◇ 県補正予算案にリニア駅基本計画(NHK甲府放送局ニュース 2017年09月14日 16時36分)
山梨県は、10年後(2027年)に開業予定のリニア中央新幹線の駅周辺の基本計画の策定費用などを盛り込んだ、総額64億円あまりの補正予算案を今月(2017年9月)21日に始まる県議会に提出することになりました。
これは、14日、後藤知事が記者会見を開いて明らかにしたもので補正予算案は一般会計の総額で、64億4500万円あまりとなっています。
このうちリニア中央新幹線の関連事業では、甲府市大津町に建設される駅周辺を整備する基本計画の策定費用として3150万円あまりが盛り込まれました。
また建設地が甲府市小瀬町に決まった新たな総合球技場については、具体的な設計に入る前の基本計画の策定費としておよそ1990万円を計上しました。
(中略)
後藤知事は、14日の会見で、「リニア環境未来都市の実現に向けて、駅周辺の基本計画を進めるなど、全般に現在進んでいる事業をバックアップしさらに推し進めるために今回の予算を計上した」と説明しました。
この補正予算案は、今月21日に開会する9月の定例県議会に提出されます。
山梨県は、10年後(2027年)に開業予定のリニア中央新幹線の駅周辺の基本計画の策定費用などを盛り込んだ、総額64億円あまりの補正予算案を今月(2017年9月)21日に始まる県議会に提出することになりました。
これは、14日、後藤知事が記者会見を開いて明らかにしたもので補正予算案は一般会計の総額で、64億4500万円あまりとなっています。
このうちリニア中央新幹線の関連事業では、甲府市大津町に建設される駅周辺を整備する基本計画の策定費用として3150万円あまりが盛り込まれました。
また建設地が甲府市小瀬町に決まった新たな総合球技場については、具体的な設計に入る前の基本計画の策定費としておよそ1990万円を計上しました。
(中略)
後藤知事は、14日の会見で、「リニア環境未来都市の実現に向けて、駅周辺の基本計画を進めるなど、全般に現在進んでいる事業をバックアップしさらに推し進めるために今回の予算を計上した」と説明しました。
この補正予算案は、今月21日に開会する9月の定例県議会に提出されます。
【参照】
◇ 山梨県知事記者会見 9月14日の内容が確認できましたので、以下に記録しました。
◇ 知事記者会見(平成29年9月14日木曜日)(更新日:2017年9月15日)
平成29年9月定例県議会提出予定案件について
平成29_2017年9月定例県議会に提出いたします案件につきまして、ご説明申し上げたいと思います。9月定例県議会は、9月21日に招集することといたしまして、本日、招集告示を行ったところでございます。提出案件は、条例案4件、予算案3件、その他の議決案件2件、認定案件2件、報告事項29件、提出事項2件の予定でございます。
次に、条例案につきまして、ご説明いたします。本県の観光の振興を図りつつ、山岳における登山の安全を確保するため、県や登山者の責務、登山に係る届出の手続き等を定めます「山梨県登山の安全の確保に関する条例制定の件」などを提出することといたしました。
次に、平成29年度9月補正予算につきまして、ご説明申し上げます。一般会計の補正予算の規模は、64億4,521万4千円でございます。これを既定予算と合わせますと、4,685億4,836万円となります。また、特別会計は、流域下水道事業特別会計で、4億1,908万7千円を計上し、恩賜県有財産特別会計では、繰越明許費を設定しております。
リニア中央新幹線が10年後に開業を控えています。リニア中央新幹線の開通を見据えてまちを拓く、リニア環境未来都市の駅周辺の基本計画、並びに、南アルプスのトンネル工事を実施しておりますけれども、橋りょうの耐荷補強、そして性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センターの事業ということで来年度の4月から開設を目指す、さらには峡南3高の統合に関する予算を計上させてもらいました。そういう意味では、「明日を拓く」という部分で、今回の9月補正予算は今までの事業を新しくバックアップする、そのような内容で対応しております。
平成29年9月定例県議会提出予定案件について
平成29_2017年9月定例県議会に提出いたします案件につきまして、ご説明申し上げたいと思います。9月定例県議会は、9月21日に招集することといたしまして、本日、招集告示を行ったところでございます。提出案件は、条例案4件、予算案3件、その他の議決案件2件、認定案件2件、報告事項29件、提出事項2件の予定でございます。
次に、条例案につきまして、ご説明いたします。本県の観光の振興を図りつつ、山岳における登山の安全を確保するため、県や登山者の責務、登山に係る届出の手続き等を定めます「山梨県登山の安全の確保に関する条例制定の件」などを提出することといたしました。
次に、平成29年度9月補正予算につきまして、ご説明申し上げます。一般会計の補正予算の規模は、64億4,521万4千円でございます。これを既定予算と合わせますと、4,685億4,836万円となります。また、特別会計は、流域下水道事業特別会計で、4億1,908万7千円を計上し、恩賜県有財産特別会計では、繰越明許費を設定しております。
内容といたしましては、主なものとしまして、
総合球技場の基本計画の策定に要する経費。
「リニア環境未来都市」整備方針に基づく、駅周辺の基本計画の策定に要する経費。
平成30年度中に分娩取扱を再開いたします都留市立病院の設備整備への助成に要する経費。
性犯罪・性暴力被害者に対する総合的な支援を行うワンストップ支援センターの設置に向けた取り組みに要する経費。
登山の安全を確保するため、安全対策の体制整備や登山者に対する啓発事業に要する経費でございます。
以上が、主な提出案件でございます。
記者 補正予算の目玉の政策はどの辺りなのか伺いたいのですが。
知事リニア中央新幹線が10年後に開業を控えています。リニア中央新幹線の開通を見据えてまちを拓く、リニア環境未来都市の駅周辺の基本計画、並びに、南アルプスのトンネル工事を実施しておりますけれども、橋りょうの耐荷補強、そして性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センターの事業ということで来年度の4月から開設を目指す、さらには峡南3高の統合に関する予算を計上させてもらいました。そういう意味では、「明日を拓く」という部分で、今回の9月補正予算は今までの事業を新しくバックアップする、そのような内容で対応しております。
リニア中央新幹線の南アルプス・トンネル山梨工区に関係する「橋りょうの耐荷補強」の予算について言及されていました。この件は別に調べて 2017年09月16日記事 リニア工事発生土運搬の為に山梨県道南アルプス公園線の6橋で補強工事 で記録しています。
今回の知事記者会見で予算案は資料としてアップロードされていませんでしたが、NHKが報じたよう報道陣には配付されたはずです。9月県議会が開会するまでに県庁サイトの何処かに掲載されると思います。県民が具体的なソースを確認しながら議会審議の内容を理解できるようになると思います。
◇ 山梨県議会
2017年9月定例会は9月21日(木)から10月5日(木)までの15日間 |
議員質問は9月26日〜29日