2017年10月02日

第1回リニア停車駅サミット@相模原市 10月14日

相模原市「広報さがみはら」の2017年10月号で知りました。
公益社団法人相模原青年会議所が10月合同例会の一環として開催する「相模原創生フォーラム」です。
相模原創生フォーラム
相模原青年会議所のページに「第1部 第1回リニアジュニアサミット」と「第2部 第1回リニア停車駅サミット」それぞれの広報ページがありますから委細は略します。小田急線の相模大野駅が会場の至近です。
「第1回リニア停車駅サミット」についてメッセージを引用しておきます・・・
リニア停車駅の地域代表者が10年先の地域経済を切り拓く!世界初のリニアサミット開幕!!
現在、相模原市ではリニア中央新幹線新駅設置をはじめとする、大規模な国家プロジェクトが進行しております。リニア実現があと10年と迫ったこの節目の年、相模原市のポテンシャルを最大限に生かす時であると確信し、リニア事業がもたらす地域経の未来を市民や国民に示していく必要があります。 そこで、リニア停車駅サミットを「相模原の10年後の未来」をテーマに開催し、相模原市長をはじめとするリニア停車駅の代表者やリニア事業に関するまちづくりを行う方々や、10年後に20歳になる小学生を集めたサミットを行い、多角的な視点から相模原経済の未来に希望を持ってもらうような事業を構築して参ります。

以前にも書きましたがリニア中央新幹線は愛知・名古屋の活性化を目的とする事業として名古屋〜東京の短時間直結を目指しているものだと思っています。当初中間駅は地元負担とされたのも、もともと中間駅は無いのが望ましい事業だったからでしょう。
私は ターミナル駅と同等の停車本数確保を求める神奈川県期成同盟会の決議(2015年08月23日)という記事を書いたことがあります。
相模原青年会議所が沿線中間駅地域の代表も交える「リニア停車駅サミット」を計画した理由として、もともと不要な中間駅の停車本数が少ない予想、その対策の話合いも含まれているかどうかは分かりません。
2017年08月10日の記事ですが、相模原市でリニア車両基地回送ルートの旅客線化を要望する市民協議会発足、報道から知ったので記録して感想を書きました。リニア中央新幹線事業の実相をどこまで理解されておられるのか疑問を感じました。

リニア新幹線が無くても可能な地域活性化計画はこれまでも各地で行なわれてきたはずです。その成否は何を理由としたのか、不成功だった原因を乗り越えることはリニア新幹線が無くては出来ないのか。街づくりをテーマとして甲府市などを見て来た私としては、この点の考察が曖昧なままでは例えリニア新幹線が開通しても、それを活用した地域活性化には至らないと考えています。

相模原市には 相模原市広域交流拠点 未来を拓く さがみはら新都心 のホームページがあります。相模原市は2010年4月1日に政令指定都市になりました。自治体として公共事業を進める上で有利な点も多いと思います。それが神奈川県や国土交通省から降りて来るものであっても道路や鉄道なら、その事業が地域の人々の生活を崩すのをできるだけ回避し地域発展に結びつく計画にしていく事も、地域事情に精通した自治体の力で可能だと思います。
リニア中央新幹線事業は技術的制約もあり、沿線自治体は受入れるしか無い完全天下り事業という点が最大の難点、難関です。これまで地域が営々と構築して来た「未来を拓く」為の計画すら変えねばならないかも知れません。相模原市広域交流拠点計画の成行きに注意していきたいと思います。

リニア中央新幹線事業計画に関する審議を国会がしなかった、あるいはそれが出来なかった、その事がリニア事業の地域の人々に及ぼす影響を道路や鉄道事業とは異なる様相で酷いものにしていると私は考えています。山梨県では法令に従って処理するとしか議会答弁ができない有り様です(※1)。誰が責任をとれるのか、それは私には未だ分かりません。「ストップ・リニア!訴訟」の成行きに注意しているだけです。

※注1・山梨県議会平成29年9月議会で2017年9月29日本会議、小越智子議員質疑応答の会議録、あるいは県議会インターネット中継・録画中継を参照

posted by ict工夫 at 23:00| 地域活性化