「リニア開業へ今後の焦点」と題したNHK 2008年1月1日記事の記録です。
『東京と名古屋を結ぶリニア中央新幹線についてJR東海が巨額の建設費を独自に負担する方針を決めたことを受けて、今後は早期の建設を可能にする国の対応や、駅の設置を含めた運行ルートの選定が焦点となります。』
JR東海によりますとリニア中央新幹線は東京と名古屋間の290キロをおよそ40分で結び2025年の開業を目指していて、建設費と開発費はあわせて5兆1,000億円が見込まれています。
さらにJR東海はリニアモーターカーのスピードを生かすため駅と駅の間の距離をある程度離す必要があるとしており、県内に駅が設けられるかなど具体的な駅の設置場所が今後の焦点となります。
JR東海は早期の建設を可能にするためこれまでの新幹線の建設のように国から財政支援を受けるのではなく全額を独自に負担して建設する方針を決めています。
しかしそのためには全国新幹線鉄道整備法に基づいて国がリニア中央新幹線の需要や車両の技術開発について調査の指示をするなど着工に向けた国の対応や調整が必要になります。
さらにJR東海はリニアモーターカーのスピードを生かすため駅と駅の間の距離をある程度離す必要があるとしており、県内に駅が設けられるかなど具体的な駅の設置場所が今後の焦点となります。
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