この記事はgooブログの方で書いた記事ですが、理解が進んだらこちらのブログやWebページの方で整理したいと思うので、忘れないための転載です。
「リニアを考えよう!コミュニティー」というFacebookを見ている時に、「超電導磁気浮上式鉄道の誘導集電に関する研究」についての投稿に気付きました。以前にもどこかで読んだことがあり、誘導集電という技術の話から電気自動車への充電についてニュースがあったことも思い出しました。
電気自動車に関するニュース記事はブックマークしていなかったので検索ヒットから2点・・・・
◇ 走れば充電できる道路、英国で2015年末から実証開始(2015年08月19日 ITmedia)
◇ 英国がEV車用の非接触充電レーンを設置。走行中にバッテリー回復(2015年08月18日 AOL Online Japan)
こういう技術はスマホなどにも使われるようになるだろうと想像しています。私がノートパソコンを持ち歩く時に注意しているのはバッテリー切れです。
Facebookの記事は、リニアの誘導集電に関する学術論文について報告されているのですが、例によってソースを確認しました。
◇ 「DSpace at Waseda University: 超電導磁気浮上式鉄道の誘導集電に関する研究」、このページから論文その他関係資料のPDFファイルが全て読み出せます。『本論文は、博士(工学)の学位論文として価値あるものと認める。2003年3月』 と 「早稲田大学大学院理工学研究科 博士論文審査報告書」(Shinsa-3588.pdf)の最後に記されています。
論文本文はPDFファイルで114ページですが、その最後に「研究成果の要約」があり、『車上に必要な電力としては、冷凍液化装置、空調装置、油圧装置、照明などの電源が主で、一両あたり50kW 程度の電源容量となる。』と記されていました。
現在の山梨リニア実験線で実用テスト中の車両について私は何も知らないので今後の課題の一つです。実験線での成果を報告した技術論文が既に多数出ているのではないかと思いますので、この学位論文が今後の課題とされた問題の解決を探して確認してみたいとも思います。
自分が知らないことをごちゃごちゃ書くのはここまでにします。リニア技術について勉強してから リニア中央新幹線の情報 の方で整理しておきたいと思っています。リニア中央新幹線は知れば知るほど興味深い科学技術、政治・社会の問題を投げかけてくれるものですね。