工事着工前に「中央新幹線坂下非常口新設工事における環境保全について」と同様な情報が発出され工事説明会が開催されます。
西尾(さいお)工区には本線山岳トンネルと非常口(斜坑)、本線との連絡坑で繋がる保守基地があります。2014年11月27日に春日井市民会館で開催された説明会でこれらの資料が配付されています。この時以後に変更された内容を含めた工事説明会になります。
尚、保守基地用地に関する情報は春日井市サイトからはすぐに確認できませんでしたので後日にします。
中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)工事の契約について
○工事の留意点
・ 本工事は、春日井市西尾町付近を施工区域とし、主に美濃帯堆積岩類及び領家帯花崗岩類の地層におけるトンネル工事であり、最大断面積が 300 ㎡ 以上の区間を含んでおり、高度な施工技術を必要とします。
・ 関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9年法律第81号)に基づく「中央新幹線 (東京都・名古屋市間)環境影響評価書【愛知県】(東海旅客鉄道株式会社平成26年8月29日公告)」を踏まえ、環境の保全に十分配慮して実施する工事です。
工事名 中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区) 請負業者 中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)工事共同企業体 (大成建設株式会社・日本国土開発株式会社・ジェイアール東海建設株式会社) 工事場所 愛知県春日井市西尾町 工事区分 土木 工事概要 トンネル工事 契約締結日 平成29_2017年9月5日 工 期 契約締結の翌日から平成36_2024年9月30日

・ 本工事は、春日井市西尾町付近を施工区域とし、主に美濃帯堆積岩類及び領家帯花崗岩類の地層におけるトンネル工事であり、最大断面積が 300 ㎡ 以上の区間を含んでおり、高度な施工技術を必要とします。
・ 関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9年法律第81号)に基づく「中央新幹線 (東京都・名古屋市間)環境影響評価書【愛知県】(東海旅客鉄道株式会社平成26年8月29日公告)」を踏まえ、環境の保全に十分配慮して実施する工事です。
この工事は平成29_2017年2月28日に 建設工事(公募競争見積方式)の発注予定 で告知されたものです。この時点で公開されたのは「工事のあらまし」と「契約手続きについて」の2本のPDFファイルでしたが、前者は上記の画像と内容は同じです。後者から一部を引用しておきます。見積書提出期限から2か月を経過して請負業者決定が広報されたことになります。
(4)工事内容 トンネル工事 (本線トンネル、非常口(斜坑)、保守基地連絡坑等を含む。) (6)留 意 点 【内容は「工事の留意点」と同じです】 【手続き日程から】 (2)競争参加説明書等の交付期間、場所及び方法 @交付期間 平成29年2月28日(火)から平成29年5月29日(月)まで (3)競争参加資格確認申請書等の提出期限 平成29年5月29日(月)まで (4)見積書の提出日時 平成29年7月31日(月)13時30分
◇ リニアの第一中京圏トンネル、一部で工事契約 JR東海(日本経済新聞 2017/9/5 21:20)
JR東海の柘植康英社長は5日の定例記者会見で、2027年開業を見込むリニア中央新幹線が走る第一中京圏トンネルの一部工区(西尾工区)について、工事契約を同日結んだと発表した。受注したのは大成建設を代表とする共同企業体で、工期は2024年9月末まで。
同トンネルは全長が約34キロメートルで、愛知県から岐阜県にまたがる。うち今回契約したのは、愛知県春日井市の約5キロメートル。同区間は、リニアを実際に走る軌道から保守基地に分岐させる装置を置くため、トンネルの最大断面積が300平方メートル以上になる。柘植社長は「高度な施工技術が必要」としている。
JR東海の柘植康英社長は5日の定例記者会見で、2027年開業を見込むリニア中央新幹線が走る第一中京圏トンネルの一部工区(西尾工区)について、工事契約を同日結んだと発表した。受注したのは大成建設を代表とする共同企業体で、工期は2024年9月末まで。
