長野県でJR東海と地域自治体の意見交換会があることを4月16日に記事にしました。その時に「山梨県では発生土処分には問題が無い・・・」と書いておいたのですが、我ながらいささか嫌味なコメントでした。
この件については 2017年04月18日の NHK山梨のニュース が「リニア 土砂搬入先確保できず」と報じた内容を 南アルプス・トンネル山梨工区の発生土処分地が足りない(報道記録) として書きました。
毎度のことでNHK報道のソースを探してJR東海の広報に気付きましたのでブログでとりあえず書いておきます。
以下、2017年4月17日にJR東海が広報した発生土置き場の計画変更について・・・
「地元の皆様へお知らせしたうえで、資料に発生土の仮置きに関する内容を一部追加して、関係自治体に送付しました」 という手順は逆だと思います。
まず行政に説明して了承されてから地元民に説明するのが筋だと思います。しかし県庁や自治体からはプロセスに異議は出ないらしく、沿線各地すべて同様な状態で、事業者はまるで天下人のようです。
事業者のソースは以下から確認できます・・
中央新幹線関連プレスリリース |
山梨県・環境保全の計画
山梨県早川町内の塩島地区発生土置き場については、「塩島発生土置き場における環境保全について」として、平成27年12月に、その後内容を一部更新して平成28年11月に、それぞれ関係自治体に資料を送付・公表しました。
この度、同発生土置き場の盛り土部分の上部に発生土の仮置きを行うことから、地元の皆様へお知らせしたうえで、資料に発生土の仮置きに関する内容を一部追加して、関係自治体に送付しましたのでお知らせします。
工事の規模
工事の概要
工事工程
工事用車両台数
仮置き時の環境保全措置
2.その他
更新した資料については、当社のホームページにおいて公表いたします。

工期の変更を示した画像は省きます。

「仮置き時の環境保全措置」資料画像がありますが、ここでの掲載は省きます。いずれリニア中央新幹線情報サイトで整理しておく予定です。
間もなくゴールデンウィークです。リニア新幹線工事は休止でダンプも走らないと思いますが、観光客向けの情報発信はJR東海ではなく、山梨県観光部や地域自治体の仕事でしょう。
「何も知らずに出かけて来たらダンプが多くて不愉快・・・」などと Twitter で騒がれたら日頃の観光アピールが台無しになります・・・