2016年11月10日

リニア新幹線のトンネル起工式が行なわれた長野県大鹿村の惨状が伝えられています

樫田秀樹さんがご自身のサイトの2016年11月07日記事で リニア、長野県大鹿村での起工式はなぜあそこまで急いだのか? を掲載されています。記事の中見出しは2点、現地写真も多数。
●村民に知らされなかった起工式、●なぜ、JR東海はここまで急ぐのか?
この記事の最後から引用させていただきます。

 写真に写っている、警備員をやらされている若いJR東海の職員は、ある意味かわいそうです。沖縄の高江に配置されていた若い機動隊員と似たような顔をしていました。
 職員に願うのはこの日を忘れないでほしいこと。本当に、住民理解も合意もないままに進めた結果の起工式に少しでも疑問を感じてほしいこと。
 沖縄の高江で、アメリカから来た退役兵が機動隊員に「今日、ホテルに帰ったら鏡で自分の顔を見てほしい。この仕事が名誉なるものなのかと考えてほしい」と訴えていましたが、11月1日、私も同じことを思っていました。

 市民団体「大鹿リニアを止める実行委員会」の宗像充代表は「僕たちは理解も同意もしていない。工事責任者を出してください!」と起工式会場の入り口で訴えていました。
 2014年にリニア計画を国土交通省が認可する際、太田昭宏国交相(当時)は「住民への丁寧な説明を」との措置をJR東海に求めましたが、この日、とうとう責任者は姿を現しませんでした。いや、正確には双眼鏡でこちらを見ていたのですが、住民に「そこで双眼鏡を見ているナガタさん。出てきてくください」と要請されると、後ろに引っ込んでしまいました。

けんか腰になる住民もいることはいましたが、それを批判する前に、住民に対してろくすっぽ丁寧な説明をしてこなかったJR東海が、今後、住民との信頼関係もないままでこの事業を進めるのかと思うと、どこかで破たんが起きるような気がします…。

リニア中央新幹線南アルプス・トンネルの長野工区起工式は2016年11月1日に現地で行なわれました。新聞報道もありましたが、新聞記事を読んだだけではリニア新幹線事業の実相はわかりません。

樫田さんは、10月30日から11月1日まで長野県大鹿村に滞在され、10月30日は残土運搬で起こるダンプ公害について地元住民団体主催の講演会「ああ、大鹿ダンプ街道」に参加され、10月31日は非常口(トンネル掘削孔)隣接地の釜沢集落自治会長さんの取材、11月1日は起工式への住民抗議行動を取材されたとのことです。
上記本編の続きとして 動画編 がアップロードされています。
リニア、残土の学習会で、その被害の実態に震え、それと闘う住民運動に元気が出た という記事は「ああ、大鹿ダンプ街道」の参加記録ですが、これを拝読した私は 2016年11月02日 リニア工事残土活用した早川・芦安連絡道路は法的に造成可能なのか? を書きました。

私のリンク集からいくつか抜粋しておきます。
リニアで南アルプスを壊さないで〜賛同署名を集めています!〜 | リニア南アルプストンネルの問題点
「美しい村」の議員日記 長野県下伊那郡大鹿村の河本明代さんのブログ | Twitter
南信リニア通信 (α版)
長野県大鹿村から NO! リニア連絡会
南アルプスは大丈夫? リニア新幹線を考える登山者の会
右馬允からのお知らせ(大鹿村)
リニア検証部 | 大鹿の100年先を育む会
◇ 2016.05.01 (大鹿村)橋が破壊されるのではと心配していますが(土木学会・土木技術者のための情報交流サイト)
◇ 2015.07.06 リニア、大鹿村と中川村(樫田秀樹、残土問題)
◇ 2014.11.21 長野県大鹿村、リニア建設予定地を訪ねる(喪失徘徊録)
◇ 2013.05.24 リニア中央新幹線 南アルプスの「小さなトンネル」(樫田秀樹、大鹿村視察記)

大鹿村に関する情報は手元に集めてありますが、私には時間が無いのでブログもWebページでも記事にはしていません。
今回の記事のカテゴリーは「国政・国会」にしています。「長野県」とか「工事」という狭いカテゴリーでは収まらない内容だと私は考えているからです。長野県政、大鹿村の状況はリニア中央新幹線事業状況の縮図でしょう。

posted by ictkofu at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 国会・国政
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