同トンネルは全長が約34キロメートルで、愛知県から岐阜県にまたがる。うち今回契約したのは、愛知県春日井市の約5キロメートル。同区間は、リニアを実際に走る軌道から保守基地に分岐させる装置を置くため、トンネルの最大断面積が300平方メートル以上になる。柘植社長は「高度な施工技術が必要」としている。
◇ JR東海/リニア新幹線・第一中京圏トンネル新設西尾工区競争見積もり手続き公告(日刊建設工業新聞 2017年3月1日)
JR東海は2月28日、リニア中央新幹線の建設プロジェクトで、「中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)」の施工者を決める公募競争見積もり方式の手続きを開始した。愛知と岐阜の県境をまたぐ「第一中京圏トンネル」(延長約34・2キロ)の一部区間と非常口などを建設する。同トンネル関連の初弾工事で、リニア新幹線本線のトンネル区間では東京・神奈川間に整備する第一首都圏トンネル(同36・9キロ)に次いで2番目に長いトンネルとなる。
契約手続きでは、施工方法などの技術提案や見積もり価格を総合的に評価し、最高評価の企業を選定した後、価格協議などを経て施工者を決定する。参加申請書を5月29日まで、中央新幹線推進本部中央新幹線建設部名古屋建設部契約係で受け付ける。見積書の提出日は7月31日。
参加資格は単体か2〜5者構成のJV。土木一式工事業の総合評定値が単体は1800点以上、JV代表者は1600点以上、JV構成員は1200点以上が条件。単体とJV代表者はNATMによるトンネル掘削工事(掘削断面積150平方メートル以上、内空断面積50平方メートル以上かつ延長1000メートル以上)、JV構成員は同工事(内空断面積50平方メートル以上)を01年度以降に完成させた施工実績が必要。
工事場所は愛知県春日井市西尾町。第一中京圏トンネルの中間部に当たる約4・7キロの本線トンネルのほか、非常口(斜坑)、保守基地連絡坑などの建設工事を行う。施工区域は主に美濃帯堆積岩類や領家帯花こう岩類を有する地山での掘削作業となる。最大断面積300平方メートル以上の区間を含み、高度な施工技術が求められる。
追加予定工事を含めた工期は24年9月30日まで。同トンネルの残る施工区域をいくつの工区に分割して発注するかは、現在検討中。決まり次第、順次発注手続きに入る予定。
【リニア新幹線・第一中京圏トンネル新設西尾工区、競争見積もり手続きを公告(日刊建設工業新聞記事 2017.3.8)】
JR東海は2月28日、リニア中央新幹線の建設プロジェクトで、「中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)」の施工者を決める公募競争見積もり方式の手続きを開始した。愛知と岐阜の県境をまたぐ「第一中京圏トンネル」(延長約34・2キロ)の一部区間と非常口などを建設する。同トンネル関連の初弾工事で、リニア新幹線本線のトンネル区間では東京・神奈川間に整備する第一首都圏トンネル(同36・9キロ)に次いで2番目に長いトンネルとなる。
契約手続きでは、施工方法などの技術提案や見積もり価格を総合的に評価し、最高評価の企業を選定した後、価格協議などを経て施工者を決定する。参加申請書を5月29日まで、中央新幹線推進本部中央新幹線建設部名古屋建設部契約係で受け付ける。見積書の提出日は7月31日。
参加資格は単体か2〜5者構成のJV。土木一式工事業の総合評定値が単体は1800点以上、JV代表者は1600点以上、JV構成員は1200点以上が条件。単体とJV代表者はNATMによるトンネル掘削工事(掘削断面積150平方メートル以上、内空断面積50平方メートル以上かつ延長1000メートル以上)、JV構成員は同工事(内空断面積50平方メートル以上)を01年度以降に完成させた施工実績が必要。
工事場所は愛知県春日井市西尾町。第一中京圏トンネルの中間部に当たる約4・7キロの本線トンネルのほか、非常口(斜坑)、保守基地連絡坑などの建設工事を行う。施工区域は主に美濃帯堆積岩類や領家帯花こう岩類を有する地山での掘削作業となる。最大断面積300平方メートル以上の区間を含み、高度な施工技術が求められる。
追加予定工事を含めた工期は24年9月30日まで。同トンネルの残る施工区域をいくつの工区に分割して発注するかは、現在検討中。決まり次第、順次発注手続きに入る予定。
【リニア新幹線・第一中京圏トンネル新設西尾工区、競争見積もり手続きを公告(日刊建設工業新聞記事 2017.3.8)】