2016年08月21日

JR東海による発生土置き場の環境保全の計画

JR東海サイトで 中央新幹線 【中央新幹線事業のホームページ】 の中に 「工事の安全・環境の保全・地域との連携」 というカテゴリーがあります。
このページの冒頭は「各都県の取り組み」で、東京都から愛知県まで沿線都県別にトップページが設定されています。

都県ページの中で「環境の保全」項目の中の「環境保全の計画」に注目しました。
山梨県を例にすると 環境保全の計画 【/chuoshinkansen/efforts/yamanashi/plan.html】 この yamanashi が tokyo, kanagawa, shizuoka, nagano, gifu, aichi と変るサイト構造になっています。
山梨県の当該ページをキャプチャーしたのが下図です、私のモニター画面から若干縮小してあります。
パンくずナビゲーションは次のように表示されます
JR東海トップ > 企業・IR・採用・資材調達 > 中央新幹線 > 工事の安全・環境の保全・地域との連携 > 山梨県 > 環境保全の計画

環境保全の計画

山梨県では2015年12月に南アルプス・トンネル(山梨工区)が起工され工事が始まっていますので、「環境保全の計画」として公開されている情報の状況は各都県でのサンプルになると理解できるでしょう。
「場所ごとの環境保全の計画」・・・中央新幹線南アルプストンネル新設(山梨工区)工事における環境保全について(PDFファイル)
「発生土置き場の環境保全の計画」・・・塩島地区発生土置き場における環境保全について(PDFファイル)

以上は2016年8月20日現在の公開内容です。この2項目が沿線各都県において「環境保全の計画」として情報が公開され説明されると理解したのですが、他の都県を確認して意外なことに気付きました。
1.東京都・環境保全の計画 には「発生土置き場の環境保全の計画」がありません。
2.静岡県・環境の保全カテゴリーには「環境保全の計画」そのものがありません。あの発生土問題はどうなっているのでしょうか。・・・念の為に調べて、「環境保全の計画」 が準備されていることが分かりました、メニューには未掲載ということです。
3.神奈川県長野県岐阜県愛知県では「場所ごとの環境保全の計画」と「発生土置き場の環境保全の計画」とはそれぞれ項目が準備されているだけで内容はありません。・・・メニューから外れていても公開準備ページはあります。
 愛知県では名城非常口工事が始まっていて既に鉛汚染の問題が出ていますが、この件を「場所ごとの環境保全の計画」「発生土置き場の環境保全の計画」で市民に伝えるのは不要なのでしょうか。

先日、2016年8月6日から東京都町田市で小野路非常口新設工事が始まったという情報から確認して、上記1.東京都ページで 中央新幹線小野路非常口新設工事における環境保全について(PDFファイル)を読みました。44ページの膨大な資料です。
これについては、2016.08.05 中央新幹線小野路非常口新設工事における環境保全について(PDFファイル)がJR東海からニュースリリースとして発信されており、それに記載されている「資料については、当社のホームページにおいて公表いたします。」に該当する情報公開です。

しかしこの情報が、町田市・リニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)広報ページでは記載されていません。
そして、上記したように東京都ページでは「発生土置き場の環境保全の計画」の項目がありません。小野路非常口新設工事からの発生土はどのように処理され管理されるのか。
工事資料には「なお、本工事の発生土の一部は、伊勢原市内で進められている土地区画整理事業で利用される。 」との記述があります(PDFファイル p.11)。それは伊勢原市の市民の方々にも伝えられるべき事であり、町田市行政のみならず神奈川県庁リニア新幹線事業の担当部局を経由して伊勢原市でもこの件は広報されるべきでしょう。その発生土に土壌汚染がある「かも知れない」。
神奈川県の県土・まちづくり > 道路・交通 > リニア中央新幹線について 県土整備局 都市部 環境共生都市課 > リニア中央新幹線 などのページでは既に始まっている工事進行については県民に対してどのような情報発信で対応しようとしているのか、私には未だ理解できません。

全国新幹線鉄道整備法(全幹法)の下で国土交通大臣が認可した事業について、法は地域行政に対しては何を求めているのか。法律・政令・規則に加えて要綱や内規まで何かあるのかもしれませんが、私は未だ理解不足です。
とりあえず「発生土置き場の環境保全の計画」について、いくつかのページを見た限りでこの記事を書きましたが、いずれWebページの方で整理しておく予定です。

リニアを考えよう!コミュニティー(Facebook)に投稿したコメントを記録しておきます。

JR東海のサイトを確認している時に気付きました。
沿線各都県で「環境保全の計画」の公表内容に注意していく事も大切だと思います。

これは、JR東海のリニア中央新幹線トップページ入って、
「工事の安全・環境の保全・地域との連携」
この中の「各都県の取り組み」から各都県を開き、
静岡県のメニューにありませんが、
「環境保全の計画」公開準備はされています。
発生土処理の進行状況はここでリリースされるのではないかと思います。 例の導水路計画についても計画状況が発信されるかも知れません。

「環境保全の計画」情報発信のプロトタイプは工事が始まっている山梨県です・・・
山梨県についてトップページ
「環境保全の計画」

環境影響評価が終了し既に各地で工事が始まっている段階としては、
「工事の安全・環境の保全・地域との連携」に注目していくべきではないか。
評価書で想定され対応が計画された各事案について、
 JR東海サイトが国土交通大臣指示に従いどのように丁寧に説明し発信しているか、
 それを地域行政がどのように地域の人々に伝えているか、
これらを確認していく事も重要テーマと考えております。

【補足】 P-D-C-A のサイクルは公共事業においてどのような「道理」に基づいて行なわれるべきか、 政治・行政に全く無知な私がこのことに気付いたのは山梨に来てからです。

posted by ictkofu at 06:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事
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