長野県喬木村の広報ページから・・・
◇ リニア進捗状況・村からのお知らせ |
[第3回]喬木村リニア中央新幹線対策委員会を開催しました。(2017年6月7日)
6月2日(金)に喬木村リニア中央新幹線対策委員会[第3回]を開催しました。
委員会では、各委員よりリニアに関して各地区・各団体で抱えている課題や懸念、説明不足と感じる点等について報告いただきました。
会議次第、会議録のほか、会議資料は以下の添付資料をご覧ください。
この会議を報じた記事です。
喬木リニア対策委、質問書の内容を検討 日照阻害や排水など9項目(南信州新聞 2017年6月3日)
喬木村リニア中央新幹線対策委員会の第3回は2日夜、村防災センターで開き、JR東海に今後提出する質問書の内容を検討した。近い時期の村内着工が予想される中、市瀬直史村長は「着工に向けては村として何らかの判断をしないといけない」とし、判断材料にもなる回答を同社から引き出していくとの姿勢を強調した。
村担当課が質問書の原案を提示した。日照阻害、壬生沢川の排水対策、防音防災フードと防音壁、地下水源の代替、工事用車両、発生土の活用、落下物の安全管理、事業用地の残地、発生土置き場の運搬ルート―の9項目。日照阻害では補償内容と補償時期を明らかにするよう求めている。
委員からは工事用車両の通行による生活への影響を懸念する声が複数出た。市瀬村長は村が抱えるさまざまな課題を指摘した上で「JRからの具体的な回答はこれまでになく検討中、協議中ばかり」と現状を訴えた。
23日に開く次回会合で質問内容を固め、JR側に提出する予定。
村内区間は豊丘村境に200メートルのトンネル(仮称・阿島トンネル)ができる他はほとんどが地上で、高架橋ができる。通過延長は約2キロ、橋脚は22基。橋脚の間隔は平均37・8メートルで、高さは25メートル前後になる。阿島北の中心部を路線が通過し、住宅の11戸と3事業所が移転の対象になる見通し。
一方、阿島の堰下(せぎした)地区にはガイドウェイ関連施設ができる。約5・5ヘクタールを製作ヤードやストックヤードの用地として活用する計画。用地のうち3ヘクタールが農業振興区域に指定され、農振除外の申請に向けた手続きを進める。
移転予定者に代替地情報を提供する「公共事業用地の取得に伴う代替地登録制度」の登録状況によると、これまでに29件(計3万8000平方メートル)が登録となった。地区別にみると、阿島北11件、阿島南2件、伊久間5件、小川9件、加々須2件。登録情報の開示時期について、村側は「JRの用地説明会後」としている。
計画だと、幅杭の確定後、JR側は用地取得に向けた用地説明会を開き、土地や建物の測量・調査、補償金算定などを経て契約を結ぶ。工事契約後の工事説明会は今年の秋頃、明かり区間の工事着手は今年の冬頃としているが、村内区間は遅れている。
村担当課が質問書の原案を提示した。日照阻害、壬生沢川の排水対策、防音防災フードと防音壁、地下水源の代替、工事用車両、発生土の活用、落下物の安全管理、事業用地の残地、発生土置き場の運搬ルート―の9項目。日照阻害では補償内容と補償時期を明らかにするよう求めている。
委員からは工事用車両の通行による生活への影響を懸念する声が複数出た。市瀬村長は村が抱えるさまざまな課題を指摘した上で「JRからの具体的な回答はこれまでになく検討中、協議中ばかり」と現状を訴えた。
23日に開く次回会合で質問内容を固め、JR側に提出する予定。
村内区間は豊丘村境に200メートルのトンネル(仮称・阿島トンネル)ができる他はほとんどが地上で、高架橋ができる。通過延長は約2キロ、橋脚は22基。橋脚の間隔は平均37・8メートルで、高さは25メートル前後になる。阿島北の中心部を路線が通過し、住宅の11戸と3事業所が移転の対象になる見通し。
一方、阿島の堰下(せぎした)地区にはガイドウェイ関連施設ができる。約5・5ヘクタールを製作ヤードやストックヤードの用地として活用する計画。用地のうち3ヘクタールが農業振興区域に指定され、農振除外の申請に向けた手続きを進める。
移転予定者に代替地情報を提供する「公共事業用地の取得に伴う代替地登録制度」の登録状況によると、これまでに29件(計3万8000平方メートル)が登録となった。地区別にみると、阿島北11件、阿島南2件、伊久間5件、小川9件、加々須2件。登録情報の開示時期について、村側は「JRの用地説明会後」としている。
計画だと、幅杭の確定後、JR側は用地取得に向けた用地説明会を開き、土地や建物の測量・調査、補償金算定などを経て契約を結ぶ。工事契約後の工事説明会は今年の秋頃、明かり区間の工事着手は今年の冬頃としているが、村内区間は遅れている。