
2016年08月29日に書いた記事 認可時に国が危惧したJR東海の住民軽視状況が長野県大鹿村にもある の詳報としてお読みください。
2016年10月3日に南信州新聞が関連した2件を報じていましたのでリンクしておきます・・・
◇ リニアでJRと県内関係首長が意見交換会
JR東海のリニア中央新幹線計画をめぐる同社と県、県内の関係市町村長との意見交換会が3日、県飯田合同庁舎で開かれた。着工に向けた動きが本格化しているのを受け、事業の円滑な推進を図る目的で初開催した。
上掲のチラシはこの会場前で配付されたようです。別ページもありますが1ページのみ転載です。
◇ 大鹿村議会がJRにリニア意見書
意見書は「住民理解」の判断後の対応を求めているほか
▽残土の運搬路となる県道松川インター大鹿線の早期改良を目指し、運搬開始後に通行に支障が生じた場合は残土運搬に優先して支障箇所の拡幅などの解消策を講じてほしい
▽国道152号の迂回ルートは用地確保などの課題を早急に解決して整備計画を示して
▽村外に搬出する残土置き場は確定していない状況にあり、村民の大きな不安要素の一つ。早急に候補地を確定させ、南アトンネル掘削開始前に見通しの提示を
―などと要望している。
発生土の処分場問題が解決していないのにトンネル工事を始めるのは、まさにトイレのないマンションと批判される原発と同じです。分かっていてやるのですから救いようがないのですが、彼等も命懸けなのだと思います。
2016年9月26日から第192回臨時国会が始まっています。リニア中央新幹線事業についても質疑応答が交わされるようですが、マスメディアがその詳細を報じることはおそらく無いでしょう。
衆議院 と 参議院 の情報は確認するつもりです。