質ボーリングによる地質調査(神奈川県相模原市) 4) 入札予定時期 : 第4四半期これに該当すると思えるのが・・・
指名競争入札参加者の選定の手続を開始 平成27年9月30日 (1) 役務件名 関東地区地質調査(大都市部)14(電子入札対象案件) (2) 役務内容 本役務は、相模原市内において 鉄道構造物の設計・施工計画に必要な地質調査を行うものである。 (3) 履行期間 15箇月間 入札締切 平成27年11月19日(木) 開札 平成27年11月20日(金)午前10時、関東甲信工事局入札室

山梨県と異なり、相模原市では「地下水調査」は無くて「自然由来重金属調査」が入っています。310m の範囲で15か月を要する地質調査というのが気になります。2013年12月07日 「山梨県南部町のセレン汚染とリニア残土」と記事を書きました、これは国土交通省が行なっている中部横断自動車道建設の問題ですが、リニア事業もこれを他山の石としているのかも知れません。
こちらの公告にも地図や場所の記載は無いので相模原市地元の皆さんしか場所の想定は出来ないと思います。
笛吹市、甲府市も相模原市も、鉄道・運輸機構との間でホウレンソウ(報告連絡相談)は確立していると思いますので、地域の人々にもこの地質調査について丁寧に説明し理解と協力を求めることが出来ると思います。
全幹法という錦の御旗の下で働く身ではあっても、地域から徴兵された傭兵のようなものですから、地域の民に銃口を向けるようなことがあってはいけませんね。