2017年06月24日

第5回口頭弁論、長野県原告の意見陳述の状況(報道記録)

リニア訴訟、県内原告が意見陳述(信濃毎日新聞 2017年6月24日)・・(原文のまま、年月追記、改行、強調など編集は引用者です)

 JR東海のリニア中央新幹線計画について、沿線1都6県の住民らが国に工事実施計画の認可取り消しを求めた訴訟の第5回口頭弁論が(2017年6月)23日、東京地裁(古田孝夫裁判長)で開かれた。
長野県内の原告が初めて意見陳述し、駅や保守基地など諸施設の位置や大きさが特定されない段階での環境影響評価(アセスメント)や認可は違法と主張。国側は、認可は国土交通大臣に与えられた裁量権の範囲内だと反論した。

 原告側は、下伊那郡豊丘村に建設予定の変電所でアセスをしていないなど調査項目に欠落がある上、駅や保守基地、作業用トンネル坑口は位置が不明確で、必要な調査はできないはずだと主張した。同郡大鹿村の騒音評価に都市部の幹線道の基準を採用するなど、実態に沿っていないとも訴えた。金枝真佐尋弁護士(大町市)は「地域の意見がくみ入れられないアセス手続きは違法だ」と述べた。

 国側は準備書面で、輸送の安全性や採算性について、認可前の整備計画決定に至る過程で十分検討したと反論。全国新幹線鉄道整備法で広範な裁量権が与えられており、その範囲内で合理的に判断したとした。アセスについてはこれまでに、裁量権の逸脱や乱用があったとは認められないとしている。

 原告団は計738人で県内からは南信地方を中心に29人が参加する。計画は生活被害や環境に大きく影響するとして昨年5月に提訴。史上最大規模とされるアセスが適正だったかが主要な争点となっている。

 次回弁論は(2017年)9月8日で、静岡県の原告が意見陳述する。
タグ:訴訟 長野県
posted by ictkofu at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 訴訟
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