2017年01月25日

山梨県バス交通ネットワーク再生計画とリニア新幹線新駅の関係

山梨県庁サイトで パブリックコメント(県民意見提出制度)−募集中の案件 から入ります・・・・ 2017年1月17日 「山梨県バス交通ネットワーク再生計画」(素案)に対する県民意見の募集について(募集期間 2017年1月17日(火)〜2017年2月15日(水))
その概要資料から引用しておきます。

 山梨県では、生涯にわたり安心して暮らせる社会を実現するバス交通ネットワークを構築するため、「山梨県バス交通ネットワーク再生計画」(素案)を取りまとめました。この素案に対して、県民の皆様から幅広く意見を募集いたします。
 県民の皆様から寄せられました御意見につきましては、計画の策定に当たっての参考として活用させていただくとともに、御意見の概要につきましても後日公表させていただく予定です。

ちなみにこの素案中に示されているバス利用調査については 山梨県バス交通ネットワーク再生計画策定調査業務委託(明許)公募型プロポーザルの募集について(2015年8月13日)により実施された調査だと思います。
履行期間が契約締結の翌日から平成28_2016年10月31日まで年度をまたがっているので、事業者ならすぐ理解できる予算用語として(明許)と書かれているのでしょう。この調査は1年間通して行なわれたはずです。

「山梨県バス交通ネットワーク再生計画(素案)の参考資料」buskeikaku_soan_honbun4_5_6shou_sankou.pdf から引用します。(強調は編者)

@リニア駅と甲府駅
 公共交通のハブ的機能を有するリニア駅と甲府駅の連結は本県の交通ネットワークにおいて重要であり、両駅間を結ぶバス交通については速達性・定時性及び地域内路線としての利便性の確保が特に必要となります。
速達性・定時性及び利便性に優れた国道358 号(新平和通り)ルートにおいて、交差点改良等による速達性や定時性の更なる向上を検討するとともに、IC カードによる料金徴収や運行情報の提供により利便性の高いバス運行を目指して参ります。

既にNHK山梨が2017年1月12日にJR甲府駅とリニア山梨県駅とを結ぶバスルートとして国道358号線を選定したと報じていました。それが「山梨県バス交通ネットワーク再生計画」に関係すると気付いて情報を探したのです。

身延線アンダーパス

甲府市ではよく知られたことですが、国道358号に冠水リスクのポイントがあります。
国土交通省甲府河川国道事務所 平成28年08月04日 山梨県内の道路冠水注意箇所(アンダーパス部)は15箇所〜道路冠水時の無理な通行は控えて下さい〜 ・・・ リストで(3)身延線アンダーパスを示しています(2016年8月作成PDFファイル))
【掲載画像は Google ストリートビュー(2015年7月) からのキャプチャーなので現在とは異なるかも知れませんが、国道(山梨県管轄)の上を身延線が通っています。】
山梨県県土整備部道路管理課は 2009年1月30日に「アンダーパスの冠水予防について」 を公開していますので引用しておきます。

これまで度々冠水している国道358号の身延線との交差箇所などにおいては、現在、排水ポンプとともに、水位計と連動して「通行止め」を表示する電光掲示板を上下線に設置し、「通行止め」になると(同時に)排水を開始する仕組みで冠水対策を施しているところです。

水位観測で通行止は結構なことですが、直通バスを使っていてはリニアに乗れなくなるので困ります。冠水を防ぐ国道のかさ上げは出来ないと思えます、高さ制限で大型車が通れなくなるはずです。JR東海が身延線の高架をもっと高くして道路は水平にするしかないでしょう、と、これは素人の見方ですが・・・
「速達性・定時性」に山梨県政はどう対応するのか、既に計画には折り込み済みなのか、時間がある時に素案を読み込んでおきたいと思います。

私は以前こんな記事を書きました・・・2012年11月02日 「デュアル・モード・ビークルの採用を、リニア計画」
これを踏まえて 「リニアを考えよう!コミュニティー」 Facebook に投稿されたNHKの358号線ルート決定報道に関する記事にコメントしたのです・・・『身延線を活用したDMVは鉄道が無い南アルプス市、富士川町などにも有用な公共交通になることを踏まえています。活用できる道路は既に整備されているのです。 リニア開通後に身延線が第三セクター化しても静岡県とも連携した事業として活動できるかも知れませんし、リニアがポシャッてもDMVは地域を活性化できる。』

山梨県内のバス交通ネットワークは街づくりの視点から考察すべきテーマですが、リニア山梨県駅との関係でルート選定に疑問がありましたのでリニア新幹線情報のブログにも書きました。計画の審議過程や素案を読み込んで何か気付いたら補足しますが、とりあえず以上。

posted by ictkofu at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 山梨県
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