大鹿村工事による発生土についてはJR東海サイトで、長野県・発生土置き場の環境保全の計画 が該当項目です。ここに 「大鹿村内発生土仮置き場における環境保全について 平成28_2016年10月」(PDFファイル 3,234 KB) が公開されています。ファイルは作成日 2016年10月24日 更新日 2017年1月19日。
大鹿村からは リニア新幹線情報 でリニア対策委員会報告などが公開されています。このページで、「リニア工事前の環境モニタリング調査結果の報告について」 見出し記事の本文は 「発生土仮置き場A(除山非常口横)の発生土搬入前の地下水質調査について」(平成29_2017年7月28日 PDFファイル 963 KB)です。特に問題無しの内容ですが、情報共有について大鹿村行政のスタンスが明確に記されていますので以下に記録しておきます。
沿線各地行政サイトでこのようなページを未だ見たことがなく、このページを初めて知った時には地域工事開始を承認したのは大鹿村行政の苦渋の決断だったことを理解しました。このページに以下の記載があります・・・「小渋川非常口仮設備工事・トンネル掘削工事(昼夜工事)」の項目です。
そのような方々に苦渋の決断をさせないような政治体制を確立することは全ての国民一人一人のなすべきこと。
※村では調査結果について、リニア連絡協議会委員及び釜沢自治会の皆様へ文書送付するほか、村ホームページ、ケーブルテレビ文字放送、8 月に全戸配布するリニア情報で住民の皆様へお知らせする予定です。
大鹿村からは リニア中央新幹線に関する村内の工事・交通状況等についてお知らせします。(平成29年9月6日現在 を2017年9月15日に確認しました)沿線各地行政サイトでこのようなページを未だ見たことがなく、このページを初めて知った時には地域工事開始を承認したのは大鹿村行政の苦渋の決断だったことを理解しました。このページに以下の記載があります・・・「小渋川非常口仮設備工事・トンネル掘削工事(昼夜工事)」の項目です。
・9月13日(水) 20時頃 夜間発破掘削開始
※13日以外の発破時間は、地質状況や騒音振動測定結果を確認しながら決めるため事前のお知らせは致しませんが、ご理解をお願いいたします。
※当分の間、発破の15分前からヤード周辺にて、発破を開始する旨を放送でアナウンスします。加えて、1分前、10秒前にはサイレンを鳴らします。
住民目線で仕事を続ける公務員がここには確かにおられる。そして大鹿村行政がリニア新幹線事業について、ここまで情報共有に至ったのは長年にわたり村議会で諄々とリニア事業の問題について説き続けてこられた議員さん達がおられたこと、それを理解し対応できる公務員、村行政であったのだと私は思います。※13日以外の発破時間は、地質状況や騒音振動測定結果を確認しながら決めるため事前のお知らせは致しませんが、ご理解をお願いいたします。
※当分の間、発破の15分前からヤード周辺にて、発破を開始する旨を放送でアナウンスします。加えて、1分前、10秒前にはサイレンを鳴らします。
そのような方々に苦渋の決断をさせないような政治体制を確立することは全ての国民一人一人のなすべきこと。
小渋川非常口工事の発生土がどの仮置き場に運ばれているか私の疑問について、計画地Eであることをコメントでご教示いただきましたので、JR東海の公開資料から引用しておきます。
仮置き場計画地Aが約1万5千立方メートル、Bが5万5千に対して、Eは15万立方メートルです。そして要対策土仮置き場が計画されています。要対策土の現況は逐次大鹿村、長野県庁に報告が届いているものと思います。
仮置き場Eはリニア変電所の建設用地であり、その事業は送電線新設とも同期する事案となるでしょう。要対策土処理を含めて正規の発生土処分地に搬出するタイミングが問題になると思えます。それら全てを地域の人々と情報共有して進行させる事が事業者と行政の責務です。
「発生土置き場の環境保全の計画」2016年10月資料によると以下の通りです・・・
発生土仮置き場計画地E
・面積:約 20,000 ㎡
・容量:約 150,000 ㎥
・最大盛土高:約 15 m
・工事完了後の利用計画:仮置き場のため、土砂搬出ののち、土地造成を行い変電施設を設置


・面積:約 20,000 ㎡
・容量:約 150,000 ㎥
・最大盛土高:約 15 m
・工事完了後の利用計画:仮置き場のため、土砂搬出ののち、土地造成を行い変電施設を設置

◇ リニア長野工区 大鹿で夜間の発破始まる(信濃毎日新聞 2017年9月14日)
JR東海は(2017年9月)13日、下伊那郡大鹿村で掘削を進めているリニア中央新幹線の南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)で、夜間の発破作業を始めた。
この日は日中に2回、午後8時に1回実施。同社は8月29日からリニア本体工事としては県内では初めて火薬による日中の発破作業に入っていた。
夜間の発破が始まったのは同工区の作業用トンネル坑口の一つ「小渋川非常口」。同社によると、非常口から本坑までをつなぐ作業用トンネル(約1・1キロ)は、初めて発破した29日時点で約30メートル、今月13日時点で約50メートルまで掘り進んでいる。8月29日に1度発破して以降は、固い地層ともろい地層が交互に続いたため、再びバックホーなどを用いた機械掘削を行っていたという。
今後の発破回数は日中と夜間合わせて1日最大3回としている。同社によると、この日までに住民から発破作業に関する苦情は寄せられていない。
JR東海は(2017年9月)13日、下伊那郡大鹿村で掘削を進めているリニア中央新幹線の南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)で、夜間の発破作業を始めた。
この日は日中に2回、午後8時に1回実施。同社は8月29日からリニア本体工事としては県内では初めて火薬による日中の発破作業に入っていた。
夜間の発破が始まったのは同工区の作業用トンネル坑口の一つ「小渋川非常口」。同社によると、非常口から本坑までをつなぐ作業用トンネル(約1・1キロ)は、初めて発破した29日時点で約30メートル、今月13日時点で約50メートルまで掘り進んでいる。8月29日に1度発破して以降は、固い地層ともろい地層が交互に続いたため、再びバックホーなどを用いた機械掘削を行っていたという。
今後の発破回数は日中と夜間合わせて1日最大3回としている。同社によると、この日までに住民から発破作業に関する苦情は寄せられていない。