2017年03月30日のブログ記事、「長野県大鹿村の保安林解除が4月以降まで遅れる」 の関連です。
保安林指定解除に異議 住民ら意見書「不採用」(信濃毎日新聞 2017年5月7日)から記録です。
この保安林は、JR東海の申請を受けて2月に県が解除予定を告示。保安林上部に位置する集落の土地の安定性が損なわれる―などとして、異議を唱える意見書100通以上が地元住民らから提出されていた。
提出者の1人でリニアに反対する住民グループ「大鹿リニアを止める実行委員会」の宗像(むなかた)充代表=上蔵地区=によると、「保安林の解除に直接の利害関係を有する者」とは認められない―とする農相名の書面が6日までに村内外の複数の提出者に届いた。
この報道内容からは保安林解除が決定したというのでは無く、いわゆる「原告不適格」の通知が来たということでしょうが、今後明確な情報が出ると思いますので、とりあえず記録です。
◇ 信濃毎日新聞記事中にある「大鹿リニアを止める実行委員会」の保安林解除に異議申し立ての活動は、
大鹿村保安林解除異議申し立て(2017年03月03日 南アルプスは大丈夫?リニア新幹線を考える登山者の会ブログ)に書かれています。
◇ 長野県「県民ホットライン」で、JRリニア新幹線トンネル工事の発生土置場に関わって長野県知事や長野県に考えていただきたいことについて(その2)(2017年3月29日受付、4月5日回答)、この「意見と回答」は発生土置き場と保安林解除の件ですが、『長野県森林審議会保全部会 への諮問の対象』と回答されています。
(その1)に該当する「意見と回答」は見つかりませんでした。今回の事案についての「意見と回答」なのか、私には分かりかねます。【追録・AK様からご教示いただき下記の記録が確認できました】
◇ 長野県「県民ホットライン」で、JRリニア新幹線トンネル工事の発生土置場に関わって長野県知事や長野県に考えていただきたいことについて(2017年3月3日受付、3月10日回答)が(その1)に該当することが分かりました。
◇ 長野県保安林関係事務取扱要領(PDFファイル 725 KB)(平成29_2017年4月 長野県林務部)があります。「最終改正 平成29年4月1日」となっています。
◇ 長野県庁林務部森林政策課
◇ 意見書の送付先は「長野県下伊那地方事務所林務課」でした 南信州地域振興局 | 林務課
◇ 林野庁、この件の広報が出るかも知れないので「お知らせ」をマーク
◇ 林野庁に 伊那谷国有林の地域別の森林計画書(PDFファイル 570 B )(計画期間:平成25_2013年4月1日〜平成35_2023年3月31日10ヵ年計画)
今後何か進展が報じられた時に、行政機関などソース確認の為に以上メモしておきました。
今後ともよろしくお願いいたします。